前回、雨乞岳を落として見事に鈴鹿セブン完全制覇を達成した男。
今回はそんな鈴鹿セブン完全制覇への道のりを、長編カテゴリに入れるためのおまとめページです。
全編を通して、鈴鹿セブンの7つの山をキン肉マンの「7人の悪魔超人」に例えて戦った記録。
読者からは「登山記録なのかキン肉マン記録なのかよくわからない」という賛否両論入り乱れる問題作。
しかし僕にとっては「脱登山初心者」を目指した重要な戦いの日々でした。
回を重ねる毎に激しさが増し、その中で二度の遭難と二度の惨敗撤退も記録した。
今となっては懐かしい戦いの日々だが、この7人の悪魔超人たちは間違いなく僕の成長を支えてくれたと感謝している。
それではそんな激戦の日々を振り返って行こう。
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「01.入道ヶ岳〜ステカセキング戦」
(参考記事)
「鈴鹿セブン一発目〜入道ヶ岳〜」
そもそもここで入道ヶ岳をステカセキングに例えてしまった事から、その後にキン肉マンシリーズに突入して行く事になった。
文章も非常に拙いもので、今では考えられないくらいアッサリしている。
そしてこの時から本格的にりんたろくんをヘビーな山に連れて行くようになった。
この時はまだりんたろくんも小さくて軽かったな。
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「02.竜ヶ岳〜アトランティス戦」
(参考記事)
「鈴鹿セブン二発目〜竜ヶ岳〜前編」
「鈴鹿セブン二発目〜竜ヶ岳〜後編」
この頃はまだチーム・マサカズは結成されておらず、もっぱら登山パートナーはビビるSだった。
そしてこの2発目の竜ヶ岳が、今思えば鈴鹿セブンの中で単純に一番楽しい山だった気がする。
当時は天候にも恵まれ、まだまだマゾの黎明期だ。
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「03.釈迦ヶ岳〜ブラックホール戦」
(参考記事)
「鈴鹿セブン三発目〜釈迦ヶ岳〜前編」
「鈴鹿セブン三発目〜釈迦ヶ岳〜後編」
このあたりから徐々にこの男の雲行きが怪しくなって来ている。
今ではお馴染みとなった「事前のマゾ仕込み」もしっかりやっているし、ゲリや切れ痔やオナラなどの汚れワードが飛び出し始めたのもこの頃か。
そして何と言っても「素晴らしい紅葉に浮かれる」からの「遭難」も見逃せない。
今後の悪魔超人たちとの悲惨な展開を予感させる戦いだった。
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「04.藤原岳〜ミスターカーメン戦」
(参考記事)
「鈴鹿セブン四発目〜藤原岳〜前編」
「鈴鹿セブン四発目〜藤原岳〜後編」
ここに来て本領発揮のマゾが始まっている。
モクモクさんの登場を合図に、いつものようについにやらかして本気の遭難。
たまたま出会った他人まで巻込んでのヘロヘロ脱出劇だった。
これ以来僕はハンディGPS導入を考え出し、さらに登山を勉強して行くきっかけとなった戦いだ。
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「05.御在所岳〜スプリングマン戦」
(参考記事)
「さよならウルフマン〜御在所岳〜」
「鈴鹿セブン五発目〜御在所岳〜前編」
「鈴鹿セブン五発目〜御在所岳〜後編」
この時、吹雪の中でポッキリと心を折られてついにこのシリーズ初めての惨敗撤退。
ウルフマンが粉々に砕け散って正義超人に初の犠牲者が出、負け犬の遠吠えが止まらない涙の戦いだった。
しかしアメリカからの援軍を味方に付けて再びリベンジマッチのリングへ。
前半は試合を優勢に進めて勝ったかと思った時、凍傷を取るかラーメンを取るかの伝説の戦い「味噌バターコーンラーメンの戦い」へと突入。
この戦いでは、今後の雪山登山に対する様々な勉強をさせてもらうこととなった。
一方で雪山登山の魅力も堪能し、やはりこの時の戦いも今の僕の糧となっている。
※ちなみにこの時は鎌ヶ岳がバッファローマンという設定になってますが、後に作者の都合でザ・魔雲天に変更されます。このあたりの豪快な設定変更もゆでたまご先生譲りでございます。
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「06.鎌ヶ岳〜ザ・魔雲天戦」
(参考記事)
「鈴鹿セブン六発目〜鎌ヶ岳〜前編」
「鈴鹿セブン六発目〜鎌ヶ岳〜後編」
ここに来てついにチーム・マサカズの援軍登場。
彼らは僕の盾となって魔雲天の攻撃を一身に受け、矢作Cはカメラを壊し、アゴ割れMはガレ場の彼方に消えて行く。
しかし後半戦になるにつれ、徐々に魔雲天の地味な攻撃が僕を襲った。
とにかくこの戦い以降、僕は「ガレ場」と「アブ」という言葉にに敏感になった。
全体を通して、非常に酷い戦いとして鈴鹿セブン史に刻まれている。
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「07.雨乞岳〜バッファローマン戦」
(参考記事)
「決戦前夜〜1000万vs13万の前哨戦〜」
「さよならウォーズマン〜雨乞岳前編〜」
「さよならウォーズマン〜雨乞岳後編〜」
「鈴鹿セブン最終決戦〜雨乞岳リベンジ〜」
ついに最終決戦。
しかしまたしても正義超人に犠牲者が出て、今シリーズで最も無惨な敗戦となった。
最強の悪魔超人バッファローマンは、リングに上がる事すら許さないほどの強烈な先制攻撃を繰り返す。
しかし苦難の末になんとかロングホーンの1本はへし折ったが、ウォーズマンはそこで力尽きてしまう。
それから半年後のリベンジマッチ。
再びチーム・マサカズと連携し、初戦以来のりんたろくんを担いでの最終決戦。
やがて仲間同士の絶妙な助け合いプレイで見事にバッファローマンを撃破。
無事にミートくんを取り戻し、長い悪魔超人たちとの戦いに終止符を打った回だった。
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こうして僕は鈴鹿セブン完全制覇を達成。
こうして読み返して行くと、やはり藤原岳あたりからの壮絶な激戦の日々が蘇る。
でもこの長い戦いを通して、僕は随分と登山のレベルを上げるきっかけとなった回が多い。
そしてこの長い期間の間で、チーム・マサカズ含めて多くの登山仲間も手に入れた。
最初はキン肉マンとミートくんしかいなかったのに、今では多くの変態正義M超人が僕をサポートしてくれている。
実にありがたい事だ。
さあ、これで一応脱登山初心者としての条件をクリアした。
これからまた新たな戦いに向けて日々研鑽を積まねばならない。
僕はこれよりプリンス・カメハメの門を叩きます。
48の殺人的マゾ技を見につけ、さらなる変態の高みへ。
王位を継承するその時まで。
まだまだ戦いは始まったばかりだ。
鈴鹿セブン完全制覇〜7人の悪魔超人編〜
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MATATABI BASE
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