去年、長年の夢を叶えるべくテスト開催をした川の学校「カンムギ冒険教室」。
今年は準備に準備を重ね、「子どもゆめ基金」からの助成、「山県市教育委員会」からの後援、「小規模事業者補助金」で遊び道具も強化!
地味な事務作業があまりにも大変で白髪が800本ほど増量したが、それもこれも今年の本格展開のため。
さあ、2020年!気合入れて川ガキたちを大量育成するぞ!
と、思った矢先、まさかの強敵「新型コロナ野郎」のせいで開催すらできない危機に陥るという「新型まさか」に見舞われてしまったのである。
まさかは毎度のことだが、流石に今年のはあまりにもダメージがデカかった。
そんな中でも、なんとか可能性を探り続け、越境のない「山県市の小学生限定」という形で2回だけ開催するという道を作ることができた。
スタッフも県内勢で固めねばならなかったり、現場のコロナ対策にも必要以上に気を配ることになって、白髪はさらに追加で200本の増量である。
7月末に予定してた回も、例の長雨のせいで開催の延期を余儀なくされたりと、踏んだり蹴ったり。
でもそこはユーコンカワイ事前代償奥義「椎間板ヘルニア」&「酷暑時の車のクーラー故障」を炸裂させたおかげもあり、開催した2回は天気にも恵まれて最高の回となった。
さあ、前置きはここまでにして、こっからは写真メインで行かせてもらおう。
コロナ禍でストレスにさらされた子供たちのここは「解放特区」。
彼らのみるみる変わっていく表情から、この2回の教室がどんな様子だったかをご判断していただきたいのである。
1回目 8月9-10日
2回目 8月29-30日
っという感じの2回の川の学校でした!
何回やっても毎回毎回子供たちの個性は違うし、いろんな問題に現場で臨機応変に対応して行く感じ。
今回は1回目にナタで指を切った子、2回目には岩登りの際に滑って膝を怪我してしまった子もいた。
個人的には少々の怪我はとてつもない勉強になるから逆にこういう教室時に体験しておいた方がいいとは思っている。…が、とは言っても運営側としたら果てしなく気が気じゃない…。
コロナ対策も正解もなければ100%の予防も不可能なので、「何かあったら全てが終わりかも…」という恐怖との戦いでもあった。
でも子供たちと一緒で、僕ら運営側も回を重ねながら成長をして行っている。
自発的に物事を考え、真剣に試行錯誤し、そして全力で遊び、失敗や成功体験から次のステップへとつないでいく。
今後もどんな形で続けていけるか分からないが、子供らのあの笑顔を見ると「やってることは何も間違っちゃいない」と確信を持って言える。
これからの時代、川ガキ体験は絶対にその子の人生に本質的な良い効果をもたらすとおじさんは思っております。
来年の川の学校はよりディープに展開していきたい!
公教育の現場に「川ガキ」の授業を入れ込むこと、そして今年できなかった一般向けの川の学校の開催をすること。
持続して行くためにちゃんと事業化も考えていかないと。
それには個人の力にはいい加減限界を感じてます。
また改めてアナウンスするかもだけど、ボランティアスタッフとは別に、僕と一緒にこの活動(カンムギプロジェクト)をやりたいっていう「ガチでマジ」な人も募集していきます。
リアルに事務局とプレイヤーが必要になってきました。
自分の成長のために関係人口的に関わっても良いし、移住や2拠点生活も視野に入れて人生かけて本意気で挑戦してみたいそこのあなた!
働き方も自由になってきたこの時代、いろんな形でこの活動に関われる土壌はできてきてます。
「自分の“真ん中”ってなんだ?」と自問自答してる人は、とりあえず話だけでもって人でもお気軽に連絡ちょうだいね!
さて、また来年に向けてコツコツ準備していきます!
来年またたくさんの子供たちの腹の底からの笑顔のために、まずは腰痛直すところから始めたいと思います!
それでは最後にスタッフのスノージャンキーHさんが作ってくれた動画のリンク貼っておきますね。
ユーコンさん
お疲れ様でした!
いやぁ〜やっぱり川は良いですねぇ
大人の自分でもこんな顔して遊べる自信ありますよ
それはそうと、やっぱスタッフとして参加したかったなぁーとの思いがあります…コロナじゃなければなぁ…
しばらくはこのまま育児に専念になるかと思いますが、鬼嫁化しなければ解放してもらえる時もあると思いますので、その際は参加させてください
よろしくお願いします
大変だったけど当日はほんと楽しかったですよー。かずさんも目一杯遊んで、火係とか頑張ってくれました。ここは大人もいろいろなこと感じて学ぶことができる場だと思ってるしそうして行きたいと思ってる。…ってあたりを奥さんにプレゼンしてもらい、来年はぜひぜひ!
こんにちは
子供たちめっちゃ喜んでますね!
あと、ユーコンさんの報われた感がぱねえっす
影ながらお手伝いにいかせてもらいますのでよろしく
写真がとってもいい感じですが、撮影はデレ山口くんかしら?
ほんとに。事前事後含めてめちゃめちゃ大変だっただけに、この写真見返してあの笑顔見てたら正直目頭熱くなりました。
スタッフさんにもほんと助けられた…ありがたい限りです。
あとはこの事業をなんとか持続させて行くことが使命となってきます。
需要も多いですし、一般向けだけじゃなく市の事業としての可能性もあります。
とにかく早く事務局作っていかないと、自分自身のためにも。
来年はとにかく回数も多くなって人が必要になってきます。
ぜひ夏場は長期滞在で手伝って!
写真はもちろん、山県の篠山紀信と名高いデレ・ヤマグチのものです。
彼も今回の教室中にカメラのレンズをガッツリ水没させて奉納サポートもしてくれました(保険で直したけど)。
皆様に支えられての川の学校であります。
ユーコンさん
お疲れ様でした!
こんなに気持ちのいい文章を読んだのは
いつぶりでしょうか?
島根の高津川で、近所のジジババに
「カッパ」という称号を授かるレベルの
川ガキだった頃の楽しい思い出が
ブワっと蘇りました。
川の匂い、水底から見上げた
どの宝石よりも輝く水面。
どんなゲームよりも夢中になった
魚の手掴み(石の底に手を突っ込んで
引きずり出すパターン)
いい角度で入りすぎて、底の石で
脳天を強打して死にかけた苦い思い出などなど。
30年以上前の記憶にある僕らの笑顔と
ユーコンさんのブログの子供達の笑顔が
まったく一緒で笑っちゃいました。
いつか実際にお会いして、
川遊びトークに花を咲かせたいなー
陰ながら応援しています!!
マイクチェックKさん、コメントありがとうございます!
こんなに嬉しいコメントを読んだのは
いつぶりでしょうか?w
良いですね〜 それこそその時の少年マイクチェックの笑顔の情景が目に浮かびます。
僕自身は子供の頃に川で遊んでおらず、そういう実体験した人がほんと羨ましく思います。
それってほんとキラキラした思い出だし、大人になっても自分を形成する重要な記憶になってますよねきっと。
僕も大人になってから川の楽しさ知ってこの顔で笑ったくちなんで、これはちゃんと次の世代に伝えて行かなきゃって感じです。
だってどう考えても、理屈抜きで楽しんだもの!
教育がどうとかそういうの置いといたとして、それ以上何があるってのさ!って感じです。
是非是非、カンムギにいらして川遊びトークしましょう!(島根遠!)
今後もいろんな切り口でこの川ガキ文化、持続して継承できるように頑張っていきます!