◉日々のツレヅレ

カンムギ日記7-11月〜カンムギ生活&共創プロジェクト&りんころ編〜

7月から現在までの振り返り企画第3弾。

ここまで「村づくり編」「エコツー開発編」「川編」「山編」「動画編」とお送りしてきたけど、色々手を出しすぎていよいよ何やってる人かよくわからない状態ですね。

今回は日常的なほっこり編でございます。もっこりじゃないですよ。

カンムギでのあれやこれやの日常「カンムギ生活編」、カンムギに関わる人たちとの「共創プロジェクト編」、そんでもってちゃんと記録しときたい子供たちの記録「りんころ編」でございます。

それでは今回もサクサクいってみよー。


カンムギ生活

ユーコンハウス誕生

7月から拠点を、今までの葛原というところからさらに山奥の「片狩(カタガリ)」という場所に移動させた。

実はそこには前々から狙っていた空き家があって、そこは神崎川のナイス川原スポットまで徒歩2分という好立地。

ご縁あってようやくそこを借りることができたんだが、なんせ中は前の人の荷物だらけ。

ってことで、お片付けと川遊びをセットにしたイベントを敢行しました。


これが新たなユーコンハウス。ここを川遊び道具満載の基地とする!

この日は大人と子供合わせて総勢20名もの人が集結!

ジャングル状態だった中庭の草が刈り取られていく。ここにファイヤーピット作りたい!

川の学校用のドラム缶風呂も補修。もはや業者の人状態のトコナメサンダーSさん(改名してサンダー足しました)。

信じられるか?徒歩2分でこのランチスポットだぜ。

大人が片付けてる最中、子供たちは川で遊びまくる!もはや川の学校状態。

ミシュラン飛び込み岩ガイドがあれば、星5確定の岩であります。

子供たちが川原で焚き火しておやつを食う。こんな光景をこの場所の日常にしたい。

屋根に子供という昭和感。理屈抜きでなんか好きなんだよこういう光景。

扇風機、畳、そして遊び疲れて寝てしまう子供。これぞ正しい田舎の夏の風景だ。



このユーコンハウス、当初は民泊化させる予定だったが、カンムギ最大の課題「下水通ってない&浄化槽設置が難作業」という問題にぶち当たり、他にも諸事情あって民泊化は断念。

ということでここは着替え場所兼、ツアー客限定の無償宿泊場所兼、事務所兼、宴会場兼、嫁から逃げてくる場所として機能させていこうと思います。


郡上から猪鹿庁のゼンさんたちも子供ら連れてやって来た。

ユーコンハウスから車で5分のところにあるマル秘スポット。ここにも星5の飛び込み岩あり。

川の学校スタッフのノンちゃんも富山からやって来た。林家三平さん(ヒップラインK)もご機嫌でどうもすいませんを披露している。

ノンちゃんが吊るしてってくれた干し柿。一晩で猿に食われました…



カンちゃんムギちゃん登場

そんなユーコンハウスに同居人がやって来ました。

お母さんと子供2人。

もちろんそれは嫁とりんころの2人ではない。

以前ちょろっと書いたけど、ヒップラインKさんのお店に居ついた「チコちゃん」という猫を覚えているだろうか?

実はそのチコちゃんが4匹の子猫を産み、そのうちの2匹をユーコンハウスで引き取ることになったである。


ヒップラインKさんとこで生まれた直後の子猫たち。クッッッソかわいい。

この茶トラ2匹が我が家へ!左がカンちゃん、右がムギちゃん。もちろん由来は神崎川と武儀川である。



長年の夢がついに叶った。

僕は無類の猫派で独身時代はずっと猫飼ってて、そのころの僕は「将来結婚するなら、お相手はとにかく優しくて猫好きの人なら誰でもいい!」と公言していたほど。

しかし蓋を開けてみれば「ドSで猫アレルギーの人」と結婚してしまい、挙句養子先のお義父さんは猫嫌いときた。

以来僕は猫不足&家庭内ストレスが溜まると、カウンセリングに行く感覚で猫カフェに行っていたのである。


それが今や我が家に猫が!でも全然懐いてくれず、常時完璧なソーシャルディスタンスを保たれる。



最初は警戒心が半端なく、とにかく懐いてくれなかった。

隙あらば脱走を試み、ボロ家のため「こんなところに穴があったんかい!」という見落とし穴から床下や屋根裏などに逃げ込むカンムギたち。

気づけば僕のサンダルの中になみなみとオシッコされたりと、早くもなかなかの反抗期。

しかしこんなお姿を拝めるのなら、そんなオシッコくらいいくらでも受け止めてやるのである!


我が眼前に夢の猫丼が。これ見てるだけで酒が進む進む。

「おいおい〜、仕事できないじゃないかよ〜。」というのをSNSで投稿するという夢も叶った!

カンムギハートアタック!ヤヌスの鏡!家庭内ウユニ塩湖!タマランチ会長!



はっきり言ってずっと眺めてしまうから全然仕事にならない。

何気にいまだに懐かれていないんだが(うっとうしいのかな?)、そのツンデレ感がまたたまらない。

恋はいつだって追いかける方が燃えるというもの。

次の夢は「寝ていてうなされると思ったらお腹に猫乗ってた」です。

 

その他のカンムギデイズ

ではユーコンハウス以外のあれやこれやっす。


7月の記録的長雨のせいで神崎川もこの状態。唯一の観光地「円原の伏流水」への道も寸断され、いまだに復旧していない。

多忙すぎるあまりついつい運転中にTwitterの返信。その代償18000円也。いまだに我が精神的ダメージは復旧していない。

その6日後、なぜここで!とう場所で一時停止違反。7000円也。これで点数が免停リーチとなり、伏流水のように涙が止まらない。

神崎よってちょの廃材を川の学校で使う用の薪にする。こういう地道作業が舞台裏にあります。

月一中学の仲間も手伝ってくれた。カンムギは人との繋がりがあるから頑張れる場所だ。

この日はJAさんで特産品を考える会議。なんとかカメムシが特産品にならんもんか…たくさんおるのに…。

超超大手企業vs地元おばあちゃん連合。これも特産品会議。山葵や鮎など、なんとか特産品を作ってこの限界集落を救いたい!

ヒトイキ村内でアイスクリーム販売を目指して頑張る「アイス乞い太鼓Tさん」のアイスを試食。こちらも特産になるといいな。

アイス乞い太鼓Tさんは地元の雨乞い太鼓の名手。僕も初めて練習に参加。※椎間板ヘルニア中

地元の白髭神社で祭礼お手伝い。この神社がまた素朴かつ雰囲気あってすごく好き。アニメの舞台とかになってほしい。

今年はコロナ禍でどこにも行けなかった人が沢山押しかけてBBQして行った。その後には大量のゴミ…。それを片付るヘルニアおじさんがいる事を知って欲しい。

足もみサンバEちゃんが足もみでコツコツ貯めたお金で、地元のおばあちゃんたちとたこ焼きパーティー。家族みたいな時間。

ヒトイキ村ではいろんなエコツアーが行われている。この日は「カッパマニアMさん(民話トーカーMから改名)」の民話ツアー。この地方にはいろんな面白い民話が存在。カッパ伝説もございます。

これは「軟体未婚男」という名の妖怪で、夜な夜なお嫁さんを探して神崎を徘徊している。誰か早く彼に嫁さんを。

カキシブKさんとこの「柿BUSHI」にて柿渋染め体験。抗菌効果が高く、柿渋染めマスクはとても重宝する。古くは漁具にも多く使われた。

毎度センスがなくて凹む。舟伏山と円原・神崎川、そこにヒトイキと書いて点でカメムシを散りばめました。

Phin and Beanにて酔った勢いでジョジョ3部のダービー戦を再現。超盛り上がるぜこれ。いつか地元のおばあちゃんたちと対戦したい。



ヒトイキ村 最奥の地「仲越」へ

僕らのメインの活動場所は「神崎」という場所。

そこでもかなりの田舎でいわゆる限界集落ってやつなんだが、そっからさらに車で20分ほど奥に行ったところに、ヒトイキ村最奥の地「仲越(なかごし)」という集落がある。

ほぼ廃村状態なんだが、夏期の間だけ何人か街から戻って暮らしていたりする。

昔の状態がリアルにそのまま残っている集落で、はっきり言って僕の大好物な場所なのである。

そこに行くまでの山道は、夜行くともはや「ナイトサファリ状態」で、この日も珍しい白い狸だったり、貂や狐などワンサカ出てきた。

集落の手前では、道案内の鹿が現れるという、もはや日本昔話状態である。

この「カタツノ」、集落の人も「ああ、あいつか」と認識していて、鹿も村人のようにその個体が認識されてるのが面白い。


カタツノが去り際に落とした石がデレ・ヤマグチの車にスペシャルヒット!仲越流のウェルカムサービス。

お呼ばれして宴会へ参戦。囲炉裏囲んで素敵すぎる地元のおっちゃんたちと釣りや漁の話で盛り上がる。

ヘビ焼いたやつとか、クマンバチ焼酎やら出て来て、なんかもう僕にとってはファンタジーな世界。



正直ここにこうして飲みに来るだけでツアーとして成り立つと思う(ナイトサファリ&カタツノナビゲーション付き)。

ここのおっちゃんたちは釣りの達人ばっかなので、来年は積極的にここに遊びに来ようと思っている。

集落内の空き家も紹介してもらったから、いつかここでも泊まれるようにして「辺境古民家ベース・仲腰」を作りたい!

ちなみになんかナゼソコって番組の取材も入ったらしいんで、そのうち放送したらチェックしてみてね。

共創プロジェクト

神崎川の美しさが好き、そこに暮らす人々が好き、などの理由で様々な人が訪れるヒトイキ村。

ちょっと観光で来る人もいれば、僕のようにどっぷりハマっていろんなことをやり始める人も増えてきた。

僕らがコワーキングスペースを作るのも、そういう人たちがどんどん集まってコラボして面白いことを共創して行ってくれることが狙いなのだ。(じゃなきゃこんな儲からないものをここまで頑張って作らない)

現時点でいろんなプロジェクトが動き出してるが、僕もちょいちょい絡んでる共創プロジェクトをいくつか紹介しますね。

カワノリ復活プロジェクト

川で「海苔」が採れるって知ってました?

実は全国的にみても川苔(カワノリ)が採れる場所ってすごく少なくて、超清流な上にいろんな条件を満たしてないといけないんです。

その条件を満たしている場所がヒトイキ村には存在する。

でもここ数年の環境の変化で、その貴重な川苔は実は虫の息だったりするんです。

そこで、川苔の研究を趣味で(!)やってる人がいて、その人が以前からデレ・ヤマグチと共に養殖化を目指していろんな実験を行っているのであります。


これが川苔。香りや味はほとんどないが、独特のコリコリとした食感。かつて天皇にも献上された超高級品。

ひたすらコンクリをなでなでしてるのが、川苔が趣味というカワノリッチョルEさん。知らない人が見たらやばい子に見えてしまうが、これは川苔の菌を定着させてるのです。

他の繁殖力の強い苔を取り除き、そこに菌を擦り込んで行く。地味で地道な作業の果てに川苔さんは出てきてくれるんです。

サンプル採取した川苔を使った料理をおんせぇよぉ〜のおばあちゃんたちと試食。なんとか養殖に成功して特産品としたい!

かつて京都の和菓子屋で働いていたカワノリッチョルEさんによる和菓子の試作。コリコリの食感が超絶に合う!マジでうまい。

円原川の清流の中に川苔が浮かんでるイメージ。目指せ!楽天お取り寄せスイーツランキング1位!そして皇室献上!



カワノリッチョルEさんはただの川苔マニアではなく、実はすごい人でれっきとした大学の講師さん。

コロナ禍で授業がほぼオンラインとなったので、水音とかでオンライン授業しつつ、川苔研究したり僕らの活動のお手伝いをしてくれている(川の研究家でもある)。

こうした新時代の働き方や生き方ができるのもヒトイキ村の魅力やね。

 

アウトドア×書道プロジェクト

いろんな人が集まってくるヒトイキ村だが、中には「女流書道家」もいたりする。

川苔博士だの書道家だの、集まってくる人の一芸感がいよいよ麦わらの一味みたいになってきたね。

彼女は「神崎の自然×カラー書道」という感性爆発系のイベントを行っており、すでに何度か神崎で実験開催もしている。

ヒトイキ村はアートとの相性もいいのだ。

その中で僕の「テントサウナ」とカラー書道というまさかのコラボも実現しました。


時折出てくる僕の「神崎川笠」は、特別に彼女に書いてもらったもの。

超カッコいい。これかぶると地元愛が爆発する。川原でこれかぶってゴミ掃除してる人いたらそれは僕です。

午前はテントサウナで心身をととのえまくり…

明鏡止水の心持ちで感性を研ぎ澄ませ…

テイクアウト弁当がスタートしたおんせぇよぉ〜のお弁当を喰らい…

やがて僕は転生して魔法少女になったのでありました。YES!メルヘン!

…じゃなくて、こんな感じでお互いの体にカラーペイント塗りたくって好きな文字を書いていくのだ。いつもは子供用イベントだが、大人も全力で走り回ってやるとかなりの「開放感」を味わえる。

脳天割られて緑の血を流してるっぽい人が書道家のアグネスYチャン。僕は彼女の肩に「肩」って書いてあげました。



その場のノリで、その場だけのアートと解放を味わえる。

デレ・ヤマグチも見事なゾンビに仕上がった。

でも個人的に気に入ってるのは下のカメクロKさんの一枚。

「演歌歌手の重鎮的な雰囲気を醸し出しながら無駄にカラフル」というシュールさが個人的にはツボでした。

すっかり感性が刺激されて変なものを作ってしまった。

こういう余計なことばっかやってるからいつまでも忙しいんだな…。

アグネスYチャンも、水音や神崎よってちょで書道教室や書道合宿をやっていたりする。

いよいよ色んな面白い人たちが集まる村になってきたね。

 

カンムギ×キッズプロジェクト始動

キッズプロジェクトさんは、「難しいコトをカンタンに、おもしろいモノをもっとおもしろく」を理念としていて、デジタル・アナログを問わず子供たちに「エデュテインメント(楽しく学ぶ)」体験を提供している面白い会社。

教育系に取り組みながらも、母体がゲーム会社なだけに柔軟かつエンタメ性が高く、子どもたちが楽しみながら自分の可能性に気づき、自信を持てる環境づくりを進めている。

そんなキッズプロジェクトさんと、僕の「これからの時代に大切なプログラミング的な思考は、パソコンを使わなくても川や山のアウトドアの世界で体験できる!」という思いが合致し、この度僕が岐阜の地域プロデューサーに就任することとなりました。


社長の「波乱バンジョーKさん」は元軟式テニスの代表選手で、波乱万丈の人生の末に子供教育に行き着いた。テントサウナの中で楽しい事ととのい中。



具体的に何を企んでるかはまだヒ・ミ・ツ。

教育という比較的お堅いイメージの世界に、ゲーム世界のエンタメ性と、アウトドア世界の総合性がどんな面白いエデュテインメントを作っていけるか?

いい大人たちが子供みたいな顔で、ああだこうだとワクワクしながら色々企んでおりますよ。

りんころ

時間が空いたらできるだけ子供らといるようにしてるけど、こんな日々だもんでなかなか遊んであげれないのが切ない…。

コロナ禍で人が多いところにはなかなか連れ出せんし、かといって今の小学校って猛烈に子供の自由を奪ってるから不憫で不憫で。

てことでとりあえず、空いた時間でなんとか色々連れ出しましたよ。

海へ

毎度言ってるが、海なし県民の子供らは切ないことに「海が好き」と言う。

で、せっかくなら普通の海に行ってもつまらんので、お父さんチョイスで「無人島キャンプ」に挑戦。

どうせキャンプ場とか行っても人ぎゅうぎゅうだし、どうせなら密の要素ゼロで静かなキャンプがしたかったのだ。


たまたまネットで見つけた和歌山県の地ノ島へ。船で運んでくれる。島にあるのはトイレだけ。

早速基地を設置するが、例の如くスーパー暴風。他の人のタープが空を舞いまくってた。全然楽しくない。

無人島と言っても目の前は陸で工業地帯。りんたろは「なんか思ってたのと違う…」とテンション低め。

釣り開始1分で糸がぐちゃぐちゃに。そっから30分糸と格闘し、やがてキレてやめた。釣りの楽しさがわからない。

風が舞う中、ジャリジャリの焼肉を食う。子供たちは早くも「おうち帰りたいよ」と言う。

とても無人島とは思えない。ここはフェス会場なのか?しかも隣のパリピたちが夜中までクソうるさい。思ってたんと違う。



サバイバルキャンプをして楽しい思い出を与えてあげたかったが、結局いつも通りな感じになってしまった。

やっぱりお父さんは海ではいい思い出が作れない…海の一体何が楽しいんだ…みんなマゾなのか…。

いつになったら楽しいと噂される普通の海に行けるんだろうか。

 

山へ

てことでやっぱ落ち着く山へ。

昔は僕がしょちゅう山に連れ出すから山嫌いを公言してた彼らだが、最近はコロナストレス溜まってんのか「山いきたい」と言ってくれる。

めっちゃ嬉しいんだが、皮肉なことに今はお父さんの方があの頃みたいにしょっちゅう連れてってあげれないのが辛い。

でも原点回帰、この二人が赤ちゃんの頃から登り倒している岐阜のソウルマウンテン「金華山」へ。


もう僕に担がれずに登れる二人。嬉しいような、まだ担いで登りたいような複雑な感情。

2歳の頃自力で登ったこーたろくん。すっかり逞しくなった。背中には大好きなヨッシー。

あの全然歩かない男だったりんたろくんも、親を置いてどんどん先に行く。いつの間にか時は流れている。

と思いきや下りでダウン。結局まだ背負わされるお父さん。でもちょっと嬉しい。 



そろそろ親子でアルプスとか行きたいな。

なんとか少しでも休めるようにならなきゃ…。

子供ら大きくなるのあっという間だから焦る。

がんばろ。

 

猟へ

りんたろのハマり遍歴は、今まで「ウルトラマン」→「キン肉マン」→「ジョジョ」という流れ。

ウルトラマン以降は明らかに親の英才教育の賜物だが、今現在彼がハマっているのは「ゴールデンカムイ」。

相変わらず小学生とは思えない趣向だが、僕的にもゴールデンカムイの世界観は僕の大好物がたくさん出てくる(北海道、アイヌ、狩猟、山、民俗学)し、時代背景的にも大好きだ。


ロシアのバーニャもここで知った。カンムギバーニャはここから来ている。

明治村でやってたコラボイベントにも行ってきた。



ゴールデンカムイにハマって以降、僕は「りんたろを山好き、猟好きにするチャンス!」とばかりに山賊ダイアリーも買い与えてやった。

すると我が策は的中。

おかげでこのような感じに仕上がりました。


棍棒で仕留めた熊を抱えて凱旋の図。ではなく、郡上の猪鹿庁の狩猟体験ツアーに参加した。

獣道の見分け方や、フン探しなど、普通に楽しい。

念願の射撃体験(モデルガンね)。気分は尾形百之助。

命の大切さを学ぶ。これは正直僕的にも相当役に立った。

終わった後はジビエ料理でヒンナタイム!ダッチオーブンでカラスも食った。



諸々の忙しさがひと段落したら、僕も再来年ごろには狩猟免許を取ろうと思っている。

いつかりんたろと一緒に猟に行けたら最高だね。

川遊びのお客さんとジビエBBQなんてのもやりたいね。

 

って感じの振り返りでした。

全3回にわたってこの5ヶ月間を一気に振り返ったが、読み返してみると本当つっ走りまくったなあという感じ。

実際にはここに出てない地味で苦手な部分(補助金申請や報告書、金策や行政とのやり取りなど)がほとんどで超しんどかった。

人も金もない中でいろんな策を考えたり勉強したり人を頼ったりしながら、一方でちゃんと自分の食い扶持を稼いで行くのは本当に血を吐きそう。

でもこんなダイナミックな人生もそうそうないし、この2年の自己成長感は半端ない。

九九の計算もまともにできない超アホの僕でも、ここまでいろんなことができ、ほんのわずかでも人のためや子供のために活動ができてる。

今、都会で「自分の人生はこのままでいいのか…」と悶々としてる人、主体性持って生きてる気がしないって人、物質主義に疲れ果てちゃった人、なんか毎日が面白くないって人。

まずはいったんヒトイキ村に遊びにきたらいいよ。

しんどいのは「もっとお金が欲しい」「もっと安心が欲しい」「もっと認めて欲しい」「もっと楽しみたい」って思いがあるから。

ここには「足るを知る」って時間が流れてるから、もうちょっと自分の真ん中が保たれると思うよ。

あなたは今のままでいいし、それを受け入れてくれるあるがままの自然と人がここにはあります。

基本何も無いけど一緒に遊んだり学んだり酒飲んだり焚き火したりしよう。

理屈だとかロジックがどうとかじゃなく、動物的に体で色々感じられる場所がヒトイキ村です。

 

ではでは、ブログの更新はなかなかできないけど、できるだけSNSではこまめに情報発信していこうと思います。

ユーコンカワイでFacebook、Twitter、Instagram、YouTube登録よろしく!

でもってヒトイキ村でもFacebookとInstagram作ったから、そっちもよろしくね。

村の日常やイベントの告知とかもしていきます。

ではまた!

バーニャ!

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コメント

    • 海苔
    • 2020年 12月 08日

    お久しぶりです!
    ゆーこんさんの活躍はブログやSNSを通じて追っかけてますが、ここまでの事になっているのは本当にすごいと思っています。
    書かれていないダークな裏方作業本当にお疲れさまです。

    遊びに行きたい!!と思っているのですが、中々落ち着かないコロナに仕事にプライベートにで中々行けないのがもどかしい。
    だがしかし!いつか絶対行きたいのでその際は案内などよろしくお願い致します!
    お手伝いなんかもできたらいいのですがねー。

    なんにしても一緒に飲めた縁もありますし、またお会いしたいところです!
    大変なことも多いと思いますが、楽しそうにやってるのが伝わってくるのでこのままのペースで行ってください(笑)

      • yukonkawai
      • 2020年 12月 08日

      海苔さん、ご無沙汰してます!
      ほんと、あの時からずっと走り続けてて、まともに自分のために1日休む事なくここまで来ちゃいました。オンオフのバランスうまく取れればいいけど、その辺ほんと下手で…。
      来てほしいですねー。でもこんなご時世だし、僕らもまだまだ全然準備段階なんで、逆に今の間に下地作って、アフターコロナになったら堂々と遊びに来てもらえるよう頑張っておきます!
      また、飲みましょう!!

    • トコナメサンダーS
    • 2020年 12月 13日

    ユーコンさん お疲れ様です!

    川の学校のブログを読みながらドラム缶風呂に
    子供達が楽しそうに入っているのを見て嬉しく
    なっていました。
    また、うちの子供達も神崎川がとても気に入った
    様子で、水切りや石割り?などなどとても楽しか
    ったようです。
    来年はもう少しコロナが落ち着くと思うので、
    今度は家族みんなでお邪魔しますね
    神崎川の笠、スゲーカッコいいです!

      • yukonkawai
      • 2020年 12月 13日

      業者さながらのナイスなバリ取り、ありがとうございました!ドラム缶風呂は人気でしたからね。大人が入っても楽しめるので、あのドラム缶はカンムギになくてはならない宝ものとなりました。
      いつか家族で水音に泊まってもらって、そこでドラム缶風呂堪能して欲しいすねー。神崎よってちょも子供含めて集まれる場なので、ちょくちょくイベントやって行ければと思います!

    • かずあき
    • 2021年 2月 21日

    無人島 まさかの、和歌山だったんですね。
    愛知の島かと思ってました。そして、今ブログ読みました。
    僕も一回だけ、地の島行った事ありますが、あんなにキャンパー居るんですね。山の秘境に人が沢山居るのと同じで、無人島も無人島感無いですね。
    釣りは、釣れるまではなんも面白くないですが、和歌山は釣りのメッカなので、懲りずに釣りにキャンプに子供さん連れて、また遊びに来てください。

      • yukonkawai
      • 2021年 2月 22日

      毎度です!
      あそこは全然イメージしてる無人島ではなかったですね。
      まあ人が住んでないんで無人島ではあるけど…。
      なんにしてもどうにも僕は海に縁がないようで、まだ一度もチャッピーな気分を味わえたことがないです。
      僕の中では海は修羅場ですね。川が落ち着きます…
      でも基本的にやっぱり和歌山は一番好きなところなんで、いつか子供連れて遊びいきたいっすね! 嫁はまあ…来ないでしょう…

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