◉ ボクデミー賞

2012年度ボクデミー賞

前回の前夜祭で華々しく幕を開けた「ボクデミー賞」。

いよいよ本編の「作品賞」発表です。


選考基準は、今年の旅の中で最も印象的でマゾで悲惨で、尚かつ最高の旅だったものに送られます。

そんな「まさか」連発な旅に、去年同様「マサカー像」が送られます。

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まずは対象となる作品をピックアップしてみよう。

2012年、今シーズンの戦いの全軌跡だ。


「大人への階段」in池田山

「さよならウルフマン」in御在所岳

「富士急ハードランド」in三上山

「鈴鹿セブン五発目」in御在所岳

「罪と罰」in金華山

「まさか三昧」in春日井三山

「聖なるピンチヒッター」in養老三山

「魅惑のロスタイム」in金華山

「脱糞トライアングル」in村積山

「雨中のマゾ行脚」in石津御嶽〜多度山

「階段ヒットパレード」in百々ヶ峰

「巡る花見野郎」in近江八幡水郷巡り

「DSY漕行記」in近江八幡水郷巡り

「エキゾチック・マゾバック」in長良川

「激流どうでしょう」in那賀川・吉野川・穴吹川

「病み上り決死隊」in富士川

「気田川デストロイヤー」in気田川

「清流悶絶デート」in板取川

「信長包囲網」in金華山

「男の世界」in長浜ポタリング

「鈴鹿セブン六発目」in鎌ヶ岳

「足酸っぱい思いで」in池田山

「貴公子タイトルマッチ」in甲斐駒ケ岳

「ソウルマウンテン」in茶臼山

「修行の風景」in南木曽岳

「槍ヶ岳三日間戦争」in槍ヶ岳

「日本一のマゾ太郎」in万水川〜犀川

「天下一武道会のゆくえ」in木曽川

「ゲリM復活祭」in木曽駒ヶ岳

「新たなるロール風景」in気田川

「忍び寄るベビースター」in富士見台

「天使と悪魔の分岐点」in御嶽山

「北岳王位争奪戦」in北岳

「りんたろ漕行記」in木津川

「魅惑のジャングルクルーズ」in飯盛山

「秋の中性脂肪祭り」in大日ヶ岳・銚子ヶ峰

「秋の逃避行」in烏帽子岳

「経ヶ峰痔鎮祭」in経ヶ峰

「親子三代紅葉トライアングル」in香嵐渓飯盛山

「超低山みぞれ失踪フェス」in鳩吹山

「さよならウォーズマン」in雨乞岳前編

「スネ夫の1日」in蕪山





以上、しめて32本。

なんだかんだと遊びまくってるな。

ほぼ月に3本のペースだからな。

もし今独身だったら一体どんな事になってたんだろう?

絶対にもうこの世の人では無かっただろうね。



それではこの中から作品を厳選して、その中からボクデミー賞が決定。

今シーズンは過去最多の5つの作品が選出された。


ノミネート作品は以下の5作品。


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ノミネートNo.1「激流どうでしょう」in那賀川・吉野川・穴吹川

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概要
四国清流行脚に旅立った男達を待ち受けていたのは「死国激流パラダイス」だった。激しい腰痛に苦しむ者、川に投げ出され渦巻きに翻弄される者、次々と挟み込まれる食材、奴隷船入浴タイム、押し寄せる病魔と戦う者、南斗の戦いに巻き込まれる者、そして物語は壮絶なエンディングへとなだれ込んで行く。四国を全力で走り抜けた者達の三日間の戦いの記憶。

(参考記事:激流どうでしょう


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ノミネートNo.2「気田川デストロイヤー」in気田川

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概要
チーム・マサカズのカヌー童貞達を引き連れての「筆おろしファン感謝祭」。静かなる清流気田川は、落ち着けないチェリーボーイズ達の暴動によって収拾のつかない地獄絵図へと姿を変えた。これは「大量のチェリーボーイズを連れて川を下るとどういう事になるか」の記録。悲しみの童貞喪失物語。

(参考記事:気田川デストロイヤー前編〜チェリー達の暴走〜
(参考記事:気田川デストロイヤー後編〜阿鼻叫喚の世界〜


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ノミネートNo.3「貴公子タイトルマッチ」in甲斐駒ケ岳

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概要
横浜陣営と共に挑んだ「南アルプスの貴公子」称号タイトルマッチ。しかしのっけからまさかの味方の裏切りで激しい放置プレイに追い込まれる挑戦者。そして長い長い入場行進の末に現れた現チャンピオンの甲斐駒ケ岳。試合は後半になるにつれ激しさを増し、お互いノーガードの強烈な打ち合いへ。果たして男は南アルプスの貴公子の称号を手に入れる事が出来るのか?そして忍び寄る新たな刺客とは?


(参考記事:甲斐駒ケ岳1〜放置物語〜
(参考記事:甲斐駒ケ岳2〜決戦への入場行進〜
(参考記事:甲斐駒ケ岳3〜貴公子タイトルマッチ〜
(参考記事:甲斐駒ケ岳4〜下山防衛戦線〜


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ノミネートNo.4「槍ヶ岳三日間戦争」in槍ヶ岳

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概要
二十数年来の因縁にピリオドを打つ時がやって来た。不退転の覚悟で灼熱のダンジョンに突入して行くドラクエパーティー。強烈な熱中時代で精神が破壊され、白雪姫を抱き食糞族に成り下がるメンバー。やがて壮絶な槍との頂上対決が始まり、男は中学時代の己と対峙する。そして逃亡下山で頭をやられた男の少林寺奥義の突然のお披露目で騒然とする槍ヶ岳。最後は肉とタバコの欲望にまみれながら、憐れな4体のゾンビが山中を彷徨う。

(参考記事:槍ヶ岳三日間戦争


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ノミネートNo.5「北岳王位争奪戦」in北岳

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概要
仙丈ヶ岳から始まった「南アルプス1年戦争」。南アルプスの女王と貴公子を制覇し、残す所は「南アルプスの盟主」キング北岳。ついにその最後の難関北岳を制圧し、王位の簒奪する反乱軍が組織された。しかしその反乱軍の前に立ちはだかるは最強の壁「江田島平八」。5時間以上にわたる男塾名物直進大行軍が続き、被害者続出の乱打戦。革命の狼煙が今上がった。

(参考記事:南アルプス王位争奪戦
(参考記事:北岳王位争奪戦1〜魅惑のイーグルアタック〜
(参考記事:北岳王位争奪戦2〜立ちはだかる塾長〜
(参考記事:北岳王位争奪戦3〜革命の志士達〜
(参考記事:北岳王位争奪戦4〜白目のデンプシーロール〜


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以上、どれもずば抜けた悲惨度を誇る5つのノミネート作品。

落選させるには惜しい記事も多々あったが、総合的にこの5つが群を抜いていた感がある。


では、この中から今シーズンのベストバウトを選出します。

マゾ度・悲惨度・絶景度のバランスで選ばれた栄光。

2012年度、「マサカー」を獲得したのは・・・













じゃじゃん。



ノミネートNo.4「槍ヶ岳三日間戦争」in槍ヶ岳です!


全体的な苦行っぷりといい、大快晴の絶景っぷりなどどれをとってもハイレベルな物でした。

北岳との決選投票までもつれ込んだけど、自分の中で槍ヶ岳には因縁浅からぬ想いがあった事もあって見事受賞の運びとなりました。

今読み返しただけでも軽く吐きそうになったほど。

槍との頂上対決の壮絶な激戦の恐怖は今でも僕のケツの穴をキュキュリとさせますね。



さあ、これで2012年の締めくくりが完了。

来年は第二子の子育てで、遊びに行けるのは恐らく今年の半分以下になるだろう。

りんたろくんの誕生した年は1回しか旅してないからなあ。


結局今年も残す所後一山のまま足止めを続ける「鈴鹿セブン完全制覇」の行方も気になる。

他にも登らなければいけない因縁の山も多数ある。

久々にカヌーでの遠方遠征の旅だってしたい。

アラスカは無理だとしても北海道とかまた旅したいなあ。

子供達とも一杯外遊びしたい。


でも来年のテーマは「大人しく子育て」だ。

それはアニマル浜口に対して「大人しくしなさい」と言っているような無謀さを感じるがそうも言ってられない。

我慢しよう。

できるかな?



それではみなさん。

良いお年を!

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