ついにやって来た。
散々悩んで、散々待った挙げ句にやっと我が家に来日してくれた。
ガーミン社のハンディGPS「eTrex20」(英語版)だ。
せっかく今まで悩んだ模様をお送りしていたから、今後もちゃんと報告して行きますよ。
過去の悩みっぷりはこちらを参考に(煩悩野郎のGPS事情/マックのため息)。
今回も日本の少数民族「Mac&GPS&カシミールアレルギー野郎」の為にお送りします。
誰も読んでないと思うけど気にするものか。
こっちは新しいおもちゃが手に入って嬉しいんだ。書きたいんだ。
おもちゃって言っても、今後僕の命を救ってくれる重要なアイテムになっていくだろうでね。
今後のコイツの役割はこんな感じ。
◉登山:「現在地の確認」「ルートの確認」「読図の答え合わせ」「ログの取得」。
◉カヌー:「現在地の確認」「発着地点の登録」「車で川原に降りれる場所の登録」「危険箇所の登録」「キャンプ適地の登録」「ログの取得」。
◉MTB:山でもポタリングでも「現在地の確認」「ルートの確認」「ログの取得」。
◉旅:海外での旅でも地図を購入すれば、街から山・川までばっちりです。
◉ジオキャッシング:大人の宝探し(また近々ご紹介しますよ)。
いやあ、世界が広がるねえ。
とにかく基本は山での「遭難防止」だけど、結構カヌーに於いても活躍の予感だ。
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もちろん、同時に地形図も買っております。
こちらも散々悩んだ挙げ句、TKAの「日本地形図25000 西日本版」を購入です。
何やらレトルト食品みたいな袋だな。
別にボイルしなくても、封を開ければ地図データが入ったmicroSDが出て来る。
この小ちゃいチップが12,800円でございます。
でもこの中に、西日本分の紙の地形図のデータが入ってるからすごいもんです。
で、こっちがeTrex20。
はるばるアメリカから20日以上かけてやってまいりました。
TKAのmicroSD内に入ってる日本語メニューファイルをインストールすれば、英語版でもメニューを日本語化することが出来る。
Macでは出来ないと聞いていたので、この時ばかりはお義父さんのWindowsPCを借りて日本語化しました。
作業自体は至極簡単でございました。
御在所岳はこんな感じで表示されます。
普段、国土地理院のウォッちずをプリントして持っていってたから、やっぱり馴染みがあって見やすい。
まあ画面はiPhoneの半分くらいだから小さいけど、今の所特に苦じゃない。
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まだじっくりと使ってないから何とも言えないけど、非常に嬉しかった点が2点あった。
前回の記事で、Macユーザーから来るカシミール3Dアレルギーの話を散々した。
でも結構解決に近づいたかもしれない。
一番心配していたルートの作成問題に光が見えたのだ。
まず本体だけで登山道のオートルート作成が出来る。
登山口と頂上を登録すれば、登山道に沿ってルートが作成されるというもの。
その機能がある事はは知ってたんだけど、有名な山だけだと思っていた。
でもそんなにメジャーじゃない山でも、地図上に登山道が載っていれば結構ルート作成してくれる。
近所の池田山も金華山も大丈夫だった。
これなら、変なルート案内じゃないって事を確認だけすれば、全然使える機能でカシミールいらずだ。
ルート作成に関してもう1点嬉しかったのが、ヤマレコの投稿GPXログデータが取り込めた事。
実際に最近登った人の軌跡が取り込める事は実に嬉しい。
やり方もダウンロードしたGPXファイルを、Macのデスクトップ上にマウントされたeTrexのフォルダ内に放り込むだけ。
やってみるまで分からなかっただけに、これは実に嬉しかった。
これでルート作成に関してはとても気が楽になった。
行く山が決まっていればヤマレコから一番良さそうなログを取り込んで、現場で突然別の山に登る時はeTrex20だけでルートが作成出来る。
どうしても作成したい時以外は、無理にカシミール3Dを使わなくてもなんとかやって行けそうだ。
後はMacでのログの管理の問題だね。
今の所「TrailRunner」か「MyTracks」のどっちかって感じ。
登山ルート作成をする必要がない以上、この2つのどっちかでいいでしょう。
これに関してはじっくり勉強して使い勝手の良い方を使って行こう。
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使用レビューはまた折りをみてアップして行きます。
ジオキャッシングなる新しい遊びも、GPSトレーニングに持って来いだで楽しみだ。
ああ、とりあえずこれで多少スッキリした。
これで悩めるGPSな日々も先に進んで行けそうだ。
でも、こいつを早く使い倒したくてムズムズが止まらない。
いち早く喧嘩中の嫁と仲直りして遊びに行かないと。
まあ、それが毎度喧嘩の種なんだろうけどね。
このハンディGPSが「離婚への道先案内人」にならない事を祈るばかりだ。
遭難野郎の道先案内人
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MATATABI BASE
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