◉ 愛すべき旅道具

冷え性OLの末端事情〜解けないパズルの迷宮組曲〜

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OLさんは冷え性だ。

たとえ現場が暖房のかかった室内とは言え、手足や膝、そしてお腹回りなどが常に冷え冷えだ。

この辛さは冷え性じゃない奴らには到底理解できないだろう。


そしてかく言う私もOLさん。

強烈な冷え性のくせに、あえて雪山で己の末端を凍傷寸前まで追い込むという「冷え性界のアウトロー(OL)マゾ野郎」なのだ。


僕は実際のオフィスワーク中も手足の指先は冷え冷えで、野郎のくせに可愛らしい「ぽかぽか膝掛け」をしながら働いている。

そして体を温めるべく、わざわざ会社にサーモスの「山専ボトル」を持参して、女子のように熱い紅茶をすすりながらのお仕事。

なんせ僕は普段から通常体温が35度くらいしかなく、風邪で寝込んでも36度台をキープするだけという低体温人間。

故に、いつまで経ってもウイルスを死滅させる事が出来ずに風邪も長引く。


そしてこの時期は、普通にしているだけでもみるみる唇が紫色になっていきそうな危険な男。

放っといたら、街でも低体温症で死んでしまいそうな人間なのだ。


おまけに猛烈な低血圧。

さらにはいつも嫁に「最低」と言われる低能者で、しかも低収入。

もう全てにおいて低空飛行の私は、社会の末端で凍える哀れな子豚なのであります。



そんな強烈冷え性OLの僕が、極寒ワールドの雪山登山などに挑む事はまさに自殺行為。

訓練を受けたマゾだから許される自傷行為なので、素人のマゾの方は決して真似をしてはいけない蛮行。

それだけに、雪山登山時の「末端の保温対策」は徹底して行う必要があるのだ。


去年までの森林限界以下の雪山登山では、そこまで大問題にする事でもなかったこの末端問題。

しかし今シーズンになって、初めて御嶽山(3,067m)や仙丈ヶ岳(3,033m)という森林限界を超えた世界に足を踏み入れた事により、己の冷え性のレベルの高さをまざまざと見せつけられる結果となった。


御嶽山では薄手のバラクラバで鼻先が凍り付き、仙丈ヶ岳では手の指先が凍傷寸前に追い込まれた。

そしてハイクアップ中は良かったが、一旦足を止めて休憩した瞬間に足の指先もしっかりと冷えっ冷えになって辛かった。

しかも両日とも晴れていたにも関わらずこの結果だから、もし終日太陽の出ないブリザードの中に身を置く事にでもなれば、僕はあっという間にその場で凍り付く事必至。

そしてそのまま「氷結マゾ人間」というタイトルで、札幌雪祭りの会場に運ばれてしまう事だろう。

それはそれでマゾとしてはおいしい状況ではあるが、さすがにそんな形で家族に迷惑はかけられない。

なので本気でこの末端冷え冷え問題を試行錯誤して行く必要があるのであります。


今回はそんなマニアックで華の無い「末端」にクローズアップした企画。

と言いながら未だに解決を見ない、奥深いパズルのような難解迷宮組曲。

恐らく永遠に答えの出ない問題だろうが、こうして人が悩みの泥沼に落ちて行く様子を見るのが好きなサド読者もいるだろうから一応書いて行く。

間違っても「参考にしよう」なんて目的で読まないように。

何も得する事はないからご注意ください。

彼はまだまだ悩みの闇の中にいるのですから。


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まずは「頭部」の問題。

御嶽山までは、この薄手のメリノウール製バラクラバを使用していた。

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低山ではこれで十分だった。

しかし実際に極寒強風でお馴染みの御嶽で使用した際、やっぱり薄手だから顔が冷たくて痛いのね。

特に僕のアウターウェアの襟部分が短くて、顔まで防風してくれないからストレートで冷たい風を受けるわけです。


しかも鼻や口に呼吸孔がないタイプなんで、非常に息苦しい。

たちまち湿気で口周りはびちゃびちゃになり、そこに寒風がダイレクトで当たって凍って行くという悪循環。

それはまるで曹操が馬超戦で氷の城を一夜で築いた状態だと言えば、きっと女の子でも分かり易いだろう。

そして息苦しいからと言ってアゴまで下げて使っていたら、当たり前だけど鼻先が凍傷寸前に追い込まれたという追い打ち。

まさに逃げ場の無い拷問バラクマゾだった。


そこで御嶽山の反省を元に、「防風」で「呼吸孔」があるタイプのバラクラバの購入に踏み切ったのだ。

候補はアウトドアリサーチの「ゴリラバラクラバ」かノースフェイスの「エクスペディションバラクラバ」。

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OUTDOOR RESEARCH(アウトドアリサーチ)

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THE NORTH FACE(ザノースフェイス)

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どちらも中々のお値段だが、厳冬期対応の間違いの無い一品。

共に素晴らしい防風性を持っており、呼吸孔もあるから息もし易いだろうしゴーグルも曇りにくいだろう。


で、散々悩んだ挙げ句、前面の鼻カバーとメッシュパネルが状況に合わせて取り外しが可能だった「ゴリラバラクラバ」をチョイスしてみたのです。

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いつも店員の態度が悪くて行かないお店だったが、そこにある現物が見たくてその店で購入。

店ではバラクラバは試着出来ないので、店員さんに「僕の頭のサイズだとやっぱLですかね?」と尋ねたら「さあねえ。ま、Lでいいんじゃないすか?」と確実に適当かましたやる気無しの対応。

この店で質問した際、不快にならなかった事が無いから絶対に購入しないようにして来たが、またしても不快な思いをさせられた。

やっぱりこういう店は今後も「試着用」として使って行こう。


と言う事で早速家でバラクラバ装着。

見事にサイズオーバーでブカブカな印象。

前面カバーも慣れてないとご覧の通りずれてみっともない。

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顔のでかさには定評のある僕だったが、どうやらこのバラクラバは松井秀喜モデルだったようだ。

あのクソ店員め。


サイドはこんな感じで、随分とごわついて騒々しい。

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何やら「犬神家のスケキヨ」的な哀愁が漂う。

今ここでふいにご両親がこの部屋に入って来たら、「養子が狂った」と言ってたちまち僕は実家に帰される事だろう。


ややオーバースペック感は否めないが、確実に頭部と顔を冷やさない為にはこのくらい大げさでも良いじゃないか。

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そして風のない時や休憩時などは、こんな感じで前面が外せるから便利と言えば便利。

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結局このサイズが適正なのかどうかもよく分からないが、何とかなるだろう。


って事で、この前の仙丈ヶ岳で実地テスト。

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明らかにサイズがでか過ぎて、黒いオバQにしか見えない。


結果として、寒さは完全にシャットアウトされた。

しかし「寒い」と感じる事の代わりに「ウザい」という新たな感情が支配する。


やはりサイズオーバーだったのか、顔回りがごわついて鬱陶しい。

呼吸孔はついているものの、息苦しいのは若干改善されただけでやっぱり息苦しいのに変わりはない。


取り外しが可能の前面のノースカバーも、マジックテープでくっつけるタイプなので、鏡無しでちゃんとした位置に付けるのは中々コツがいる。

休憩時には便利だが、コーヒーを飲みながら「正直一体型のノースフェイスの方のが良かったかも」なんて悲しき思考が頭を駆け回る事もしばしば。

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全体的には「ううむ感」が否めないお買物をしてしまったが、そう簡単に買い直す事が出来ない価格なので今後もこの「黒スケキヨ」を被ってフガフガ言いながらやって行こうか。

肝心の「防風防寒」という目的はクリアしつつ、マゾり効果もあっていいじゃないか。


おい、そこ、またしても「いよ!後悔屋!」とか言うんじゃない。

悪いのは全てあのクソ店員だ。

私は大変満足している。

後悔なんてしていないぞ。

もう一度言う。

後悔なんてしてはいないのだ。


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続いては「足」の問題。


移動中は良いとしても、仙丈ヶ岳の停滞時の足先の冷えは実に不安を煽るものだった。

しかし現状僕がチョイスして使っているのは、雪山用靴下としてはベストであろうスマートウールの最厚手ソックス「マウンテニアリング」。

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ウール素材のものは汗で濡れても保温性を維持するし、そんな中でもスマートウールのソックスは各方面で評価が高い。

それでもやっぱり冷えてしまったからには、さらに徹底した「蒸れ」の調整が必要となって来る。


そこで今回新たに「インナーソックス」としてこいつを導入。

ファイントラックの「フラッドラッシュスキンメッシュソックス」でございます。

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このスケスケ感が女性のストッキングの様で、これだけ履いていると非常にセクシーになる。

僕はこのフラッドラッシュシリーズをTシャツとパンツを持っており、このスケスケ三銃士を身にまとった姿の変態度は尋常じゃないものがある。

広辞苑の「変態」という欄に、その姿の写真を載せておけば余計な説明など必要なくなるほどだ。


しかしこの素材の素晴らしさはすでに確認済み。

とにかく一度排水した汗は再び肌に戻る事がなく、肌はドライに保たれる。

ゆえに保温性はもちろん、足の蒸れによる靴擦れも軽減できるはず。



そしてさらに今回、予備ソックスとして新たにもう一本の雪山用靴下の購入に踏み切った。

当初候補に挙がっていたのがこの二つ。

一つはフラッドラッシュスキンメッシュソックスと相性が良いであろう、同ファイントラックの「メリノスピンソックスEXPレギュラー」。

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そしてもう一つは、人体が発する水蒸気を熱に変える素材「ブレスサーモ」を使用したミズノの「ブレスサーモウール厚手パイルソックス」。

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もうこの2本のどっちにするかで、実に丸3日ほど悩みに悩んだ。


しかしいつまで経っても答えは出ず、藁にもすがる思いで雪山マゾパートナーのジョンボーAに相談。

すると彼は全くノーマークだった1本のソックスを提示してくれ、僕はそのソックスを調べれば調べるほどにゾッコンになってそいつを買ってしまった。

それがこいつ。

アメリカ名門靴下メーカーFITS社の「エクスペディションブーツ」でございます。

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フィッツ メリノウールソックス エクスペディションブーツ /ネイビー(極厚手)フィッツ メリノウールソックス エクスペディションブーツ /ネイビー(極厚手)
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とにかく何が魅了ポイントだったかと言えば、社名通りのその強烈なまでの「フィッツ感」。

まさに靴下一筋100年以上のこのメーカーの男気を感じるその成形っぷり。

かかと部分とつま先部分のポケット構造といい、全体のフィット感はまさに足に吸い付くかのよう。

もうソックス自体が完全に足の形になっていて、このままソックスだけで歩き出して行きそうな勢い。

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これは通常のウールソックスの倍の時間をかけて製造されるこだわりの製法らしい。

そして高品質メリノウール使用で、保温性や靴擦れ・マメ防止、そして防臭効果も高い。


で、このフィッツのソックスとファイントラックのインナーソックスの組み合わせで、早速前回竜ヶ岳で使用。

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実際この時は1,000m程度だったんでがっつりテストとは行かなかったが、もちろん足先の冷えを感じる事はなかった。

それよりも、今まで少し気になっていた急登時のかかとの靴擦れが「ゼロ」になったという驚き。

「アイツと言えば靴擦れ、靴擦れと言えばアイツ」と言われる僕としては、この時の感動はかなりなものがあった。


まだファイントラック+スマートウールの組み合わせは試してないが、場合によっては予備用で買ったこのフィッツのソックスが僕の「第一夫人」に躍り出る可能性が一気に浮上。

こいつはスマートウールさんもうかうかできないぞ。

肝心の保温性という面で、実際に森林限界以上の極寒世界でどうなのか?

これは今後の僕の「足下第一夫人争奪戦」の激戦から目が離せない。

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さあ、お次ぎは雪山登山者の誰もが踏み入る「迷宮」の世界。

最も凍傷率が高そうな「手の指先」問題でございます。


今まで失敗に失敗を重ねて、未だに答えが出ずに間に合わせな感じでやってる僕のグローブ。

今まではモンベルのオーバーグローブに、アルパイングローブフィットウールニットライナーを使用していた。

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(2013/10/02)
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しかしこの2レイヤーだけで挑んだ仙丈ヶ岳で、太陽が出る前に見事に凍傷寸前にまで追い込まれてしまった。

やはり2レイヤーだけでは不十分と痛感。

早速インナーグローブに、ミズノの「ブレスサーモインナーニットグラブ」をご購入。

あの伝説の「158%アップ」で買ったという、曰く付きのインナーグローブだ。(参考記事:僕らのステキなお正月〜おめでた男の虚弱デイズ

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薄手のインナーグローブとしては実に各方面から高評価を得ているだけに、こいつには密かに期待している。

という事で、一軍グローブは現状はこんな状態。

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このスタイルはまだテストしてないんで、実際どうなる事やら。

正直保温性だけに特化するなら、インナー以外は全てミトンにするのが間違いない。

現状僕が行っている山はそこまでピッケルを必要としない山が多いから、このミトンタイプも本当なら一式揃えておきたい所。

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実はこの組み合わせを予備グローブとして携行するか、もしくはいっそ評価の高いマウンテンハードウェアの高価なグローブを買っちゃうかどうかで悩みまくっていた。

しかしさすがに色んな物を買い過ぎて、予備グローブにそこまでの予算を割く事が出来ない。

そこでこんな変化球なグローブに手を出してしまった。

購入理由は「安い」という理由と「面白そう」という興味本位のみ。

それがこのラボラトリズムの「VBLグローブ」なのであります。

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メーカーページはこちら


こいつはチーム・マサカズ白馬支部で、常に厳しい積雪環境で生きるハッポーNさんに教えてもらった逸品。

恐らく彼は「マゾ的な振り」として提案して来たのだろうが、それに見事に僕が乗ってこの度「人マゾ柱」に手を挙げたのだ。


この皆が必死になって「グローブ内の蒸れを無くす」という事に躍起になっているこのご時世に、とてつもない発想の転換で挑戦して来たのがこのVBLシステム。

それはグローブ内を「あえて強烈に蒸れさせる」という、一見自殺行為に思えるシステムなのだ。


VBLとはアラスカなど極地で採用されている防寒システムであり、「とにかく間違いなく暖かいんだぜ」という脅威のシステム。

メーカーページの説明を抜粋すると、「人間の皮膚は100%湿度が飽和して蒸れている状態では、それ以上汗をかくことがなく、かつそれがもっとも体温低下を抑えることになる」とある。

要するにサーフィンなどのウェットスーツと同じ原理なわけですな。


内訳はこんな感じ。

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インナーにペラペラのゴム手袋、ミドルに保温効果のあるフリース地のグローブ、そしてアウターにマイナス60度の環境でも硬化による亀裂が生じないという屈強なゴム手袋。

当たり前だが、これをしてるとあっという間に手は汗でビッチョリで指紋もフヤフヤだ。

しかしそれでこそ、このVBLがスペシャルな状態だと言う事。


正直現場で使うのに結構な勇気を試される一品だが、うまくすればこいつがこの迷宮の「答え」だったりするかもしれない。

どっちしてもこんな面白そうで、マゾそうな商品を見過ごす事なんて出来なかった。

まだ現場で試してないが、今後はコイツを予備グローブとしてザックに忍ばせて、マゾり足りない時にでも出撃させてみよう。


果たして「これこそ最高の答えだ!」と叫ぶのか、それとも「やっぱりやっちまった!」と膝から崩れ落ちるのか?

その答えが出るのは、そう先の事ではないだろう。


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と、こんな感じの、現時点のOL末端事情でございました。

これらのチョイスが正解だったかどうかはまだ分からないが、また近いうちに全国の冷え性野郎達の為にレビューして行こう。


しかしそんな冷え性野郎達に、今一番勧めなければいけないのはきっとこの商品だろう。

それがこの養命酒製造の「養命酒」だ。

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(2007/09/17)
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そもそも色々買って悩むくらいなら、根本的に冷え性を治す所から始めるべきなのかもしれない。

妙なゴム手袋を買うより、まずは漢方だろうに。


まあいいさ。


冷え性男の戦いに終わりなどはないのだ。



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MATATABI BASE

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コメント

    • こもれび山荘支配人
    • 2014年 1月 27日

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    馬目さん達がキャシャール(ピオレドール授賞クライミング)登った時は靴下をムレムレシステムにしたって言ってましたよー。良いらしいですね。手袋はやっぱりミトンで中でグー出来るのが良いのかなって思います。靴はマムートのジッパーつきのが最近は評判良いですね。

    • yukon780
    • 2014年 1月 28日

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    靴下までムレムレにするとは頭に浮かびませんでした!
    先日八方尾根でVBLグローブが抜群の保温力を提供してくれたんで、「これはいいぞ」って喜んでた所です。
    一方で、やっぱり停滞時の足先の冷えはどうにもならなかったんで、これはその足ムレシステムも挑戦してみる価値がありそうですね。
    手袋はミトンタイプのものでも検討中で、来シーズンはメインがVBLでサブでミトングローブって方向になりそうです。
    マムートのジッパーつきのやつは当分手を出せない金額ですが、もう靴下系でどうにもならんようなら靴にまで視野を広げる必要もありそうです…。
    ただ以前マムートの靴が徹底的に足に合わなかった過去があるんで、若干僕の足がマンモス恐怖症になってますが。

    もういっその事全身VBLタイツの変態ゴム人間でトライするのも有りかもしれませんね。
    これが浸透すれば、山ガール達も寺沢武一の漫画みたいにセクシーな全身タイツ姿になって雪山も盛り上がりそうです。

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