所詮、儚い夢だったのだ…。
私は少しだけ浮かれてみたかっただけなのに…。
ささやかな幸せを感じたかっただけなのに…。
ちょっとだけ「夢」ってやつを信じてみたかっただけなんだよ。
一度で良いから「晴れ男になりました」って言ってみたかっただけなんだ。
でも人の運命なんてものは、そう簡単に変える事なんて出来はしないんだね。
これは身分をわきまえずに浮かれてしまった、私に対する天罰なんですね。
そろそろ眠くなって来た….。
体も動かなくなって来たよ…。
子供達の笑顔が走馬灯のように駆け回る。
白い世界に綺麗なお花畑が…。
さよなら、青空さん。
さよなら、夢見がちだった私。
私はそろそろ帰ります。
「悪天候」という名のファンタジーの世界へ。
ホワイトアウトという名の安らぎの空間へ。
マゾがうごめく精神と時の部屋へ…。
ついに落ち着くべき場所に「白の似合うアイツ」が帰って来た。
仙丈ヶ岳、竜ヶ岳と2度も続いてしまった大快晴登山。
そのまさかな快進撃に対し、周囲からは「このうかれポンチ野郎」という厳しい批判が相次いだほどだ。
しかし彼はそんな周囲の声に耳を傾ける事なく、ハッキリと宣言した。
「もう私は悪天候野郎ではない。2014年度から私は晴れ男になったのである。もう二度とモクモクな白い世界での修行などはしないのであります。」と。
だが、そんな彼を待ち受けていたのはかつてないほどの真っ白な修行の道場だった。
浮かれて淡い夢を見てしまった男に突きつけられる、容赦のない天からの贈り物。
ついに「自分が何者なのか」を再認識するための儀式がここに始まった。
ただいま、モクモクさん。
お帰り、悪天候マゾ野郎。
修行の舞台は北アルプス唐松岳へと続く「八方尾根道場」。
それでは、そんな「うぬぼれ粉飾晴れ男」が地獄に堕ちて行く様をじっくりと振り返って行こう。
(※途中から真っ白な画像が多くなって来ますが、決して放送事故ではございません。ご安心してご覧下さい。)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
チーム・マサカズの矢作Cによる、「今度知り合いと八方尾根スキー場に行くけど、雪山登山組の便乗OKよ」というFacebookへの投稿で全ては始まった。
この甘い蜜のような誘いに、見事に2匹のマゾが引っかかった。
その2匹とは、前回「うぬぼれ快晴男」誕生の元になった竜ヶ岳でペアを組んだお二人。
「おマゾ兄妹」でお馴染みの僕と低血圧Mちゃんのコンビだ。(↓その時のうぬぼれ快晴中の写真)
この時は、東海地方屈指の悪天候人間の二人が繰り広げた奇跡の大快晴だった。(参考記事:竜ヶ岳リハビリ病棟〜おマゾ兄妹のニヤリ行脚〜)
そんな歴史的な偉業を成し遂げた実に「縁起の良い」コンビ。
今回もその持ち前のマイナスパワーを衝突させて、見事に快晴ケミストリーを手に入れようと企んだのだ。
そう。
彼らはすっかりうぬぼれていたのだ。
しかし何かがおかしい。
当日のヤマテン予報が理解不能な予報を打ち出しているぞ。
「26日:日本海の低気圧からのびる寒冷前線が未明に通過し、次第に冬型の気圧配置に。また、500hpaで-30℃以下の寒気が南下してくる。このため、風雪の荒れ模様の天気に。明け方までは南西風が非常に強く、暴風雪に要警戒。山麓では雨が混じる恐れがあり雪崩に注意。日中は気温が急速に低下し、稜線では北西風が強まっていく。翌27日朝までに剣・立山連峰で60cm前後、後立山連峰北部で80cmを超える大雪の恐れがあり、最新の気象情報に注意。 警戒事項:風雪による行動不能・転滑落、落雷、乾雪雪崩、低体温症、凍傷、視界不良による道迷い・雪庇の踏み抜き」
何をバカな事を。
我々を誰だと思っているのだ。
東海屈指の晴れ男さんと晴れ女さんだぞ。
こうしてうぬぼれが止まらない粉飾晴れ兄妹は、矢作Cと彼の知人のボーダーOさんのスキー場行きハイエースへ便乗。
きっと到着するなりサングラスが必要なほどの、眩しい快晴の白馬が待っているはずだ。
しかし現場に到着してみると、どうにも見覚えのある重々しい光景が展開しているぞ。
何やらみぞれが降りまくり、雪の重さも尋常ではないぞ。
何故だ?
マイナスとマイナスはプラスではないのか?
そんな時一台の車が我々の前に止まり、一人の男が登場した。
その男は、チーム・マサカズ白馬支部の「ハッポーNさん」ではないか。(一番左)
しまった。
彼はかつて僕が悪天候界のスター選手だった頃、「僕の地位を脅かす人間が一人いるとするならば、それはハッポーNさんである。」と雑誌のインタビューで答えた事があるほどの男。
かつて夢のツートップを実現させ、燕岳を真っ白な混乱に陥れた過去を持つ北方の雄だ。(参考記事:常念山脈北上野郎3〜燕岳編・銀座のマゾの物語〜)
まさに彼は長野が誇る、唯一無二の悪天候男。
つまりこの時点で、マイナスとマイナスにマイナスをぶつけるという「スペシャルマゾケミストリー」が炸裂。
悪天候界をリードする3名による、オールスター夢の祭典。
瞬く間にかつてない風雲がこの白馬に立ちこめる。
その時の雨雲レーダーはご覧の有様だ。
見事にモクモクさんがピンポイントで白馬狙い撃ち。
なんて事だ。
かと言って、別にハッポーNさんは嫌がらせをしに来たわけではない。
基本的にこの八方尾根に生息している彼は、我々の来訪にあわせて「白馬おもてなし隊」としてわざわざガイド参戦を買って出てくれたのだ。
しかし彼の行き過ぎたおもてなしにより、スキー場は「THE悪天候」と言った地獄絵図へ。
もはや快晴になる気配はミジンコの糞ほども感じられない。
しかし何だろうか?
この実家に帰ったかのような、落ち着いて澄み切った感情は。
母の懐に抱かれるかのような、この充足した清々しい気分は。
やはり我々は無理していたのだ。
背伸びして「晴れ人間です」なんて言いながら、本来の自分に仮面を被せていたのだ。
そんな原点の感情を取り戻した二人。
低血圧Mちゃんなどは、一切迷いのない足取りで嬉々としてその悪天候の中に身を投じている。
スキー客がほぼ10割を占める天下の八方尾根スキー場に、突如現れた本意気山ガール。
そしてその隣で、久しぶりの悪天候に対して笑顔が止まらない本意気マゾ野郎。
もうこうとなれば今更我々には迷いなどは無い。
慣れないリフトで、あっという間に末端を冷やして行く冷え性兄妹。
もはやステージは快晴登山という名の「アウェー」の戦いから、ついにモクモクサポーターに囲まれた「ホームスタジアム」へ。
絶対に負けられない天候がそこにある。
そしてゲレンデ組のボーダーOさんと別れ、いよいよ我々はスタートラインの「八方池山荘」へ。
これからの明るい旅路を予感させる横殴りの吹雪とともに記念撮影。
矢作Cがいるおかげで何とか均衡が保たれているが、もし彼がいなかったらすでにこの場で落雷に打たれて死んでいる事が確実の「悪天候三兄妹」。
なので矢作Cも天候調整係として「バックカントリー組」で同行。
彼のスキー板に「レンタルシール(クライミングスキン)」を貼付けて強制連行です。
彼はさすがに今回は一眼カメラは持って来てないから、いつもの「従軍キャメラマン」から「従軍避雷針」へと任務変更です。
そして現地登山ガイド兼、バックカントリー補佐兼、悪天候祈祷師のハッポーNさんも着々と準備です。
まるで名古屋代表VS長野代表の「悪天候祈祷合戦」のような光景だが、あくまでも準備をしているだけです。
そして八方尾根の住人らしく、ハッポーNさんの板はハイクアップ時はスキー板で滑降時にボードになる「スプリットボード」だという本格的さ。
何とも頼りになるガイドであり、何とも迷惑な悪天候男である。
一方ワカンを装着し、ボッフボフの深雪に突入して行くもう一人の悪天候人間。
前回の竜ヶ岳で5分だけワカンデビューした低血圧Mちゃんだが、2度目のワカン使用にしていきなりのガッツリ本番。
ワカンさんとしても「ああ、私はとんでもない主に買われてしまったんだ」と、ワカン冥利に尽きる思いで感慨もひとしおだっただろう。
そしてスタートしたはいいが、見事なまでに美しいホワイトアウト。
何にも見えやしないじゃないか。
開始2秒で早くも濃厚な遭難色。
人は「何故あえてそんな中に突っ込んで行くんだ?」と疑問に感じる場面だろう。
しかし何故と言われても、我々はカッコ良く「Because it is there. (そこにマゾがあるからさ)」と呟くだけだ。
だからと言って、もちろん本来であればさすがにこんな状況に素人だけで突入するほどアホではない。
八方尾根の事なら骨の髄まで知り尽くす、ハッポーNさんの先導ガイドあってこそなしえたスペシャルマゾツアーなのだ。
もはや空と稜線の境目すら判断がつかないから、自分の歩く数m横が崖だとしても我々では全く気づけない。
先を行くハッポーNさんなんて、まるで空を飛んでいるかのように真白な世界に浮かび上がっている。
一応彼はそれでも必死でおもてなしガイドを続け、「あの先に見える小山を巻いて行って、あの岩の辺りまで進みますので」と説明してくれる。
しかし、ハッポーNさんに早くも幻覚症状が現れたかと戦慄が走るほどに彼の指差す方向は「白一色」。
いくら目を凝らして見ても、我々には小山も岩も見えず「絶望」しか見えない。
確かに心眼を極めた我々にはその先にある北アルプスの絶景まで手に取るように想像する事は出来るが、残念ながら今は自分の進むべき方向すら見えない状態だ。
そしてそんな状況に輪をかけて悲惨さを提供してくれるのが、この積もりに積もった深い雪。
スノーシューをしていてもその一歩一歩の重さは尋常ではなく、たちまち僕は「ハアッ!グハッ!ヌフッ!アアアアッ!」という終盤の加藤鷹ばりの喘ぎ声に支配されて行く。
恐らく遠くの方で東スポの記者がこの声を耳にしていたら、翌朝の一面は「ホワイトアウトの八方尾根にてイエティ男優出現!」的な記事を書いてしまう事だろう。
そして喘ぎが激し過ぎた事により僕の安物ゴーグルがあっという間に曇って、ゴーグルの中もたちまちホワイトアウト状態に。
見事に「見えない→苦しい→喘ぐ→見えない→苦しい…」というマゾスパイラルに陥ったのだ。
しょうがないからサングラスにチェンジするが、こっちもあっという間に曇って行ってさらなるマゾスパイラル化した挙げ句、サングラスの隙間から雪がダイレクトに目に突入して来るという新しい苦しみも加わる。
これにはたまらず「たまんねえ」と言った満足のニヤリが止まらない。
そしてまだスタートから大して歩いていない「第2ケルン」にて、力なく「ここは丸山ケルン(ゴール予定地)ですか?」と尋ねる限界男。
やはり彼は晴れた山よりも、こんな姿の方が良く似合う。
久々のリアルマゾに、心身ともに快感に浸っていく変態イエティ男優。
だが、さすがに不憫に思ったハッポーNさんは僕のサングラスとゴーグルを交換してくれた。
しかし、そのクリアなゴーグルに感動して再び浮かれ出す迷惑男優。
そしてこの直後、己のスノーシューを己で踏んで転倒。
この目の前で繰り広げられるマゾ男優の一人茶番劇に対し、後方から来る低血圧Mちゃんも呆れ気味だ。
ハッポーNさんもガイドを買って出たはいいが、勝手なマゾ行為ばかり乱発するこの客にいい加減うんざりしてたかもしれない。
そしてその後もマゾ亡霊どもの雪中行軍は続き、彼らは雪に吸い込まれて行く。
はるばる4時間近くかけて白馬までやって来て、一切の景色を見る事なくマゾと向き合う修行僧達。
新宿駅前で「哀れな彼らに救いの手を」と言いながらこの画像を流せば、そこそこの募金が集まりそうなほどに哀れな光景だ。
その後もひたすらひいひい言いながらハッポーNさんの後を追い、みるみるヘロヘロになって行くご一行。
それでもなんとか生きたまま「八方ケルン」まで到達。
もうこの時点で果てしない達成感に満たされているが、マゾの何たるかを心得たハッポーNさんは「さあ、もう少し先まで行きましょう」と言って更なるマゾおもてなし。
ここはなんとか八方池まで(夏場はただのハイキングコース)到達し、「何かを成し遂げた」という勲章が欲しい所。
と言っても、どこも真っ白なんでどこがゴールでも問題ない気もしたりしなかったり。
低血圧Mちゃんもすっかり四方八方を白に囲まれて、あのバラクラバの下の顔は美しい「ニヤリ顔」が炸裂している事だろう。
これが世に言う「八方マゾ美人」というやつか。
しかし一方で、彼女の兄は今更ながらまだ「晴れ男」になる事を諦めていない。
もしかしたら八方池に着いた途端に、モーゼの十戒ようにこのホワイトアウトが晴れて行って大絶景が広がる可能性だってあるのだ。
しかしそんな気持ちと裏腹に、さらに吹雪はエスカレートして目も当てられない状況へ。
これがモーゼの十戒と並び称される「マーゾの後悔」。
そして後悔にまみれたマーゾご一行は、見事に絶景が待ち受ける「八方池」に到達した。
この目の前に広がっているであろう北アルプスの山々の解説看板が、我々の空しさに拍車をかける。
しかし我々は今までもこのような場面で心眼を極めて来た精鋭ばかり。
己の持つ「想像力」を総動員させて、この目の前の絶景を味わい尽くす矢作Cと低血圧Mちゃん。
この息を飲む絶景に、すっかり感動して言葉も無いようだ。
一方で、ハッポーNさんは何事もなかったかのように「あちらに見えるのが唐松岳からの不帰の嶮で、ずっと先に見えるのが白馬岳で…」とガイドを続ける。
心眼使い同士だから成せるスペシャルおもてなしガイド。
これにすっかりコーフンしてしまったイエティ男優が、狂喜乱舞して絶景の前に立って陽気に「ヤッホー」と叫ぶ。
しかし現実逃避はそう長くは続かない。
次の瞬間、一気に空しくなって膝から崩れ落ちる哀しきイエティ。
そしてこの数秒後に撮影されたのが、オープニングの写真なのである。
この瞬間、己が何者かをしっかりと認識。
そして槇原敬之風に「もう悪天候なんてしないなんて言わないよ絶対」と呟いたかと思うと、吐血して絶命した。
それでも何とか彼は仲間達に支えられて蘇生し、その先にある「八方池ケルン」に到達。
天にそびえる乳首のようなこの乳房ケルンは、別名「乳頭ケルン」と呼ばれる男のロマンポイント。
これほど最終目的地に適した場所は他にないはず。
本来の目的はもっと先の丸山ケルンだったが、もうここで十分じゃないか。
そう、これは誰が何と言おうと途中撤退ではない。
我々は勝利の乳首に到達したのだ。
こうして無理矢理記念撮影して、全員の気持ちは「撤退」へとまっしぐら。
誰も異論を唱える事なく、静かに下山を開始だ。
するとここまで沈黙を保っていた矢作Cが、突然ライダーキックを炸裂させている。
ついに怒り心頭に達し、この天候に対して足でツッコミを入れているのか?
さにあらず。
これは慣れないスキー板ハイクアップによって疲労度がスパークし、思いっきり足を取られてもがいているお姿だ。
そしてその後も疲労が足に来ている矢作Cのズッコケ劇場を鑑賞しながらの下山。
彼は純粋にスキーを楽しむ為にこの八方まで来たはずだが、ここまでの所この男は一切斜面を滑る事なくズッコケばかりを繰り返している。
やがて嫌気がさしたのか、急に座り込んで遠くを眺め出した。
あまりにも切なすぎるその後ろ姿に、かける言葉も見当たらない。
しかも眺めている先も真っ白だし。
今頃彼は「なんでアイツら(悪天候3兄妹)連れて来ちゃったんだろ…」と、しみじみと後悔していたに違いない。
一方で彼に迷惑をかけている側の低血圧Mちゃんのマゾテンションは高まるばかり。
ゴーグルの奥に時折見える目は、ニッコニコで笑っている。
いよいよ彼女のマゾも安定期に入った模様。
ビジュアル的には地獄絵図だが、この状況で高笑いが止まらないおマゾ兄妹。
僕もすっかり腰を痛めてしまい、時折前屈みに腰を伸ばしつつニヤリとするという厳しい雪中行軍が続く。
一体彼らは何しにここに来たのだろうか?
やがてフラフラ度がマックスになって来た頃。
奴らがスタート地点に戻って来た。
それがこの動画です。(注意:最後の方に死体がチラッと写っています。)
完璧なるマゾ登山完遂。
生きて帰って来たと同時に、ついに彼は自分がいるべき世界にも帰って来たのだ。
そしてこれが夢見がちだった「うぬぼれ粉飾晴れ男の末路」なのである。
そして彼は薄れ行く意識の中で最後の夢を見ていた。
もう二度と叶う事のない夢。
真っ白な世界の先にある素敵な快晴絶景の夢を…。
やがて男の頬を一筋の涙が流れ落ち、彼は静かに息を引き取った。
享年37。
これが「晴れ男」という称号に憧れ続けた男の最期。
そして彼は白馬の空で星になった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
翌日。
現地にいるハッポーNさんから1枚の写真が送られて来た。
それがこちらの写真である。
あれ程あの男が憧れ続けた「大快晴」。
これで白馬に眠る彼の魂もこれで少しは浮かばれただろうか?
どうかその優しいまなざしで、いつまでも白馬の平和を見守っておくれ。
さようなら粉飾晴れ男。
おかえり悪天候野郎。
最近苦々しい気持ちでこのブログを読んでいた人たちも、これで多少スッキリした事でしょう。
さあ。
次なる戦いが私を待っている。
安息の場所に救いなんてないのだ。
もう浮かれてなんかいられない。
何故なら私は、
悪天候マゾ野郎なのだから。
〜夢見る男の美白道場〜 完
(当日八方尾根スキー場にご来場の皆様と、こんな奴らだとは知らずに悪天候人間達の便乗を許可したボーダーOさんには心より陳謝致します。)
夢見る男の美白道場〜うぬぼれ晴れ男の末路〜
記事が気に入ったら
股旅ベースを "いいね!"
Facebookで更新情報をお届け。
MATATABI BASE
SECRET: 0
PASS: 8b9d705c480884c035d6a711a8311ec3
この日!私は野沢温泉にいたのですが、ゲレンデスキーだからもっとしっかり雪降ってほしいのに、いやにピンポイントで雨雲がかかっているねと仲間と宿で話していたのです!まあ、そういう事情だったのであれば仕方ないと納得してしまいました。。。
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
ああ!ミヴァケさん。
迷惑をかけてしまったのは八方尾根スキー場のお客様達ばかりではなかったのですね。
何の罪も無い一般市民の皆様に多大なご迷惑をおかけ致しました。
せっかくのお休みをゲレンデで楽しもうと白馬方面に来ていた人々の貴重な時間をあんな事にしてしまって…。
悪天候三兄妹を代表してこの場で陳謝致します。
今パソコンの前で深く土下座しております。
しかし、これはある程度あの日に白馬近辺にいた己の運命を呪ってください。
もうこれは出会い頭の事故みたいなもんなんで、防ぎようがございません。
キングボンビーにでもくっつかれてしまったと思って諦めてください。
最近僕の友達からも苦情が相次いでいますので、そろそろ有料会員制で「アイツらの現在地」というアプリでも作ってやろうかと思ってます。
それで我々の現在地を事前に把握できれば、皆様の行楽の計画のお役に立てるかと自負しております。
来月は八ヶ岳方面に出没しますんで、そっちの方のスキー場には行かない事をお勧めします。
この度はほんとスイマセンしたぁ!