もうしばらくは山にも行けないし、体も休ませなきゃいかんのでガッツリ過去旅をまとめていこう。
という事で、「あん時のアイツ」シリーズ第8弾として満を持して「ユーコン川」の旅を書いておこう。
当時28歳だった僕は、初の長期単独行にして初の海外一人旅にカナダのユーコン川を選んだ。
凄まじい程の不安と興奮につつまれながらも、若者らしい悩みと冒険心を抱えて望んだ事を覚えている。
アウトドアの技量も経験も幼稚で、持っている装備も実に貧弱なものばかり。
下の写真は出発前に撮った全装備。
友達に借りた大型ザックにすべてを詰め込み、寝袋(ネットで格安で買ったメーカー不明品)を外に括り付けている。
とにかく金もないからあるものでなんとかし、ないものは借りたりネットで安く手に入れたものばかり。
でもこの頃が一番楽しかったように思う。
無いなりに工夫して、なんとかやっていた甘酸っぱい青春時代だ。
この姿で移動する姿は、実に滑稽だ。
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というわけで次回からユーコン川漂流記が始まります。
今回は当時の日記をできるだけそのまま載せます。
だから、どうでもいいことや稚拙な文章のまま載るけど、その時の空気感を残したいからそのまま書きます。
基本的に僕以外の人が読んでも面白くないかもしれんけど、暇な人、もしくはこれからユーコンに行こうとしている人に楽しんでもらえればと思ってます。
この旅は僕の人生の全てを変えてしまった旅です。
僕はこの旅以降、健全なる社会人としては生きていけなくなってしまった。
価値観のすべてが変わってしまって、その後の生き方を決めてしまった気がする。
別にこれといった何かがあったわけではないんだけどね。
まあ期待煽っておいてなんだけど、他人にはそんなに面白くないかも。
でもまあ相変わらず、ついてない感じで始まる物語です。
それでは次回、日本からバンクーバーまでの模様を「ユーコン川漂流記〜プロローグ〜」でアップしていきます。
ユーコン川漂流記〜予告編〜
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MATATABI BASE
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