ユーコン川漂流記

ユーコン川漂流記〜予告編〜

DSC01758.jpg

もうしばらくは山にも行けないし、体も休ませなきゃいかんのでガッツリ過去旅をまとめていこう。

という事で、「あん時のアイツ」シリーズ第8弾として満を持して「ユーコン川」の旅を書いておこう。


当時28歳だった僕は、初の長期単独行にして初の海外一人旅にカナダのユーコン川を選んだ。

凄まじい程の不安と興奮につつまれながらも、若者らしい悩みと冒険心を抱えて望んだ事を覚えている。

アウトドアの技量も経験も幼稚で、持っている装備も実に貧弱なものばかり。

下の写真は出発前に撮った全装備。

DSC01604.jpg

友達に借りた大型ザックにすべてを詰め込み、寝袋(ネットで格安で買ったメーカー不明品)を外に括り付けている。

とにかく金もないからあるものでなんとかし、ないものは借りたりネットで安く手に入れたものばかり。

でもこの頃が一番楽しかったように思う。

無いなりに工夫して、なんとかやっていた甘酸っぱい青春時代だ。

DSC01649.jpg

この姿で移動する姿は、実に滑稽だ。

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というわけで次回からユーコン川漂流記が始まります。

今回は当時の日記をできるだけそのまま載せます。

だから、どうでもいいことや稚拙な文章のまま載るけど、その時の空気感を残したいからそのまま書きます。


基本的に僕以外の人が読んでも面白くないかもしれんけど、暇な人、もしくはこれからユーコンに行こうとしている人に楽しんでもらえればと思ってます。


この旅は僕の人生の全てを変えてしまった旅です。

僕はこの旅以降、健全なる社会人としては生きていけなくなってしまった。

価値観のすべてが変わってしまって、その後の生き方を決めてしまった気がする。

別にこれといった何かがあったわけではないんだけどね。

まあ期待煽っておいてなんだけど、他人にはそんなに面白くないかも。

でもまあ相変わらず、ついてない感じで始まる物語です。


それでは次回、日本からバンクーバーまでの模様を「ユーコン川漂流記〜プロローグ〜」でアップしていきます。



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