8月16日4時起床、空快晴。
5時半出発。
この日は昨日とは打って変わって、実に気持ちの良い川下りとなった。
五十石ののどかな景色の中7時頃ついに丹頂鶴登場。
写真では分かりづらいが真ん中あたり2羽飛んでいる。
逢えるとは思ってなかったのでとても感動した。
丹頂鶴は常に夫婦で行動するというのは本当で、仲良く2羽でたたずむ姿は大きくそして美しかった。
ああ、俺もそろそろ嫁さん欲しいなあと思う瞬間である。
やがて川は湿原部に入ってゆく。
10時頃、今度はエゾシカの登場だ。
15秒くらいお互いじっと見つめ合った後、鹿は逃げて行った。
鹿にまでフラレるようじゃ人間の嫁さんはまだまだだなあと思う瞬間である。
途中塘路湖からのカヌーツアーだろうか、赤壁の曹操軍かと思うような大船団がぎゃーぎゃー騒ぎながら下ってきた。
あの状態では丹頂鶴もエゾシカもびっくりして出てこないだろう。
単独行万歳、まだまだ結婚してたまるかと思う瞬間である。
11時半頃細岡のカヌーポートでゴール。
湖入れて約85km程の川旅だった。
細岡駅の時刻表を見に行ったら11時55分に電車が来たのでライフジャケット着たままだったが飛び乗った。
それに乗れないとしばらく電車こないので素晴しいタイミングだった。
50分¥1,300くらいで美留和駅に到着。
前々日置いておいたMTBで和琴半島湖畔キャンプ場の駐車場へ。
向かう途中釧路川の源流部を改めて眺めるととても美しかった。
源流部はまた晴れた日にリベンジしたい。
13時半頃駐車場着。
車で一路細岡のカヌーポートへ戻りカヌー回収。
そのまま細岡の展望台にて湿原を一望す。
まさに絶景だった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
その後釧路まで南下し、和商市場に行った。
そして、そこで念願の勝手丼を食った。
勝手丼とは、市場に入るとまずどんぶりに入ったご飯を買って、ウニやイクラなど新鮮な海鮮ものを勝手にどしどし乗せてお会計ってやつだ。
これがあまりに嬉しくて、勝手にやりすぎて¥2,600もいってしまった。
でもまあ内地の都市部なら倍以上はするようなどんぶりだったので良しとするのだ。
その後釧路の海の砂浜でキャンプ。
素晴らしい海の幸を提供してくれた釧路の海に感謝の意を捧げ、盛大に流木で焚き火をし、遠くでやってた花火大会の花火を見つつ、酒とギターで気持ちよくなり、波の音を聞きながら眠りについた。
北海道中膝栗毛11
記事が気に入ったら
股旅ベースを "いいね!"
Facebookで更新情報をお届け。
MATATABI BASE
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
この日は穏やかで、雄大な北海道を感じれる日記になってるねぇ
前途多難・テンション 感がなかなかに多い日記だけど、ワクワク感は出てるよ[i:63992]
Yちゃん話聞いたり、ブログ見るとザック背負って旅に出たい気持ちになるよ 実際は、難しいけど[i:63943]
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
難しいことはないよ。
人間なんだってできるさ。
特に旅なんて簡単なことよ。
行き当たりばったりでいいんだからさ。
だからこんなにトラブってんだけどね。