北海道中膝栗毛

北海道中膝栗毛6

さらに車を走らせ、然別湖で足湯に浸かり、糠平湖でMTBを走らせたりととても楽しく移動を続けた。

DSC03848.jpg

DSC03861.jpg

DSC03868.jpg

足寄湖では地元の大スター松山千春が草むらから登場。
看板ですが。

その後、足寄湖をすぎたあたりで何故か突然の大渋滞。

イライラしていると地元車っぽい車が側道へ逃げて行ったのを見逃さず、僕もその車の後を追った。
きっとショートカットルートに違いない。

しかしそこに待っていたのは行き止まりじゃないか。

そいつも知らずに来てしまったようだ。
Uターンして引き返しざま、その人と目が合ってお互い苦笑い。
とんだタイムロスだ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

やがて渋滞を抜け、腹も減って来た僕の目にじゃがいも食い放題の看板が飛び込んで来た。
なぜ食べ放題なのかよくわからんかったけど昼飯代浮かすために死ぬほど食ってやった。

DSC03874.jpg

やがて北海道三大秘湖オンネトーへ到着。
それこそバスクリン混入してるかのように湖が真っ青なのには感動した。

DSC03881.jpg

もっと上の方から見たいと思っていたら、登山道展望台まで0.8Kmと書かれた看板が。
奇麗な景色のために、かなり急な登り坂を1時間ほどヒーヒー言いながら登った。

DSC03889.jpg

展望台から見るオンネトーは木が邪魔でほとんど見えず、かろうじて隙間から見ても米粒程度しか見えない。
何も展望できない展望台で、僕は深くため息をついて元来た道を戻って行った。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

次に阿寒湖が一望できるという阿寒スキー場にまた徒歩にて登って行った。
さすがにこのあたりでかなり体力を消耗していた。

「阿寒湖と俺」というタイトルで写真を撮ろうと、セルフタイマーをセットしてダッシュで立ち位置に向かって行く途中足が滑り、「阿寒湖と坂道を滑り落ちてく俺」という写真が撮れたとき、疲れが足に来ている事に気づいたのだ。

DSC03897.jpg

しかし弱音は言ってられない。
死ぬ気で北海道を遊び尽くすのだ。

DSC03901.jpg

途中ポンヌプリサンマクツベツ川というアナウンサー泣かせのかみそうな名前の川を越え、僕は念願だった摩周湖へと車を走らせた。

僕の頭上には怪しげな雲が漂い始め、僕の車は少しづつ霧の中へと吸い込まれて行った。



記事が気に入ったら
股旅ベースを "いいね!"
Facebookで更新情報をお届け。

MATATABI BASE

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)




カテゴリー

アーカイブ

おすすめ記事

  1. 甲斐駒ケ岳/長野

    甲斐駒男塾 前編〜進め!果てしなき直進行軍〜
  2. 前穂〜奥穂〜涸沢/長野

    紅葉挟撃作戦1〜岳沢編・快晴奉還への道〜
  3. 小太郎山/山梨

    小太郎男塾〜歩荷鬼六と不愉快な仲間達〜
  4. ◉ りんころ成長記

    神々の理想郷〜デスゾーンの彼方に〜
  5. 常念〜大天井〜燕/長野

    常念山脈北上野郎1〜常念岳・涙そうそう編〜
PAGE TOP