前回記事で今シーズン初めての雪山登山を敢行。
冬期御嶽山にて、初の3,000mオーバーの本格的雪山を体験した。(参考記事:御嶽失禁オールスターズ〜奇跡の蒼いそら〜)
そこで今回は極めて個人的なメモ替わりの記事。
御嶽山での体験を元に、現状装備の足りない点や反省点をあぶり出して今後に活かす為のおまとめの回。
ハッキリ言って僕以外の人が読んでも何も面白くないです。
カヌーにしろ登山にしろあくまで独学でやって来てるんで、こうして実体験を元に調整して行くのがいつもの僕のやり方。
そして万全を期して調整しては、また痛い目に遭ってため息をつくのもいつもの僕でもある。
まあこの戦いに正解も終わりも無い事は重々承知している。
要するに、ただ単にこうして頭の中でシコシコ考えてるのが好きなのであります。
では、今回使用した装備一式を振り返りつつメリット・デメリットをあぶり出していきます。
本当に物好きな人だけお入りください。
所詮雪山初心者があれやこれやと五里霧中になってるだけの回なんで、あまり参考にしない様に。
ちなみにスマホビューだと商品が小さくなるんで、見る人はPCビューにてどうぞ。
ほんと、個人的なメモなんです。
そうなんです。
今週はネタが無いんですね。
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〜ウェア編〜
【上半身】
上半身に関しては、今回それほど不快感や寒さを感じる事無く過ごす事が出来た。
ただ今回の御嶽山はまだ12月だったと言う事と、好天時だった事を考えればまだまだ荒天時のテストが必要。
現状は今のスタイルで大きな問題はないが、細かい部分での不満と今後試してみたいアイテムもある。
とりあえず、今回使用したものは以下の通り。
ドライレイヤー:ファイントラック「フラッドラッシュ スキンメッシュT」
FINETRACK(ファイントラック)フラッドラッシュスキンメッシュT Men’s () ファイントラック(finetrack) 商品詳細を見る |
これに関しては何の文句もない。
過去にこれ無しで雪山に登った時の汗冷えのツライ体験を考慮すると、もうこれはマストアイテム。
ただこれを買った時はオールシーズン使用する事を念頭にして買ったが、今後は冬山に特化した「フラッドラッシュ アクティブスキン ロングスリーブ」も試してみたい。
購入優先順位はまだ先だけど、厳冬期に汗冷え的な寒さを感じるようなら一考の余地有り。
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ベースレイヤー:パタゴニア「キャプリーン3 クルーネック」
(パタゴニア)patagonia M’s Cap 3 MW Crew 44421 (2012/08/27) patagonia(パタゴニア) 商品詳細を見る |
これに関しても問題ナシ。
ベースレイヤーは保温性よりも行動時の透湿性を重視してるんでこいつの使い勝手はかなり良い。
たださらなる厳冬期には、一度ミズノの「ブレスサーモウール・ヘビーウエイトクルーネック長袖シャツ」を試してみたい。
(ミズノ)Mizuno ブレスサーモ ウール ヘビーウェイト クルーネック長袖シャツ (2013/09/25) MIZUNO(ミズノ) 商品詳細を見る |
今までは発汗による汗冷えを予防する事ばかり考えて来たが、こいつは汗による水分をそのまま熱に変える素材。
製品情報通りなら、厳冬期登山には欠かせないベースレイヤーになるかも。
ただ行動時に汗で暑すぎる事にならないかが不安だが、店員さん曰くそれは大丈夫って言ってた。
でもこればっかりは試してみないと何とも言えない。
でも登山者からの評価は高いから気になる所だなあ。
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ミッドレイヤー:パタゴニア「R1 プルオーバー」
(パタゴニア)patagonia メンズ・R1プルオーバー 40108 SDB 943 M () patagonia(パタゴニア) 商品詳細を見る |
これも適度な保温性と、キャプリーン3との相性の良さで問題ナシ。
キャプ3+R1のコンビで、ハイクアップ中でも汗でびちゃびちゃになったり、熱がこもったりする事無く快適に過ごせた。
ただ問題としては、外人向けのパタゴニア製品全体に言える事なんだけど「裾が短い」って事。
長く行動していると、裾がさらに上に上がって来て腹部でグシャッとなって背中が露出する事がよくある。
まあこれは僕の腹が出てるからってのもあるけど、こいつが結構不快だったりする。
素材的にはかなり気に入ってるだけに非常に残念。
かといってやたら袖だけは長いんで現状のSからMにすればさらに袖が長くなるし、ベースからの吸汗性能考えると体にフィットしていた方が良いし。
まあこれに変わる良いミッドレイヤーはまだ調べてないし、ひとまず腹を凹ませる事を考えて行こう。
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アウター:マウンテンハードウェア「ドライステインジャケット」
(マウンテンハードウェア) Mountain Hardwear Drystein Jacket ドライステインジャケット BlueHorizon/Sapphire () (マウンテンハードウェア) Mountain Hardwear 商品詳細を見る |
こいつに関しては満足はしてるが問題点も多い。
良い面としてはドライQエリート素材の脱湿効果が素晴らしく、激しいハイクアップ中でもウェア内が蒸れて不快になる事がない。
行動時にはとても使い勝手がよく、オールシーズン快適に使えるアウターだ。
でも多くのユーザーが漏らしている様に、若干寒い(涼しいと書いた方が適切な感覚)のだ。
そして首の部分が短いので、顔の防風ができない(僕の顔がでかいのも原因)。
本音を言えば厳冬期用のオーソドックスなアウターが1着欲しい所だけど、もちろん5万円オーバーなんで当分手を出せません。
しばらくはこいつで頑張って、インナーの工夫で凌いで行こうと思う。
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以上が行動中の上半身ウェア。
ここに予備防寒として携行して行くのが以下の3点。
・パタゴニア「R2ジャケット」
パタゴニア patagonia メンズ R2 ジャケット () patagonia(パタゴニア) 商品詳細を見る |
透湿性が素晴らしい薄手のフリース。
R1では不安な際はこれを着るが、今のところあまり出番はない。
予備兼小屋泊時のウェアとしては重宝する。
昔セールで買ったサイズがデカイものなので、適正サイズならきっともっと適切に使えたんだけどな。
・パタゴニア「ナノパフ プルオーバー」
(パタゴニア)patagonia M’S NANO PUFF P/O 84020 (2010/10/01) patagonia(パタゴニア) 商品詳細を見る |
濡れても保温性の落ちない化繊のもの。
行動時に寒くなった際は、こいつをインナーダウンとして使用。
こいつも使い勝手はいいが、例のごとく裾が異常に短いのがかなりの不満点。
R1同様、次第にまくれ上がって来て一部背中が露出してしまう。
化繊なので当然羽毛に比べて収納時のサイズが結構大きい事と、わりかし寒さも感じる。
ちなみに僕が買ったのはグリーンの色のものだが、その発色も明る過ぎていまいち気に入ってはいない。
非常に惜しい部分の多いウェアだ。
・モンベル「ライトアルパイン ダウンパーカ」
(モンベル)mont-bell ライトアルパイン ダウンパーカ Men’s (2013/10/02) mont-bell(モンベル) 商品詳細を見る |
長時間の休憩時などに着用する防寒具。
多分6年くらい前に買ったやつで、随分と長い事使い古しているダウンパーカ。
大分へたって来てて、羽毛のロフトも弱まっているからいい加減に買い替えたいんだけどもちろんそんなお金はない。
最近では羽毛自体に撥水効果を持たせたダウンが登場しているんで、それらがもっと普及して価格が落ち着いた時にでも次回のダウン購入を考えよう。
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【下半身】
続いて下半身の問題。
失敗気味なアウターを買ったせいで試行錯誤が続いているこの問題。
今回はテストとして、考えられる限りの完全武装で挑んだ。
もちろん寒さは感じなかったが、今後はいかにこの中から余計なものを削いでベストな組み合わせが出来るかの戦いになってくる。
ベースショーツ:ファイントラック「フラッドラッシュ パワーメッシュ ボクサーショーツ」
ファイントラック(finetrack) フラッドラッシュパワーメッシュボクサーショーツ男性用 FUM0805 () ファイントラック(finetrack) 商品詳細を見る |
トレラン用に買ったものだが、雪山でも股間の蒸れ対策で使用。
無くても良いが、あるにこした事はない。
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ショーツ:ノースフェイス「フライウエイト トランクス」
THE NORTH FACE(ノースフェイス) ウォームトランクス男性用 NU65138 () THE NORTH FACE(ザノースフェイス) 商品詳細を見る |
ここに載せた商品はウォームタイプのものだが、僕は夏同様のドライタイプのものを使用。
ただファイントラックのベースショーツのまま直接サポートタイツ履いても問題が無い気もする。
吸汗性を高めるって意味では、履いておいても損ではないかな。
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サポートタイツ:CW-X「スタビライクス ホット」
(シーダブリュエックス)CW-X スタビライクスモデル(ロング/HOTタイプ) (2013/12/11) CW-X(シーダブリューエックス) 商品詳細を見る |
これも6年くらい前にアウトレットセールで買ったもの。
通常のサポートタイツに若干保温性と防風性を持たせたもの。
正直アウターで防風はされるから、ここは通常のサポートタイツでも十分な気もした。
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保温タイツ:モンベル「スーパーメリノウールEXP.タイツ」
(モンベル)mont-bell スーパーメリノウール EXP.タイツ Men’s (2013/10/02) mont-bell(モンベル) 商品詳細を見る |
今回はどれほどの寒さか想定できなかったんで、サポートタイツの上にこいつを履いて行った。
ここまでは必要なかったかもしれないが、もしかしたらこいつを1枚かました事で寒さを感じなかったのかもしれない。
今後のテスト課題は、どこまで最小限な重ね着で快適に過ごせるかの見極めとなってくる。
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ミッドパンツ:マムート「ソフテック トラバースパンツ」
マムート SOFtech TRAVERSE Pants Men ブラック Lサイズ 1020-08310-0001 () MAMMUT マムート 商品詳細を見る |
ストレッチ性のある素材なんで、ミッドとしてもごわつかずに使用できた。
でもアウターパンツの事を考えると、ここまで履く必要も無い気もする。
ただ上半身インナーをしっかりパンツインできるから無くは無いかな。
これ履いたからって特に熱気がこもる事も無かったし。
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アウターパンツ:マウンテンハードウェア「ヘスティアパンツ」
問題はこいつなんだよね。
結局現物を見ずに海外通販で買ってしまったのが災いして、サイズが全然合っていない。
そもそもこれはバックカントリー用というか、スキーブーツありきのサイズ設定で裾が長いのなんのって。
そのくせその他の部分は小さいからケツがプリンプリンになるし。
このアウターパンツさえ通常のものを買っていれば、下半身問題でこんなに頭を悩ます事も無かった。
かと言ってこれも良いお値段だからそう簡単に買い替えるなんて出来ないし。
とりあえず裾が長い分はロングゲイター履いてごまかしてるから、もう3年くらいは我慢してこいつと付き合って行こう。
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ゲイター:イスカ「ゴアテックス ロングゲイター」
ISUKA(イスカ) ゴアテックス ロング ゲイター L 2457 2457 () ISUKA(イスカ) 商品詳細を見る |
こいつはゴアッテクス製なんで中の結露も少なく、前ジッパーなんで履き易くて気に入っていた。
しかし今回、僕のアイゼン歩行の未熟さが災いしてこんな事に。
見事にアイゼンの爪でザクザクに切り裂いてしまいました。
今後はアイゼン歩行の技術もちゃんとしていかないと…。
とりあえずモンベルの「リペアシート」で補修して使って行こう。
でも今後もまだまだ引き裂いてしまいそうだ。
今後ゲイターは消耗品として考えていかんといかんかも。
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ソックス:スマートウール「マウンテニアリング」
SmartWool(スマートウール) マウンテニアリング 2013FW () smartwool(スマートウール) 商品詳細を見る |
蒸れ感が少なく、保温・防臭効果もあるスマートウールの最厚手モデル。
昔は靴下二重履きなんてしてたけど、これ1足で十分。
これに関しては何の問題もナシ。
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シューズ:ノースフェイス「ヴェルトS6K グレイシアGORE-TEX」
ノースフェイス NF01218 Verto S6K Glacier GTX ヴェルト S6K グレイシア GTX(メンズ) 【Mens】 () THE NORTH FACE(ザノースフェイス) 商品詳細を見る |
本宮山の試し履きを経て、初の雪山使用となったこいつ。
まだ足に慣れてないってこともあって、急登が長く続いた時に若干踵に靴擦れを感じてしまった。
しかしそれはもう少し履き慣らせば解決しそうだし、歩き方にも問題があった。
今回本格的な使用を通じて、総じて大満足の1足だった。
足の寒さも感じる事無く、ツボ足でも安定感あるグリップ力。
もちろんグリヴェルのアイゼンとも相性抜群。
コストパフォーマンス考えたら、かなり良い買い物をしたと思える。(まだ1回履いただけど)
今の所何の問題も無し。(買ったばっかだからあったら困る)
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【手】
末端部の手に関するウェアリング問題。
基本的に冷え性な僕としては非常に重要な問題だけど、全体的にケチったアイテムが多くて今回も苦労した。
3,000m状況では、グローブをしてても指先に寒さを感じた。
こんな事なら値段は張っても最初からちゃんとしたものを買っておくべきだった。
サイズの事も重要で、操作性を重視するあまり小さめのサイズを選んでしまったのもダメだった。
血流が圧迫されて、逆に末端を冷やす結果になってしまった。
早急に解決して行かないといけない問題。
インナーとアウターがセットになった、しっかりとした雪山登山用のグローブが必要だ。
とりあえず現状は以下の通り。
インナーグローブ:ノースフェイス「イーチップグローブ」
THE NORTH FACE(ノースフェイス)イーチップ グローブ 手袋 スマートフォン メンズ レディース NN61222 () THE NORTH FACE(ザノースフェイス) 商品詳細を見る |
樹林帯のハイクアップ時にはこいつだけでも十分。
ただスマホ操作部分の銀色の所は、1年でボロボロになってもう操作は出来ない。
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ミドルグローブ:モンベル「クリマバリア グローブ」
モンベル(montbell) クリマバリアグローブ M’S BK メンズ 1108873 () mont-bell(モンベル) 商品詳細を見る |
ミドルグローブに防風性は必要ないのに、何も考えずに中途半端なこのグローブを買ってしまったというミス。
今後はちゃんとウール素材のものをチョイスしていかんと。
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オーバーグローブ:モンベル「オーバーグローブ」
(モンベル)mont-bell オーバーグローブ (男女兼用) (2013/10/02) mont-bell(モンベル) 商品詳細を見る |
今思えば、せっかくオーバーグローブ買うんだったら、もっと保温効果のあるミトンタイプにするべきだった。
でもミトンタイプだとカメラ操作やピッケル操作が難しそうだな。
何にしても今後はウールのインナーグローブとこいつを予備として携行し、ちゃんとした冬期アルパイン用グローブを買おうかな。
費用対効果的にはモンベルの「OutDry アルパイングローブ」あたりか。
モンベル Outdry アルパイングローブ フィット Men’s ブラック Mサイズ 1108660 () mont-bell(モンベル) 商品詳細を見る |
もう失敗したくないから、これは他メーカー含めてよくよく考えていかんといけないな。
でも早急に買わなくちゃ…。
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【頭】
帽子に関しては問題は無かったが、やはりサングラスとバラクラバの問題が気になった。
特にサングラスは風で吹き飛んで行ってしまったので、今一番早急に手に入れないといけない最重要アイテム。
帽子:マムート「ツイークビーニー」
MAMMUT(マムート) ツイークビーニー 1090-01351 () MAMMUT(マムート) 商品詳細を見る |
これに関しては問題ナシ。
特に熱がこもったり、寒さを感じたりの不快感は無かった。
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バラクラバ:モンベル「スーパーメリノウール バラクラバ」
モンベル(mont‐bell) スーパーメリノウール バラクラバ () mont-bell(モンベル) 商品詳細を見る |
これも一番安いやつを買ったのがいかんかったな。
やっぱり鼻の穴の呼吸孔がないから、どうしても息苦しい上にサングラスが曇ってしまった。
そしてサングラスが曇らない様に鼻の下まで布を下げると、たちまち鼻の頭が凍傷になりそうになった。
薄手のものだし、僕のアウターが顔まで隠れる襟の長さがないので若干寒かったし。
アウターはしばらく買い替えない以上、ここはウィンドストッパー着きで呼吸孔もあるしっかりとしたやつが欲しい所。
こんな感じの。
THE NORTH FACE(ノースフェイス) Expediton Balaclava(エクスペディションバラクラバ) NN41200 () THE NORTH FACE(ザノースフェイス) 商品詳細を見る |
でもやっぱり良いやつは高いのね…。
もう少し我慢して今のものを使って行こうかな。
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サングラス:エレッセ「スポーツサングラス」
Ellesse スポーツサングラスES-S101 ブラック×レッド 偏光レンズ ミラーレンズ ハードケース () ellesse(エレッセ) 商品詳細を見る |
乱視で眼鏡を必要とする僕としては、インナー眼鏡が取り付けられるこのサングラスしか選択肢は無かった。
度付きのものなんて高いし、オークリーなんてとても手が出ないし。
でも結果としてインナー眼鏡がある分だけ肌に干渉する事が多く、今まで非常に使いづらかった。
それでもなんとか使って来たんだけど、ついにこの度偏光グラスだけが風で吹き飛んで行ってしまった。
という事で、これはもう良い機会なんでサングラスを新調する事に。
乱視だけど眼鏡無しでも行動は出来るんで(目が疲れるけど)、ちゃんとした雪山用のサングラスを買おう。
今候補に挙がっているのはこいつ。
Julbo(ジュルボ) Bivouak Zebra [調光レンズ] () Julbo(ジュルボ) 商品詳細を見る |
調光レンズなんで、暗い樹林帯から高山までカバーするもの。
サイドからの紫外線もカットするし、メーカーとしても雪山用サングラスとしての老舗メーカー。
何にしても早々に手に入れないと、雪目になってしまうからとても雪山には行けなくなる。
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ゴーグル:キスマーク「昔のゴーグル」
ゴーグルは15年くらい前に買ったスノボ用のもの。
いつも念のために携行していたが、やはり風の強い山頂直下の世界では実に役に立った。
でもそうしょっちゅう出番はなさそうなんで、まだまだ当分こいつを使って行こう。
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〜ギア編〜
続いてはギア編。
もうここまでまじめに読み進んで来た人はそうはいないだろうが、あくまでこれは今後の自分の為なのです。
気にせず突き進みますよ。
ザック:グレゴリー「トリコニ60」
GREGORY(グレゴリー) TRICONI 60 トリコニ60 () GREGORY(グレゴリー) 商品詳細を見る |
もちろんこいつは冬期用ではないから、特別使い勝手がいい訳じゃない。
スノーシュー装着用兼訓練用でこの容量を担いで行ったが、正直日帰りではいつも使ってる日帰り用のグレゴリー「Z40」で十分だ。
Gregory(グレゴリー) Z40 アイアングレー M () GREGORY(グレゴリー) 商品詳細を見る |
基本的に行動中には面倒くさくてザックの中に手を入れる事はほとんどない。
とにかく必要な物はザックを開ける事無く(出来ればザックを下ろす事すら無く)、最小限の手まですまして行った方が良いと感じた。
特にスノーシューを積んだ状態だと、ザックを開けるのはますます面倒。
もういっその事全てが外付けだったらどんなにか楽だろうと思った程。
以前紹介したこんな奴もみたいな↓(参考資料:ジャイアントキリング〜放浪の魂〜)
日帰りメインならやっぱこれも有りだな。
今後もザックに関しては要検討ですな。
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ピッケル:ブラックダイヤモンド「レイブンウィズグリップ65」
ブラックダイヤモンド(BlackDiamond) レイブン ウィズ グリップ BD31023 () BlackDiamond(ブラックダイヤモンド) 商品詳細を見る |
今までの低山では大して出番が無かったけど。やっぱり御嶽山レベルでは必需品でした。
ただ現時点ではそんなに激しい雪山に頻繁に行くつもりが無いんで、このストレートシャフトのもので十分。
ストック的に使う頻度が一番多いので、65cmは特に長過ぎる感じはない。
ただやっぱりタスキがけのリーシュの方が持ち替えがスムーズなんで、そこは今後どうにかして行こう。
何にしても今後はちゃんとしたピッケルワークを本気で学んで行かないとね。
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トレッキングポール:ブラックダイヤモンド「ディスタンス」
Black Diamond(ブラックダイヤモンド) ディスタンスコルク BD82308 () BlackDiamond(ブラックダイヤモンド) 商品詳細を見る |
相変わらず問題なく気に入って使っている軽量ポール。
本来は3シーズン用のこのポールだけど、以前苦労してスノーバスケットが装着できる様に工作した一品(参考記事:尻軽女とマゾマゾクッキング)
ただ一つ問題点があって、管理の仕方が悪かったのか、最近折り畳んだ状態からポール状態にする時に猛烈に固い時がある。
これがもし現場で発生したら何の役にも立たない。
グリス塗ったりして対応しているけど、一度石井スポーツに持参して対処方法を聞いてみる事にしよう。
ちなみにわざわざ工作しなくても、今年になって4シーズン対応モデルが出たみたいだね。
Black Diamond(ブラックダイヤモンド) ウルトラマウンテンカーボン BD82290 () BlackDiamond(ブラックダイヤモンド) 商品詳細を見る |
でも高いしカーボンなのに今のやつより重いから、やっぱしばらくこのままでいいや。
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アイゼン:グリヴェル「G12・ニューマチック」
グリベル(GRIVEL) G12・ニューマチック GV-RA074A02 () GRIVEL(グリベル) 商品詳細を見る |
思い切って買ったグリヴェル姐さん。
やっぱり今までの10本爪スノースパイクとは格段の違いで、見事な安心感。
でも物自体には全く問題ないが、問題があるのは自分の力量の方。
しっかりしたアイゼン用の歩行技術が身に付いておらず、前述の通り知らず知らずの間にゲイターを引き裂いていた。
今後の課題はやっぱり歩行技術。
二本のレールの上を歩くかの様に、しっかり足と足の間を意識的に開いて歩ける様に訓練だ。
万が一危険な場所で爪を引っかけてしまったら、それこそ命取りです。
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スノーシュー:MSR「EvoTour」
MSR EVOツアー 40542 (2012/10/11) MSR 商品詳細を見る |
ある程度想定内だったけど出番無し。
大量新雪の時はほんとに役に立った事は過去記事参照。
今回は訓練用に背負って行ったけど、やっぱり出番がないと邪魔でしょうがない一品だね。
やっぱり本音を言えば、スノーシューとワカンを両方持ってて、現場の状況に合わせて使い分けるべきなんだろうね。
エキスパートオブジャパン・スノーシューズL(SN4)【オリジナル専用ケース・爪カバー付】 () エキスパートオブジャパン/oxtos 商品詳細を見る |
もちろん、もうお金に余裕がないからしばらくはスノーシューオンリーで。
むしろ一回くらいはハードなラッセルも体験しておきたい所。
まああと5年もすれば、軽量折りたたみのスノーシューとか出てくるんじゃないかな。
それまでは現状維持で。
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ヒップソリ:スポーツ店で買った「500円ヒップソリ」
カイザー(kaiser) ヒップソリ スカイブルー KW-974SBL (2012/03/07) カイザー(kaiser) 商品詳細を見る |
これをギア類に入れるのも変な気もするが、一応重要なアイテム。
状況が整った場所(伊吹山みたいな)なら、これがあると猛烈に楽しい。
ただし使わないとこれほど邪魔な物もない。
でもどうしてもパンツのみでシリセードすると、どうしてもパンツが傷んじゃうんだよね。
意外とこれも悩ましい問題で、ピッケルでスピードを抑止しようとすれば両手フリーが望ましいし。
まあこれはボチボチ考えて行くか。
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〜飲食ギア編〜
飲食系に関しても、毎度雪山山行の度に問題点が出ては調整して来た。
日帰り程度では現状ベストに近づいて来たけど、まだまだ改善点はある。
ただ今回一番思い知ったのは、ギアなんかよりももっと多くの行動食が必要だったと言う事。
雪山の厳しい状況下ではのんびりとメシを作って食う時間がない事も十分ある事なので、昼飯無しでも一日を乗り切れるだけのエネルギーをここから摂取する必要がある。
もしくは朝の早い段階で山頂を落とし、下山時の樹林帯で落ち着いてメシを食う行程を見越して行った方が良いと感じた。
何にしても雪山のエネルギー消費量は結構なもので、下手をすれば体が動かなくなってしまう恐れもある。
行動食の種類と、手に取り易い配置場所も今後の課題だ。
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リザーバー:プラティパス「ビッグジップSL 2L 」+「ドリンキングチューブインシュレーター」
Platypus(プラティパス) ビッグジップSL 2L 25021 (2011/03/08) Platypus(プラティパス) 商品詳細を見る |
PlatyPus(プラティパス)ドリンキングチューブインシュレーター () Platypus(プラティパス) 商品詳細を見る |
水分保有に関してはやっぱりリザーバー使った方が効率的なんで、今回もこのスタイルで行ってみた。
このチューブインシュレーターを使えばチューブが凍る事無く水分が摂取できる。
でもそれも鈴鹿レベルの樹林帯が多い山までだと言う事が今回判明し、やっぱり寒風吹きすさぶ森林限界以上の山では見事に凍ってしまった。
やっぱり今後は、通常のボトル+保温ボトルのスタイルで水分補給して行った方が良さそうだな。
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保温ボトル:サーモス「山専ボトルFEK-500」
THERMOS(サーモス) 山専ボトル 500ml TBL(ターコイズブルー) FEK-500 () THERMOS(サーモス) 商品詳細を見る |
もうこれは今では欠かせないアイテム。
グローブしたままでも扱い易いし、保温効果も抜群。
日帰りでカップラーメンだけってんなら、調理器具置いてこれにお湯入れて行けば十分に事足りる。
でも今はここに甘いコーヒーやココアを入れて、エネルギー摂取に役立てている。
やっぱりいちいちお湯を沸かさずに熱い飲み物が飲めるのはありがたい。
そして今年になって、さらに強化された大容量900mlタイプも登場。
サーモス 山専ボトル ステンレスボトル ブラック FFX-900 BK () THERMOS(サーモス) 商品詳細を見る |
なんか保温力とかもアップしてるし、この容量ならリザーバー無しでこれ1本で日帰り雪山登山はカバーできるな。
非常にそそるけど、お金ないんで現状の500ml+500mlペットボトル水で我慢だ。
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バーナー:JETBOIL「ジェットボイルSOLチタニウム」
JETBOIL(ジェットボイル) バーナー SOL チタニウムサンド 1824324 【適合性検査済日本正規品】 (2012/05/08) JETBOIL(ジェットボイル) 商品詳細を見る |
調理ではなく、お湯を沸かす事に特化するならこれがベスト。
サーモレギュレートテクノロジーを搭載してるから、-6度までは安定した火力も維持。
チタン製で軽いし、何よりお湯があっという間に沸く。
のんびりしてられない雪山の状況ではその早さは非常にありがたい。
でも今回は残量の少ないガス缶持って行ったんで、いまいち火力が弱かった。
まだまだ実地テストが必要だけど、今の所問題ナシ。
そして雪山で食うメシはカップヌードルカレー味に限る。
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座布団:モンベル「コンパクトパッド」
モンベル(mont-bell) コンパクトパッド オレンジブリック OGBR 1124291 (2011/03/23) mont-bell(モンベル) 商品詳細を見る |
飲食系ではないが、ザックのサイドポケットに忍ばせて食事や休憩時に何かと便利な座布団。
地味に無きゃ困るアイテム。
ただやっぱり雪山だと休憩はあまりしないし、しても立ったままパンを食う程度だった。
現時点では昼飯時くらいしか登場しないから、ジェットボイルと一緒にザックインでもいいかな。
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〜カメラ編〜
カメラはほんと邪魔な物の代表格なんだけど、やっぱあんだけ美しい雪山の世界を一眼で撮らない訳にはいかんのです。
でもグローブでの操作の問題だったり、強風下での三脚の問題だったりと悩ましい問題が多い。
極寒高所だとバッテリーの持ちも悪いしね。
カメラ:ペンタックス「K-30」
PENTAX デジタル一眼レフカメラ K-30 レンズキット [DA18-135mmWR] ブラック K-30LK18-135 BK 15637 (2012/06/29) ペンタックス 商品詳細を見る |
お手頃な中級機なのに防塵防滴で、なおかつ-10℃までの動作保証されてるから雪山向き。
あまりにも高級機持って行って壊れるより、このくらいの方がショックは最小限かなと?
レンズ交換もグローブはめたままなんとか出来たし、カメラ自体には問題ナシ。
ただ細かいボタン操作は非常に困難なので、何かグローブに細工(親指部分に尖ったゴムみたいな)でボタンを押し易くする必要も。
今回はとりあえずピッケルの先っちょでボタン操作したけど、あまり良い事じゃないし。
あと寒冷高所だとバッテリーの持ちが非常に悪い。
やはり行程が長くて枚数を撮りそうな山は、最初から-20℃まで性能が変わらないリチウム電池を装填しておくべきかも。
PENTAX k-r 用 単三型電池ホルダーD-BH109互換品 () jyc 商品詳細を見る |
でもあまり経済的ではないから、もうしばらく標準バッテリー+予備ニッケル水素電池で様子を見て行こう。
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カメラザック:パーゴワークス「フォーカスL」
ザック表面が撥水加工されてるし、全体としての使い勝手は良い。
ただグローブをした状態だと、メインザックのウエストベルトで固定する際に窮屈で体がつりそうになる。
さらにバックル部分の開け閉めが大変。
頻繁に出し入れするだけに、ちょっとこれではストレスだ。
やはりここはバックルじゃなく、ファスナータイプのチェストバックのが良いかも。
ほんと、カメラの携行問題は頭を悩ます問題だ。
とりあえず次回はこいつでテストしてみよう。
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三脚:ケンコー「タムラック ジップショットミニ」
tamrac 折りたたみ式 軽量三脚 ZIP SHOT BOX TR406 (2011/06/20) ケンコー 商品詳細を見る |
己撮りしまくる僕の登山には無くてはならない軽量三脚。
ただ雪山ではその軽量さが仇となって、強風下の状況では恐ろしくて使えない。
結果今回は露出している岩に固定して撮った写真がほとんどだった。
どうせローアングルになるんだったら、いっその事重心が低くて安定しているゴリラポッドの方が良いのかもしれない。
JOBY カメラ固定具 ゴリラポッド SLR-ZOOM 001155 (2007/01/31) JOBY 商品詳細を見る |
ちょっとこれは今後の課題。
次回ソロで雪山に入るまでに、なんとか答えを見つけなきゃ。
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〜デジタルギア編〜
毎度毎度頭を悩ます、アウトドア環境でのデジタルギア問題。
手がかかる分、なんかあった時はとても頼りになるんだよね。
それだけに、ここもベストな環境を確立させたい。
ハンディGPS:ガーミン「eTrex20」
GARMIN(ガーミン) Etrex 20 並行輸入品 () Garmin 商品詳細を見る |
雪山ではなくてはならないGPS。
ただコイツ、最近やたらと調子が悪い。
地図が表示されなかったり、文字が表示されなかったり、衛星受信にやたら時間かかったり。
調子良い時は良いんだけど、正直現場で使うにあたって不安で一杯の状況だ。
修理に出したくても並行輸入の海外ものだし、メーカーに出せば15000円オーバーだしで非常に頭を悩ませている。
突然この手の事に詳しい知り合いでも登場しない限り、解決しようがないかな。
と言う事で、現状はiPhoneの山と高原地図アプリと併用しながら現在地を確認するっていうやり方。
せっかくのガーミンGPSなんで、今後どうにかして行かないと。
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携帯:アップル:「iPhone4s/iPhone5s」
これに関しては現在5s移行中で、近々改めて記事書きます。
もちろん山メインなんで、ソフトバンクからドコモに乗り換えました。
そしてこんなケースまですでに発注済み。
LifeProof 【日本正規代理店品・保証付】【LIFEPROOF】防水防塵耐衝撃ケース LifeProof fre iPhone5/5s Black ブラック2101-01 (2013/11/20) LifeProof 商品詳細を見る |
現時点で最強のiPhone用防水アウトドアケース。
人気のケースなんでまだ手元に届いてないけど、これもまた追ってご報告。
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モバイルバッテリー:アンカー「ANKER Astro M3 13000mAh」
やっぱり山でiPhoneを使うとなると一番の問題がバッテリー。
さらにに寒冷高所だと、充電が残ってても強制終了する事も度々。
そこで今回はテスト的にこの大容量(約6回フル充電可能)のモバイルバッテリーをご購入。
やっぱり今回も3,000m地点でiPhoneは強制終了したけど、これに繋げば復活して安定して活躍してくれた。
常にコイツにつなげていればiPhone自体が熱を持つから、よっぽど電池切れの心配はない。
ただ現物を見ずにネットで買っちゃったもんだから、思いのほかな重量に引いている。
2泊以上の場合はともかく、日帰りなら5200mAhくらいの物で十分だ。
値段も手頃な2000円台なんで(中国製だけど)、使い分けるのも手かな。
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タッチペン:プリンストンテクノロジー 「iPhone専用タッチペンミニ」
プリンストンテクノロジー iPad/iPhone/iPod touch専用タッチペンミニ ブラック PIP-TPM2B (2010/06/30) プリンストンテクノロジー 商品詳細を見る |
今回以外と重宝したのがこいつ。
どうしてもiPhone操作する際は、グローブを脱ぐか専用のスマホ対応グローブを使う必要がある。
でもこれは分厚いグローブしたままでもしっかり手の静電気を検知し、iPhoneを操作する事が出来た。
これからせっかくドコモになるんだし、山頂からFacebookに投稿する際にも便利。
うまいことグローブ自体に取り付ける事が出来たら、スマホに限らずカメラのボタンを押すのにも使えるかも。
今後も色々テストして行こう。
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と、ざっとこんな所が今回感じた問題点と対策のあぶり出し作業。
もちろんここに、エマージェンシーキットの中身問題や山岳保険の見定め(捜索費用保険は加入済み)の問題もある。
何に置いても安全第一なんで、どれも抜かりがあってはいけない。
そして何より大事なのは、もっと技術と体力を身につける事。
でもどうしても山岳会には抵抗があるから、モンベルとかの技術講習会とかにも出て吸収して行かんとな…。
まあ、とりあえず今回は前回の御嶽山を元にあぶり出した現時点の自分の状態。
徐々に理想に向けて近づけて行こう。
というか、これ最後まで読み切った猛者はいるんだろうか?
ほんとに徹頭徹尾、個人的なメモだったからね。
そんな完読したあなたには「ヒマ人 オブ ザ イヤー」の称号を贈呈致します。
そう言いながら、もし参考になる意見やオススメの解決策があればご教授くださいませ。
さて、今シーズンはあと1回くらい行けるかな?
一応今週末天気が良ければ行くつもりだし。
ここまでやって、大失敗してる僕の姿をお送りできればと思います…。
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こんにつは!!
御嶽お疲れ様です!
わかります、山行のあとは装備を見直しますよね〜
それが楽しみでもあります。
yukonさんとは、装備がカブるところが結構あるので
ウンウンそうだよね、と勝手に意気投合しております。
そんなこんなで、個人的な体験をもとに私見と自分の装備をご紹介。
参考になればよいのですが、、
まず、モンベルのアウターグローブ。これは自分ももってます。
雪山始める時に先立つ物がなくてケチりましたが、−10度をこえてさらに風がでると指先が鈍くなります。どうでしょうか?ミトンのが保温効果ありますが、それだとピッケルが使えなくなるので、やはりアルパイン用の皮グローブが欲しいところですね。モンベルは、予備で使えばいいと思います。
ということで自分は今季からコレをた投入しました。
ブラックダイヤモンドのガイドか迷いましたが、操作性が若干こちらのが良いのが決め手でした。
登山家にも好評とのことです。
http://item.rakuten.co.jp/icisp/om5426_010/
あと、パンツですが四枚投入されてますが、動きにくさはないのでしょうか?
多少でも突っ張ると、岩場でアイゼン引っ掛けて滑落なんてのもあるので、自分は多少ラッセルしても、2枚までしか投入していませんでした。
今まで履いていたのは、CWX+ファイントラックのストームゴージュアルパインパンツです。
日帰りとか、残雪期ならこれでいけてましたが、厳冬期だとさすがに辛そうということで、今期からコレを投入しました。
http://item.rakuten.co.jp/auc-odyamakei/10233717/
オーバーパンツって、突っ張ったりダボッとしたりして、個人的にあまり好きじゃかったのです。
ファイントラックのエバーブレスはかなり伸びちぢみするので、冬パンのくせにかなり動きやすいです。
また、サポートタイツは、汗かいたあと結構冷えるので、冬はこのパンツとパタゴニアR1タイツで試してみようかと思います。まだ現場投入はしていませんが、期待値は高いです。
それと、インナーですが、「冬はウール」みたいなことをヤマレコで皆さんいっていたので
パタゴニアのR2メリノを使用しています。汗をかいても冷えにくいのでヤマレコ情報どおり重宝しております。
ミズノのブレスサーモって知ってはいましたが、結構好評なんですね!
ミズノというと野球少年時代の印象が強く、扉を開けるのに戸惑っていましたが、今度購入してみます!
結構易いですしね。
以上、長くなりましが、気になったところをサクっと書いて見ました。
また、日帰りだけじゃなく、テン泊するとさらにいろんな課題がでてくるんじゃないでしょうか。
ほんと雪山ってお金が掛かりますね。
扶養者を抱える者にとっては、装備選びにかなり慎重になります。
自分の話ですが、年末に今年の総締めとして、八ケ岳にテン泊してきます!
何気に厳冬期テン泊初めてなんで緊張してますが、間違ってもバグって南極2号を持ってかないようにします!また、体験談できたら勝手にコメントしまっす!
あ、ちなみにジェルって何度くらいまでこおらないですかね??
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ヒロさん、どうもです!
まさかちゃんと呼んでくれた人がいたとは…。
見事にヒマ人 オブ ザ イヤー受賞ですね!
そして早速のご提案に感謝感謝です。
グローブに関しては、実は僕も同じMHWの物がベストだと睨んでました。
ただ現在登山靴とアイゼンを買ったせいで猛烈なる財政難で、今期は手が出そうにないと判断。
結局また急場凌ぎで、インナーグローブを厚手のウールものに変更して頑張ろうと思ってます。
いずれはこいつが予備になるとして、来期はMHWに手を出してしまおうと画策中。
どうせ育児期間中は日帰りがメインですし、今期は将来の為の情報収集のシーズンにしようかと思ってますよ。
まだまだ根本的な技術も身に付いてないですしね。
パンツに関しては、今回はあえて全投入で様子を見てみました。
まあ初の3,000mで体感温度の予測がつかなかったからってのもあります。
当たり前ですが、これだけ着込んでりゃ寒い事は無かったです。
思いのほか動きにくさも無かったですが、今後はこここから何を削除して行くかのテスト。
失敗気味だったとは言え、やっぱりアウターはMHWのヘスティアパンツになって来るんで、そいつとCWXの組み合わせで十分だとは思います。
ヘスティアパンツが寿命を迎えるまで試行錯誤は続きますが、いずれ買い替えの際にはやっぱりファイントラックが良いんですよね…。見事にかぶってます。
ファイントラックで揃えるのが一番賢くて悩む必要なさそうなんですが、どうしてもあのスポーティーなロゴが所有欲を刺激しない事だけが残念無念。
でもパンツは見た目だけならどのメーカーも大差ないんで、ファイントラックもありなんですよね。
でも結構高いんだよなあ…。
ファイントラックは新素材が多くて、実際に使ってる人のレビューが出てこないと中々手が出ないんで、是非いずれ使用感をお聞きしたいもんです。
何気に気になってるシュラフのポリゴンネストもすごく気になってるし。
まあ、現状テント泊まで手を出すと破産しちゃうんでしばらくは見て見ないフリを決め込みますけど…。
そしてもうインナーに関してはパタゴニア系でまとめておけば悩む必要ないんで、やっぱり今後もキャプシリーズとRシリーズの組み合わせですね。
でも正直1回くらいはブレスサーモ使ってみたいんですよね。
「休憩時に汗冷えを防ぐ」という状態から「休憩時に汗で温かくなる」という状態になれるのならそれにこした事はないですし。
とにかくこいつに関しては行動中に熱がこもりまくらんかってとこですね。
そしてやはり「ミズノ」という所に、ヒロさん同様の戸惑いを感じてしまうのも事実。
まあ表に出てくるもんじゃないんで、僕も機会があったら挑戦してみようと思ってます。
そしてテン泊にはまだ手を出しませんが、今後単独行からパーティー山行が増えそうなんで、ビーコン・ゾンデ棒・スコップなんかも本当は買って行かないと行けないのが悩みどころ。
もう雪山登山は散財無限地獄ですね。
そして年末に八ヶ岳に行かれるようで、羨ましい限りです。
僕も1月か2月に硫黄岳か天狗岳あたり行こうと思ってますよ。
何にしても南極2号は同伴しない様にしてください。
春になって雪の中から2号と一緒に出て来たヒロさん見つけても僕はスルーします。
でもよく考えたら、あの浮力は雪崩対策に持ってこいかもしれません。
どうせ持って行くなら、最初から膨らました状態でザックに括り付けておけば、急な雪崩にあっても浮上できるかもしれません。
是非体験レビューお待ちしています。
ちなみにジェルってエネルギージェルの事ですか?
それとも南極2号用のジェルの事ですか?
一応エネルギージェルはグローブ付けたままだとベタベタになりそうなんで今回は持って行ってません。
2号用のジェルは次回3,000mの頂上で試してみようと思います。
ひょっとしたらジェルが凍ってナニで釘が打てるかもしれませんね。
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ども、再降臨しました。
ヒマ野郎 オブ ザ イヤーの称号有難うございます。
まさかの受賞、複雑な気持です。
といいつつ、仕事のメール打つフリしてコメント書いております。
情報としてお役に立てたでしょうか?
年末の八ケ岳で無事帰還することができた場合、冬パンツのレビュー報告させていただきます。
はたまた、南極2号と共に春に発見された場合は、後に「アントキノ男シリーズ」で、ブログで綴っていただけると、成仏できると思われます。
ただ、可能性のひとつとして、2号用ジェルに全身を覆われた時、想定外の保温効果が発揮され、奇跡の生還ができるかもしれません。
そんときはヤマレコの山ノートに掲載して拍手100くらいもらえるでしょうか
まあ、まだyukonさん同様、幼い子がうちにはいるので無理しないで行ってきます。
それではまた。謝謝、再見!
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ヒロさん、さすがに「アントキノ男シリーズ」で世界発信できるような死に様ではないですね。
万が一ヒロさんのお子さん達に見られても申し訳ない事になっちゃうんで、ただ一言「彼は笑ったまま死んでいた」と綴っておきますよ。
そして全裸ツルツルジェル状態で奇跡の生還を果たしても、恐らく麓の街で警察に捕まるのがオチなんでそれもお子さんの手前厳しいですね。
ひとまず「これはフリーザの最終形態のコスプレです」と言い張ってください。
一応その姿をヤマレコに投稿しておきますが、光の速さで削除される幻の投稿になるでしょう。
何にしても、まずは無事に冬期八ヶ岳テン泊から無事にご帰還くださいませ。
健闘を祈ります!多謝、再見!