昨日の記事「さよなら相棒〜そしてマンモスへ」を書き終えた1時間後。
僕の携帯が鳴り響き、画面には見た事ない番号が表示されていた。
電話の主は好日山荘のおっさんからだった。
ちょうど昨日の記事でレキのトレッキングポールを好日山荘に修理に出していた事は触れた。
折よく修理完了の報告だろう。
これで今週末の木曽駒ヶ岳登山にポールが間に合うぞと、僕はホッとした。
おっさんは言う。
「お客さん、昨日なんですがね。レキから発表がありましてね。」
おや、おっさんの声が冴えないぞ。
風邪でも引いてるのか?
続けておっさんはこの様な事を口走った。
「どうも不具合があってレキのポールが「リコール」になったようなのですよ。なのでお客さんのポールの部品が取り寄せられない状態でして。」
お?
何を言っているんだ?
意味が分からないぞ。
「はっきり言いますとですね。お客さんのポールは直らないという事なのです。」
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僕は長年レキのトレッキングポールを手に入れる事に憧れていた。
そして今まで使っていた安物のポールが藤原岳で失踪して以来(参考記事)、次に買うポールは長く使える「本物」のポールを買おうと思い立った。
そしてわざわざ個人輸入+転送サービスという大変面倒な思いをして、はるばるアメリカから苦労してお値打ちに仕入れる事に成功した。
チーム・マサカズのメンバーの分も含めてついに念願のレキのポールを手に入れたのだ。
こん時は嬉しかったなあ。
ついに僕にも「一生もの」のトレッキングポールが手に入り、今後20年くらいは安泰じゃないかと。
そう。
いつまでも僕はこいつと一緒に生きて行くんだと思っていた。
この時から「わずか」半年。
僕の「一生もの」のポールは、まさかのリコールによって半年でそのポール人生の幕を閉じた。
僕の一生とは所詮そんなものなのか?
僕はLEKIではなく、チャイナ的な「LEKKI」ってメーカーと間違えて買ったわけじゃないよな?
別の情報によると、かろうじて直したとしてもアンチショック機能(衝撃を吸収する機能)は無くなると言う。
はっきり言ってアンチショック機能のないポールなぞは、マゾ機能をなくした僕のようなものだ。
無理に直した所で、アンチショック機能がアンチ・アンチショック機能になるだけだ。
そんなのその辺に落ちてる木の棒となんら変わらないじゃないか。
僕の食らったこのショックを一体どうすれば衝撃吸収できるのだろうか?
こうなったら一本だけ残ってる以前使ってた安物のポールと、一本だけまだ生きているレキのポールの合わせ技で生きて行くしかないのか。
ある意味この二本は勝ち残って厳選された勝ち組の二本。
きっと素晴らしいパフォーマンスを提供してくれる事だろう。
いっそこの二本の異なるポールを駆使し、残りの壊れた一本を口にくわえてロロノア・ゾロみたいに山を登ってみるか。
そのうち迷惑な「三刀流のロロノア・マゾ」として山岳協会から懸賞金がかかるかもしれない。
なんだか近頃、買えば壊れたり、失くしたり、使えなかったり、サイズが合わなかったリが続いている。
僕の物置がまるで超人墓場のようになっている。
もはやこの「さよなら相棒」シリーズは長期連載化の予感だ。
もしかしたらこれもあの「快晴槍ヶ岳の呪い」の影響か?
最近はもう晴れるのが怖くなって来たぞ。
さようなら、レキ。
短い間でしたがお世話になりました。
くっ。
さよなら相棒part.2〜リコールなアイツ〜
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是非今度、写真だけでも「ロロノア・マゾ」希望です!!(笑)
先輩、質問です!
機能タイツの下に下着は装着しますか?それとも生ですか??♡
汗だくになったトランクスが不快でして、直タイツだとそんなこともないのかと思いまして・・・。速乾下着を着用すればだいぶ解消されるんでしょうか??
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ロロノア・マゾに会いたければ、常に山に登り続ける事さ。
いつか必ず迷惑なアイツに出くわすだろうよ。
でもいつも道に迷ってるから中々会えないだろうけど。
そしてまたしても懲りずに初心者に対して質問だね。
タイツの下はノースフェイスやモンベルの吸湿速乾のドライパンツ履いてます。
でも結局、湿気の逃げ場があまりないから結局ドライではないんだけど幾分かはマシです。
基本的にムレムレ状態で、槍の灼熱ダンス中はもうすっかり蒸し上がって食べごろになってました。
でもやっぱり素肌はちょっと厳しいだろうな。
僕は残尿感もひどいし。
普通のトランクスはただのびっちょり布になるだけだからやっぱり厳しい。
まあこの問題は「受け入れた者」勝ち。
男なら少々蒸れてるくらいがちょうど良い。
蒸れる男は美しい。
そんなノリでどうでしょう?