◉日々のツレヅレ

カンムギ日記〜2019夏/5,6月編〜

川の学校も終わってひと段落。

って、もう終わってから2ヶ月も経ってる!

信じられない早さだ…

 

今年はGW以降、ひたすら川の学校の勉強と準備で全くブログが書けんかった。

しかもこの数ヶ月、川の学校のことと仕事ばかりやってたわけじゃないんですよ。

他にもいろんなプロジェクトが進行中で、報告したいことがたくさんあったけど全然記事を書けんかったのね。

ってことで今回から数回に分けて、その空白の5月末〜9月末までの約4ヶ月を振り返ります。

 

今回は「5月末&6月編」。

はよ書いていかんとどんどん書くことが溜まっていく一方なんで、忘備録的にザザザーッと書き留めておきます!

5月

5月28日

カンムギに根を下ろして活動するからには郷土の歴史を調べることが必要だ。

仕事を調整し、なんとか時間を捻出して向かったのは「山県市図書館・郷土歴史民族資料館」。

貴重な時間を無駄にしないために、休館日も営業時間もしっかり調べてから向かった。

今までいろんな種類の臨時休業・臨時休館を見てきた。

ある意味私は「日本で一番門前払いをされた男」として著名な人間だ。

しかし図書館が「豚コレラ発生による防疫対策の拠点になっていた」というハイパー変化球を投げられたのは初めてのことだ。

まだまだモンゼンバライングの世界は奥が深い。

これのおかげで貴重な我が往復2時間はぶち飛んで行った。

なんか悔しいからここに書き残すのである。

 

5月30日

来年2020年の大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公は明智光秀。

実はカンムギの我が山県市、その光秀がもしかしたら生まれた場所かもね?という「確証はないけど言った者勝ちじゃね?」という実に曖昧なポジションにいる関連都市なのである。

そこで立ち上がったのが、大河ドラマを契機に山県市を盛り上げようという「麒麟がくる 観光ワークグループ」。

何気に僕もなぜかその一員になっていて、この日はいろんな関連箇所を巡りました。


川の学校スタッフのカトちゃんこと神主Kさん。実は由緒ある十五社神社の神主さんなんです。

同じく川の学校スタッフのデレ・ヤマグチ氏(右)も実行委員として奮闘。光秀の子孫さんのお話を聞く。



今後どう展開していくのか分かんないけど、どうやら来年僕は「観光ガイド」もやってるかもしれない。

リバーガイドより先に、まさか光秀ガイドになろうとは本能寺の変もびっくりの急展開。

でもこれはこれでいいの、山県好きだし、歴史好きだし。

信長のモラハラに最終的にキレた光秀さんも他人の気がしないし。

僕も彼を見習って、いつか「敵は家にあり!」って叫んでお館様(嫁)に夜討ちかけようかな。

返り討ちにあって竹槍でめった刺しだろうな…

 

6月

6月1日

僕にとっては運命の出会いの一歩目となる日。

その出会いとは、山県市の隣の隣の市である「郡上市」との出会いだ。

郡上市は「郡上八幡」や「郡上おどり」などで全国的に有名だが、古くから自然体験が盛んであったり、様々な先進的な取り組みをやっていたりと学ぶべきところが非常に多い場所。

 

実は今カンムギでとある壮大な企みをしていて、その一つに「テレワークセンター(シェアオフィス&コワーキングスペース)を作ろう!」ってな構想を練り練り中だったりする。

そこですでに成功事例として前々から気になっていた、郡上八幡のHUB GUJOさんに視察に来たのであります。


かつて紡績工場だった場所をリノベして作られたから雰囲気もレトロで良い。

内部は広々としたコワーキングスペースやシェアオフィス。ドラムセットとかも置いてある。

そしてデッキからは憧れの清流吉田川!ここで働きてえ!



たまんない。

こんなのがカンムギにできたら…って想像するだけで夢精してしまいそうだ。

 

ちなみにこの日は「吉田川でカヌレを食べながらカヌーに乗ろう」という画期的なダジャレイベントが開催中。


このお菓子がカヌレね。これ頭に乗っけたら「カヌレクック」になるね。



そしてこのイベントを担当してるのが、以前神崎川長良川を一緒に下ってくれたアースシップの水口さん。


左が水口さん。前席には数年ぶりにお館様にご乗船いただいております。

子供達は水口さんがご案内。お館様から「あっちがよかった」と呟かれました。

こんなに驚異的な美しさなのに前方から「わー、すごーい」とかの言葉は出てこない。漆黒の無言。頑張れ光秀。



そしてカヌー後、HUBGUJO内でコーヒーを売っていた女性「ニコリンHちゃん」と談笑。


藤田ニコルと佐藤栞里を足してサディスティックで割った感じの人。



実はここに来る前、僕はフェイスブックで「郡上カンパニー」という存在を知り、その取り組みやコンセプトに非常に興味を抱いていた。

郡上カンパニーに関してはここでは詳しく書かないからここ読んでみてほしいけど、要約すると「遊びを通じて根っこのある生き方をつくる」という地域創生の形。

僕はこの思想をカンムギにも生かしたいと考えていて、できれば実際にこの郡上でそれを学んでみたいと思っていたところだった。

ニコリンHちゃんも僕と同じような形で郡上カンパニーを知り、今年から本格的に関わっていこうとしていたところだったので意気投合。

ここでニコリンHちゃんに背中を押され、これ以降、僕は「郡上で学ぶ!それを山県に生かす!」というテーマで突き進むことになる。

 

そんな郡上カンパニーだが、過去2年に渡って「共創ワークショップ」というプログラムを無料提供している。

これは郡上で「こんなプロジェクトしたい!」って人と、都市部で「地方で面白いことしたい!」って人を「あそび」をテーマに繋げる面白い取り組み。

例えばこの第1期の共創プログラムの「郡上発!水出しコーヒープロジェクト」が開発したこのアイテム。


タンブラー、フィルター、水汲みマップがセットになった「水出し体験セット」。

水の町、郡上八幡をこの水出しマップを見ながら練り歩く。

マップを辿れば街の各所にある井戸水、水道水、湧き水、山水の4種類を巡れる。

町ブラ観光が終わる頃には、郡上八幡産の水出しコーヒーの出来上がり!



このボトル使った水出しコーヒーなんて、湧き水だらけの山県市にはもってこいね。

山県の場合、車で行ける場所から山の中に入らないと辿り着けないポイントに湧き水あるから、マップ作ってロゲイニング的にアウトドアとつなげて面白いことができそう。

こうした面白い取り組みに実際に僕も参加してみて、肌で感じて山県に生かしてみたい。

ってことで、この日を境に僕は郡上と深く繋がっていくことになるのです。

 

6月11日

一方カンムギの方では、以前にも紹介した廃校の小学校で大人が中学生時代に戻って授業聞いたり授業したりってことをする「月一中学」の運動会が開催された。

大人の運動会なので、体力だけでなく知力も要求される。

例えば全力で体育館の隅までダッシュして、そこに記されたいくつもの人名を可能な限り覚えてダッシュで戻って記入する、をひたすら繰り返したりと割とハードな内容。

そんなハードな内容なのに、低血圧Mちゃんは当日「寝違えで首が回らない」という流石の仕上がりっぷりを見せつけ、一人だけ狂言師のように首を動かさずに頑張っていた。

月一中学では事前に予約すればいつでも授業見学できるし、興味ある人は来期6期生入学、考えてみてはどうでしょう?

 

6月12日

実は僕、とうとう山県市の小学校の授業まで手伝うことになりました。

「地域コーディネーターになって地元にも貢献したい」という思いと、「川の学校に向けて子供と一緒に川で遊んでみたい」って思いが合致して、小学校さんから「なんだか知らないけど川に詳しそうな人枠」としてご依頼を受けたのである。


石の裏などに潜む川虫を捕っては「うわ、きしょ〜」と言う役目。

自然観察指導員の小森さん。奥は何気に自然観察指導員免許持ってるデレ・ヤマグチ氏。



小学生との触れ合いも楽しかったが、この小森のじっちゃんと出会えたことが個人的には大きかった。

小森のじっちゃんは幼少期からこのカンムギに暮らす生き字引で、齢90にして超元気な方。

これ以降僕はほぼ弟子入りのような形で、川のことや地元の自然の事を学んでいくことになるのである。

野田知佑さんでいうところの、四万十川の「野村のおんちゃん」みたいな存在だ。

こうした師匠ができることはとても幸せなことである。

 

で、夜は「麒麟が来る 観光ワークグループ」へ。

この日は歴史的なおさらいと、光秀生存説の確認の会。

実は光秀、山崎の合戦で死んでおらず、郷里の山県市に落ちのびて「荒深小五郎」と名を変えて生きてたんだぜ伝説があるんですよ。

山県で生まれた説&死んでなかった説と「説」ばかりだが、そんなものは言い切ったもん勝ちである。

僕も長年「実は嫁は優しんじゃないか説」を信じて今日まで生きているが、未だその仮説は立証できていない。

でもって生き延びた光秀は、70歳を超えてから関ヶ原の戦いに参戦しようとして、途中の根尾川で馬ごと川に流されて死んでしまったとうまさかすぎる壮絶ラストを迎えたとな。

まあそのまさかな感じがまた僕っぽくて親近感を覚えてしまうし、逆に真実っぽさの証明な気もするのである。

 

6月14日

この日はカンムギの養蜂家のマツダさんとこに、養蜂弟子のスナフキンNとともに採蜜のお手伝い。


僕にとっても人生経験上の師匠でもある。養蜂、写真、釣り、田舎暮らし、全てにおいてプロ。

もうこいつらが可愛いのなんのって。

黄金色の巣蜜。この日採れた蜂蜜の糖度は驚異の85度!(通常は77度程度。ちなみに桃の糖度は15度)



今後カンムギの自然体験ではこういう採蜜体験(おみやげ付)を提供したり、ニホンミツバチ保護のための後継者育成(都市部の人とのマッチング)もやっていきたいと思っている。

で、採蜜のお手伝いが終わればお馴染みの古民家基地「水音(ミズオト)」に移動。

DIY中のカフェオーナーであり、エロ哲学者としても名高い、カワグチさん改め「ヒップラインK」さんと合流して神崎の未来を語り尽くす。


理想のヒップラインについて熱く語る2人。哲学の夜は更けていく。



6月15日

翌日、僕は水音から郡上へ直行した。

実は郡上には「山と川の学校」っていう子供向けの自然体験教室があり、僕は以前川の学校の勉強のために「ボランティアでいいから一度手伝わせて欲しい」と打診したことがあった。

その時のご縁が元で、僕は今後「川の師匠」と呼んでリスペクトすることになる「ユルさん」との運命的な邂逅を遂げることになった。

ユルさんはかつて水口さんとともにアースシップを立ち上げ、山と川の学校の設立から黄金期(年間14,000人!)を支え、長年郡上のエコツーリズムを牽引してきた人。

その人から「じゃあ今度川の安全講習会あるから一度おいでよ」とお誘いしてもらったのだ。


左がユルさん。奥にはニコリンHちゃんの姿も。まずは座学で川のリスクを学ぶ。



ユルさんも僕同様、若い頃に野田知佑さんにどっぷりと人生を変えられた川男。もちろんユーコン川も下っている。

およそ30年ほど前に郡上の長良川に出会い、その美しさ、鮎の豊富さ、色濃く残る川ガキ文化、おらが川に誇りを持った地元の人たちの優しさに触れて神戸から移住。

そこからは郡上の川や山や畑の師匠からあらゆる秘奥義を伝授され、以来「郡上のケンシロウ」と呼ばれているとかいないとかの凄い人なのである。


郡上独自の「伏せ網」でのヨシノボリ(郡上ではチチコと呼ぶ)漁を教えてもらう。



今まで「川を下る」って行為ばかりで、幼少期に川で遊ばず、野田さんのように「深く川を遊ぶ」という経験が不足しててコンプレックスを抱いていた僕にとってこの出会いは大きかった。

精神的にも色々行き詰まって参ってた時期だっただけに、僕はここで川遊びの本質を学べて少しだけ「本来の自分」を取り戻すこともできた。


ここでヨシノボリ漁の楽しさに開眼。我ながら良い表情をしている。

郡上のヨシノボリはデカイ。ユルさんの娘は一度に7匹も確保していた。さすが、末恐ろしい女子高生だ。



この時の経験がカンムギでの川の学校にかなり生かされたのは言うまでもない。


スローロープを使ってのレスキュー訓練もこなした。

もちろん飛び込みもして遊ぶ。これ、絶対顔から行ってえらい目に遭う飛び方w

遊び面、安全面。さりげなく、そして的確に川のことを教えてくれた。



今思うと、大げさじゃなく、割と人生が変わる貴重な1日だった気がする。

 

そしてそこからまた山県市にトンボ返り。

再びスナフキンN、ヒップラインKさん、そしてデレ・ヤマグチさんも合流して、この日も神崎未来トークで盛り上がったのでありました。


デレ・ヤマグチさんがかつて峠を攻めるイニシャルD野郎だったことも発覚。



6月16日

山県市もふるさと納税をやっていて、その返礼品のひとつに「マンガン鉱床洞窟探検ツアー」というものがある。

いずれそのガイドもできるようにと、スナフキンNとともにこの日はサポートガイドとして参加した。


ガイドをするのは神主Kさん。神主でもあり市議会議員でもあり洞窟案内人でもあるマルチプレーヤー。

乾電池や製鉄時の補強材として使われるマンガンはこうやって削り出すのだ。



お気軽な山歩きと洞窟体験がコンパクトにまとまっていて、洞窟内には結構な数のコウモリもいて一般の人には絶対に楽しいツアーだ。

以前僕が体験した「サディスティックアガタ洞窟ツアー」とはえらい差である。


こんなことにはならないので、皆さん怖がらないで。

条件が揃えばいずれ僕もツアーでご案内できるかもなんで、その時は是非ご参加くださいませー。

 

6月18日

カヌーでカヌレの時に、僕と郡上との出会いは「郡上カンパニー」だったことは触れた。

その存在を知ることになったのが、僕がどん底にいる時にたまたまフェイスブックに流れてきたこの記事だった。


川の師匠「ユルさん」や、のちに大きく関わることになる「ゼンさん」が。クリックで記事へ。 出典:Greenz.jp



この記事を読んで、自分の生き方や今後の山県での活動の「芯」みたいな部分を模索してた僕は「これだ!」ってなったのを記憶している。

そして奇しくもその郡上カンパニーが、集大成的な第3期の共創ワークショップメンバーを募集しているタイミングだった。

「郡上じゃなく山県の人間として参加しても大丈夫かな?」という不安も、前述のニコリンHちゃんが払拭してくれた。

 

で、この日、名古屋で行われた郡上カンパニーの「共創ワークショップ」説明会に参加した、ってな流れになるわけです。

この説明会で僕の意思は固まり、即座に第3期共創ワークショップへエントリー。

ここからは、川の学校の準備と並行して郡上での活動もがっつり始まって行くのである。

 

6月20日

この日はヒップラインKさんのDIYカフェのお手伝い。

3月の時点ではまだこんなだった店内も、


とにかく壊してハツリまくる日々。



この時点ではここまで内装が整ってきました。

ちなみにこの前日はスナフキンNと低血圧Mちゃんが手伝いに来てたらしいが、パテ埋めの状況を見るとその人の人柄が出て面白い。


豪快で乱雑な赤のスナフキンNと、緻密で遠慮がちな緑の低血圧Mちゃんの仕上げ。



今回の記事、こっからの3ヶ月でこのカフェがどこまで進化するかもお楽しみください。

 

その後、カンムギにある5年ほど前に廃園になった保育園を視察。

実は前述のテレワーク構想はここを舞台に展開しようと考えていて、僕含め地元の有志が集まって協議会を発足(仮称:美山ベースキャンプ)させたんです。

この場所をテレワークだけじゃなく、カンムギ(山県市美山地区)と都市部をつなぐ「農泊」や「アルベルゴ・ディフーゾ」の拠点にしようと画策中なんであります。


のんびりとした時間が流れる静かな環境。こんな場所で働いてみたくないですか?近くには武儀川も。



僕個人としてもここでオフィスを借りて仕事したり、様々な自然体験のベースにもして行きたく、今後しばらくは時間をかけて事業計画を作成して行くつもり。

問題は色々とあるけど、カンムギに「基地」ができると思うと単純にワクワクする!

これきっかけに移住者が増えるのがベストだけど、個人的には都心部の人がカンムギの人々と多様に関われる場を作れればと思ってる(関係人口ってやつね)。

まだ企画段階なんで今後どうなるかわかんないけど、進行が具体的になったら改めて詳しく報告します!

 

そしてこの日の夜は、イベント慣れしてない僕のためにデレ・ヤマグチさんが深夜まで川の学校の予算作りに付き合ってくれました。


この夜、お手製の水音の看板も完成!



仲間あってこその楽しいこと、楽しいことあっての仲間。

カンムギにそんな仲間がもっともっと増えるよう、できることからコツコツとやって行きます。

 

6月21日

この日はなんとはるばる瀬戸内海から、瀬戸内パドラーズクラブの石田さんがカンムギに来てくれました。


真っ赤なジムニーがめちゃかっこいい!



石田さんといえば、去年シーカヤックで瀬戸内の夢の無人島を目指そうとした時、結局なんだかんだあって「仕事しただけ」という悲惨な僕を支えてくれた恩師である。


今回は逆に僕がカンムギの名所ガイドをしました。


やっぱりまずは神崎川の清流でしょう。

意外と知られてない円原川のフォトジェニックスポット。

円原川の伏流水を堪能してもらった後は、

新名所「鯉ハウス」へ。鯉さんが野宿した廃墟ね。鯉人たちの聖地。

デレ・ヤマグチさんが運営する廃校レストラン「おんせぇよぉ〜」でランチ。

ヒップラインKさんのカフェにて談笑。経験豊富な石田さんによるペンキ塗り講座。



さすが石田さん、僕とは違い、急に仕事の電話かかってきたりスコールにやられることなく順調にカンムギのスポットを堪能。


夜は水音で。濡縁利用可の札が出てたら誰でも縁側まで入って寛げますよ。



カンムギでの活動は、石田さんがいる上島町の成功事例を参考に色々進めてる部分がある。

夜には神主Kさんも交えて、エコツーリズムのことだったり行政との連携だったりと色々と教えを請いました。

周りにいろんな「師匠」がいる僕は果報者であります。

 

6月23日

この日は木曽川でのパックラフトフィッシングという名の「拷問」が開催された日でしたね。


ただひたすらに疲れた…

 

6月25日

ついにこの日が。

このカンムギで賃貸物件を探し続けて約半年。

養蜂のマツダさんの紹介で、とうとう「マイオフィス」を手に入れました!


一軒家なのに家賃は月15,000円也!武儀川まで徒歩30秒の好立地!



フリーランスになってからずっと自分の家で仕事してたけど、養子という立場的に非常に働きにくかったんですよ…

通うのに50分くらいかかるけど、これでカンムギでの活動に幅が出るし、何よりもう気を使って日々を過ごさなくていいのだ!

誰の目も気にせず堂々とゴロンと横になれる!ああ!幸せ!(同居養子の切実な叫び声)


鳥の声、川の音、吹き抜ける風。畳も気持ちよくて仕事よりも昼寝の方が捗ってしまうという難点が…



こうしていよいよカンムギに逃げ場所本格的な拠点ができたのであります!

 

ってな感じで、怒涛のような6月が終わった。

心身ともに相当にヘビーな時期だったが、弱った状態であえて郡上という新しい世界に自分から突っ込んでいって必死で自分を立て直していった感じの1ヶ月だった気がする。

通常のデザイン業務、ライター業務、父親、そして川の学校の準備、郡上共創WS、麒麟がくるWG、美山BC。

いよいよ「やりすぎだぜ!」っていう7足のわらじ野郎の戦いがスタート。

7,8,9月。

マゾヒスティックサマーの始まりである。

 

カンムギ日記 7月編へ 〜つづく〜

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コメント

    • オコジョ
    • 2019年 10月 07日

    おつかれさまです。
    きっとだいぶお忙しいだろうなとは思ってました。

    色々うまくいかない中でも、形になってきているものもあって、そう遠くもないので、是非今度遊びに行ってみます。

    鯉ハウスで寝るのは流石に怖いですが・・。

    お体には気をつけて頑張ってください。

      • yukonkawai
      • 2019年 10月 07日

      我ながら詰め込みすぎてんのわかるんですけど「あれしたいこれしたい」がカイオウの闘気のように溢れ出てしまいまして…やりたい事貧乏ってやつです。こんなに忙しいのに収入減ってるっていうまさかさがまたたまんないっすね。
      カンムギはこれから色々と面白くなっていくと思います。今観光サイトのリニューアルにも関わってるんで、それ整ったら外から来る人も何していいかがわかりやすいかと思いますよ。
      近いのであれば、一度ならず何度も通ってもらえるように色々考えていきますよ。観光地に一回行って終わりじゃ寂しいですからね、もっと奥深く知ってほしいです。今宿泊場所も鯉ハウスしかないですが(あれ宿泊場所か?)、今後は民泊もできるようにしていきますよ。今であれば賃貸したユーコンハウスに泊まってもらってもいいですしね。ぜひ遊びに来てください!

    • おっちゃんとゆうあだ名
    • 2019年 10月 07日

    なんだか元気が出ました。

    当方、ハードキャンプなるものをしてるのですが、僭越ながら共鳴する部分を感じます。
    ありがとうございます。

    今週末、刃物祭りに行きます。
    行ってデンして帰ってくる、みたいな台風に迎合したスケジュールですが、行けそうであれば、カンムギ謁見してみたいです。

      • yukonkawai
      • 2019年 10月 07日

      ありがとうございます!
      ハードキャンプいいですね。
      キャンプブームもあって、最近はキャンプのスタイルも多様化してきてますよね。
      カンムギにも通常のキャンプ場はありますが、そういうもう一歩踏み込んだキャンプ体験(川原泊とかハンモック泊とか)を案内できたらいいなと考えてます。まあまずは僕がもっとカンムギ内で実戦で遊んでからですけどね。
      関市はお隣ですからね。ちょっと台風が今回のはマジでヤバ目ですが…

    • 海苔
    • 2019年 10月 15日

    ユーコンさんのガイドとかあるなら是非行きたいですねー!
    是非実現していただきたい!

    最近のご多忙ぶりは予想しておりましたが、予想通りといいますかそれ以上といいますか。
    お体をご自愛下さい。

    なんにせよ夢が形になっていくのは楽しいものでしょうし、このまま突っ走って頂きたいと思います!

      • yukonkawai
      • 2019年 10月 16日

      Xx僕のガイドとなると客に不安を煽りますが、それでも良ければ奮ってご参加して欲しいところ。1ねんごでも2年後でも、細かなイベントやってくつもりなんで、ぜひまたご参加ください待せー

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