長良川/岐阜

長良神崎ダブルヘッダー!〜洞窟王vs腰痛王〜



洞窟王vs腰痛王

僕は満身創痍だった。

何もできなかった夏を取り戻すため、無理やり予定を詰め込んだ10月。

瀬戸内では謎の長時間ちゃぶ台ワークで腰を破壊し、湯俣温泉ではそんな状態で大量の聖水を担いで無理をしてしまった。

おかげで僕の腰は西部警察のロケのようにボカーンと爆発し、もう「何をやっても痛い」という絶望的な状況へ。

しゃがむことすら出来ないから靴下すらまともに履けず、動きはもはや要介護のジジイ状態。

とにかく絶対安静が必要な状況だったのである。

 

そんな時、一本の電話がかかって来た。

カンムギプロジェクトの際に登場してもらった、ダンディー水口さんからだ。

彼は「カワイさん。突然ですが“明日”川下り行きません?激流長良川と清流神崎川のダブルヘッダーで。」とお誘いをしてくれたのだ。

本来なら二つ返事で飛びつく内容だが、今の僕にとってそれは「カワイさん。明日死んでもらってもいいですか?」と言われたに等しいご提案。

もしくは腰痛を抱えながら10試合連続中継ぎ登板をして来た投手が、「明日は先発で行ってくれ!しかもダブルヘッダーで。」と言われるようなもの。

往年の権藤博じゃあるまいし、そんなことをしてしまったら選手生命の危機だ。

 

流石にお断りしようとしたが、水口さんは続けざまにこのような事を言って来た。

「実は旧知の“吉田勝次さん”からパックラフトしようぜってお誘いがあったんですよ。カワイさんも一緒にどうかと思って。」と。

 

吉田勝次さんと言えば、もはやテレビでもおなじみの超有名な洞窟探検家。

情熱大陸、クレイジージャーニー、怒り新党など出演番組多数。

あの松本人志をして「変態ですよね。ある意味尊敬してます。」と言わしめた変態界のレジェンド、あの吉田隊長その人なのである。

 

かの有名な吉田勝次さんに会える、しかも一緒に川を下れる。

こんなチャンスは滅多にない。

ミーハー心に火がついた僕は一瞬腰の痛みを忘れてしまい、思わず「もちろん行きましょう!」と言ってしまったのである。

 

こうして本来「秋吉久美子ラウンド」の予定に入れてなかった「長良川&神崎川ダブルヘッダーパックラフティング」がハードに開幕。

正直息を吸うだけで腰が痛い状態で、人は果たして2本も川下りをこなせるものなんだろうか?

しかし失われた夏を取り戻すために、これは避けては通れない漢の戦い。

沢、海、湯の次はいよいよ「川」。

今、天下の洞窟王に、腰痛王ユーコンカワイが挑む!


第1試合 長良川

待ち合わせの場所に向かう車の中。

僕は猛烈な大渋滞に巻き込まれていた。

このままでは集合時間に遅れて、いきなり吉田さんを待たせてしまうという超失礼をかましてしまう。

なんか見た目怖い人だから、1分でも遅刻したらハーケンで頭をカチ割られて地底湖あたりに沈められるかもしれない。

僕は喉をカラカラにし、脂汗をかきながら裏道裏道を駆使しつつ全力で車を走らせた。

 

やがて3分遅刻で、水口さんが代表を務める長良川のラフティングベース「アースシップ」に到着。

運転を頑張りすぎて、正直もうダブルヘッダー前にひと試合投げたような気分だ。

僕は車を降りるなり、慌てて腰を抑えながらヘロヘロと水口さんのところへ。

3分も遅れたんだから、ハーケンだけじゃなくマキタの電動ドリルで腰に風穴を開けられることも覚悟した。

しかし水口さんは、「吉田さんまだ来てないっす。あの人は多分時間通りには来ないっすよ。」とのこと。

ひとまずこれで洞窟王vs腰痛王による「待ち合わせ対決」は僕が辛勝したようだ。

 

やがて普通に「30分遅れ」で吉田さん登場。

ついこないだNHKで「世界最大級!ラオス 絶景の未踏洞窟に挑む」って番組を見たばかりなので超興奮。

しかし僕だってついこないだBBGで「世界三大激痛!ユーコン 絶望の尿管結石に挑む」って戦いを生き抜いた猛者。

ここでかしこまって舐められてはいけない。

と言いながらも勝手に写真撮ったら怒られるかなと気負いまくり、「しゃしゃしゃしゃ写真撮ってもいいですか?ぶぶぶぶブログ書いてるもんですから」と言うのが精一杯。

しかし吉田隊長は普通に「いいよ〜」と言ってくれた。

見た目は怖いが優しい人なのだ。

そしてさすがは世界的探検家、体こそ小さいが全身がモリンモリンの筋肉で包まれており、そのオーラはラオウレベル。

レンタルしたアースシップのウェットジャケットが、はち切れんばかりの筋肉のせいで着れないというまさかが展開。




ジッパーが締まんねえよ、と呟く吉田隊長。





このまま怒らせたら、ケンシロウのように「ああああああ!」と叫んでウェットジャケットを筋肉だけでビリビリに破ってしまいそうな勢い。

聞けば空手もやってるそうだし、なんだか僕の中の動物としての本能が「絶対にこの人に戦いを挑んではいけない」とアラームを鳴らす。

でもどこかひょうきんなところもあり、ラオウとかケンシロウってよりは「両津勘吉」といった方がしっくり来る。

この人はトラックに轢かれても死なないんじゃないか?と思わせる何かを感じてならないのである。

 

やがてアースシップのスタッフさんに車で長良川のスタート地点へ送ってもらう。

ラフトツアーの午前コースにあたる区間を、今回はパックラフトで下るのだ。

何気に僕はこの周辺の長良川を下るのは14年ぶり。

前回紹介したシャクレYと共に豪快に沈して岩の下に吸い込まれ、共に死線を彷徨って以来の挑戦だ。

あの時人間洗濯機を楽しんだ場所は後半部分なので今回は行かないが、この長良川を頼りないパックラフトで行くってんだから正直僕は緊張しまくっていた。

 

ちなみに吉田隊長はまともにちゃんと川を下るのは今日が初めてだと言う。

しかし聞けば、「若い頃一回だけ“台風後の増水の長良川”は下ったことがある。カナディアンカヌーで海パンいっちょで。」という破天荒さ。

さらに「パックラフトはずっと“地底”で使ってるんでまともに川で使うの初めてです。」と言い、なんだか初心者なんだかハイパーベテランなんだかよくわからない経歴のパックラフターなのである。

そしてさすがはスポットライトの当たる男、僕がいるにもかかわらずこんなにも「晴れてる」という奇跡。

こんなキラキラした長良川を僕は初めて目にした。

これで洞窟王vs腰痛王の「晴れ対決」は洞窟王の圧勝。

と思うだろうが、実は僕はこの時点で「痛み止めの薬を忘れて来たことに気づく」という追加奉納でこの晴れに貢献している。

よってこの対決はイーブンと言ったところか。

そして水口さんも含めた、洞窟王vs腰痛王の「顔面サイズ対決」は僕の圧勝に終わったようだ。




明らかに顔がデカい右の男。笑ってはいるが顔色が青ざめてるのが気になる所である。





痛み止めもないまま激流長良川に挑むことになって正直死刑台に向かう気持ちだったが、そこはもう長良のアドレナリン大放出効果に期待していざスタート。

ちなみに水口さんと吉田さんは10年来のお知り合い。

吉田さんは過去に結婚式2日前の水口さんを洞窟に連行し、新郎を全身アザだらけして式に送り出したという。

破天荒な二人らしい素敵なエピソードである。

 

そして平日の長良川はそんな面白い人たちが多く集まる場所らしい。

一発目の瀬を超えると、そこには偶然カヤック界のレジェンド的な人達4人組がツーリングしていた。




一人一人が世界的な大会に出場したりする凄い人。テレビで観たことある人もいた。





僕の前には長良ラフト界の雄・水口さん、そして後ろを振り返ると世界の洞窟王と著名カヤッカーたち。




なんなんだこの異常な光景は?





不意に「こんな腰痛抱えたただの養子マゾ男がここに混じってて良いんだろうか?」と思ってしまうほどの壮観な景色である。

ラフティングがひと段落したこの時期の平日の長良川は、こうした超人に出会える中々カオスな場所らしい。

 

やがて二発目の大きな瀬に突入。

さすが長良川、この日は流れが落ち着いてたけど、相変わらずの迫力でもって14年ぶりに僕に襲い掛かってきたのだ。

そして後方から来る洞窟王はさすがのノー沈。

慣れない人はビビってパドルの動きが止まってしまいがちだけど、パドルをわっしわっし動かして力強く突破してくる。

 

ちなみに長良川は全国的にも激流の川で有名だが、そこは清流王国岐阜の名川。

川底に自分の影が映るほど美しく、そして激流以外の所はなんとも言えず気持ちいいし旅情も掻き立てられる。

水口さんは元々京都の人なんだが、学生時代にこの川を下り、その美しさと郡上の人たちの素敵さに魅せられ、そのままこの地に根付いた人。

今も昔も、長良川は多くのパドラーや旅人を惹きつける魅力に溢れた川なのだ。

 

瀬を越えた後はパックラフト内に溜まった水を排水しつつ、のんびりといろんな話をする。

しかし、そんなピースフルな状況の中でも、ただ一人戦場に立ち続ける男がいる。

腰が水で冷やされ、さらに痛みが増してきてしまった腰痛王その人である。




笑っているが目は開いてない。死期が近づいているようだ。





整形外科病院で「とにかく安静に。そして腰をあまり冷やさないようにしてください。」と言われていたにも関わらず、あえてその真逆を突き進んでしまうあたりが彼が「王」と呼ばれる所以である。

そしてそんな瀕死の白ブタがいても長良川は容赦がない。

こっからは腰への負担が倍率どん!さらに倍!な瀬まみれダービーの始まり。

ぜひあなたも「背中にナイフが刺さってるような痛み」を抱えてると仮定して、この動画を観て追体験してみよう。

時折「ウホ!」とか「フウ!」とか言ってるからお分かりのように、これらの瀬を越えてる時はアドレナリンが爆発して痛みは消えている。

しかし腰への痛みは本人の意思とは関係なく着実に蓄積。

やがてゴール地点に上陸した時、その蓄積物がズドン!と爆発。

もうパックラフトから降りることすらまともにできず、ヘロヘロの状態で上陸する腰痛王。




「見た目は大人、中身はジジイ」といった名探偵クナン(苦難)さんがご降臨。





これにはさすがの洞窟王も「この人は一体なぜここに来たんだ?」と不思議な表情である。

しかしそんな腰痛王に対し、洞窟王はいくつかの素晴らしくも真似できない助言をくれた。

「僕は腰はおろか肩とかも凝ったこともないです。基本的に毎日床にマットなしでダイレクト寝してるんで強化されてます。冬でも床に直接寝ます、良くてダンボールです。飛行機の中でも床で寝ます。さすがに床から頭が出てるんでCAさんにびっくりされるけど決して起きません。」と。

そしてさらに続けざまに「痛み」という概念を覆す名言も吐いてくれた。

「全身で骨折してない箇所はないですけど、僕からしたら骨折なんて怪我のうちには入らない。そんなもんただのカスリ傷です。」と。

これを聞いて僕は「たかが腰痛ごときで弱音を吐くなんて…俺はなんてバカな男なんだ!」と目が覚めた。

以来この「骨折は怪我じゃない」という名言は、僕の座右の銘となった。

洞窟王vs腰痛王の「変態対決」、やはりここは僕の惨敗である。

 

ってことで、すげえ腰痛かったけど「こんなものはカスリ傷でもない。蚊に刺されただけだ。」と言い聞かせてダブルヘッダー2本目の神崎川に向かった。

ちなみにここで「昼飯は何食います?」と聞く水口さんに対し、洞窟王は「何でもいいよ〜、美味しけりゃ」と全然何でも良くない要望でハードルを上げる。

そこで水口さんとスタッフの人があれこれ検討し、「あ、あそこの中華なら間違い無いよね。そこ行こう!」ってことに。

しかしここで水口さんの野生の勘が働いたのか、「一応定休日を確認してみよう」とスマホで調べる。

そして「第4水曜日が休みだって。」と言ったので、僕は心から申し訳ない感じでこう言った。

「今日…第4水曜日っす…。なんかすみません…」と。

ユーコン慣れしてない水口さんは、「え?カワイさんって天気だけじゃなくてそっち系のパターンもあるんですか?」と驚いていた。

目的の施設やお店を「定休日」「臨時休業」「改装中」「移転」「閉店」などにさせたらユーコンカワイの右に出る者なし。

これにて洞窟王vs腰痛王の「定休日対決」は腰痛王に軍配が上がったのである。

こちらは安定した試合運びだったようだ。(なんだ定休日対決って?)


第2試合 神崎川

そしてやって来ました、我がホームリバー神崎川。

快晴下だったんでその清流っぷりが楽しみだったけど、時間帯が悪くて常時「日陰の中」という地味な悲しさ。




この川は超清流なんだけど深い谷の中を流れる川だからなかなか日が差さない。





日が差さない分、さらに腰は冷えて行って痛みは増して来たが、あくまでも「蚊に刺されただけ」なので気にしてはいけない。

そして日が差さないからと言って、やはり美しい水質とナイスな雰囲気はさすが神崎川である。

先程までの「大河の激流」とは違い、こちらは「渓谷の清流」。

吉田さんも「これはこれで面白いなー。なんか狭い間を滑っていくボブスレーみたいで楽しい。」とご満悦。

この日は前回の増水時に比べて水も-34cmと渇水気味。(この日の水位-0.6m)

ゆえにちょっとテクニカルになってて岩と岩の間の水深のあるコースの見極めと操船でちょっと忙しい。

そしてちょっとしたドロップがあるところもそこそこ難しい状態に(岩で隠れてるけど)。

しかしそんなものは世界の洞窟王にとっては屁でもない。

吉田さんは、そのドロップをあえてなのか?それとも仕方なくなのか?

なんと驚異の「背面漕法」で落ちて来たのである!

あんな難しいラインをバックで落ちてくるなんて…。

しかもノー沈でクリア。

そしてワッハッハと豪快に笑いながらフィニッシュ。

さすがはアウトドア界の両津勘吉。身体能力がずば抜けている。

そしてその直後、今度はここまで激戦を繰り広げて来た洞窟王と腰痛王がついに直接対決!

岩にひっかかった腰痛王に対し、洞窟王がズドン!とカマーホリック。

腰痛以外にも過去におばちゃんの車に後ろから追突されてに「むち打ち」持ちでもある腰痛王にダメージが。

しかしここで腰痛王も負けじと反撃。

ここからはまたしても落ち込み付きのテクニカルな忙しい区間。

今度こそ洞窟王の沈姿が見られるかと、ワクワクして振り返る。

しかしまたしても洞窟王は笑顔のまま難なくクリア。さすがである。

これで洞窟王vs腰痛王の「カマ掘り&蛇行運転対決」は引き分けに終わったのである。

 

その後は美しい神崎川をまったりと堪能。

 

日が差してなくてもやっぱり美しい。

しかし美しいバラには棘があるってなもの。

こういった渓谷部の狭い川は、一回の大雨で姿を変えてしまうから注意も必要なんだ。

川下りではアンダーカットロック、テトラポッド、そしてこの倒木に注意が必要。

しかしそこもさすがの洞窟王「こんなものは切ってしまえばいい。そして邪魔な岩があれば砕いてしまえばいい。」と言っていた。

その目は洞窟王というより、本業の「建設屋」の本気の目だった。

そして前回の増水時に中々のドロップ現場だったところを視察。

 

それを見て洞窟王は、「とりあえず人が流されたらどうなるか実験してみようよ。この中で一番若いのはカワイさんだよね。張り切って流されてみよう!」とこの笑顔。

世間では洞窟野郎達はマゾ人間と思われてるが、この吉田隊長といいおなじみのアガタ副隊長といい、基本的にサディスティックな人間ばかりだ。

今僕がこの腰の状態のままここに流されたら、おそらく浮かんできた段階で半身不随間違いなしである。

まあそれでも隊長に言わせたらカスリ傷なんだろうけど。

 

余談だがここで「どんなライフジャケットを買えばいいのか?」って話になった。

水口さんが色々細かく説明をしていたんだが、それを遮って洞窟王はまたしても名言を吐く。

「浮力がどうとかそんな細かい情報はいい。俺の判断基準はいつだって生きるか死ぬかだ!」と。

この言葉には僕も思わず「そこにシビれる!あこがれるゥ!」と唸ってしまった。

今までギアに対してああだこうだと細かい注文をつけて来た僕だったが、そう、アウトドアギアの根元はいつだってデッド オア アライブだ。

これを着れば生きられる、これだと死んでしまう。そう、必要なのはそれだけ。

でもただ一つ言えること。

多分吉田さんは、ライフジャケット着なくても死なないような気がしてならない。

多分普通にスーツのジャケット着た状態でも、大歩危小歩危から生還しそうで恐ろしい。(良い子と普通の人は真似しないで!)

 

ってな感じの問答を終え、再び清流神崎川を満喫し、

やがてゴール。

こうして丸一日かけて長良川〜神崎川のダブルヘッダーを無事完投。

最初は正直途中撤退もあるかと思ったが、そこはやはり隊長の「骨折は怪我じゃない」発言のおかげで乗り越えられたのである。

そして今日一日、激闘を繰り広げた洞窟王と腰痛王ががっちりと肩を組んでお互いの健闘を称えあった。

 

僕は「フェイスブックの友達申請していいっすか?」と聞くと、洞窟王は全開の笑顔で「ブロックします」とまさかの返し。

しかしすぐに「冗談です。カワイさんが腰痛死してなかったらまた下りましょう。」と言ってくれたのである。

やっぱり松本人志が認めるだけあって実に面白い人だった。

印象としては「本能と肉体がなんか色々むき出しで生きてる人」って感じで、一緒にいるだけで謎のドーピング的な力がみなぎって来てしまうのである。

興味ある方は是非これらの吉田さんの著書をご覧になってみるといいだろう。




 

やがて吉田さんと水口さんに別れを告げて帰路に着いた腰痛王。

しかしその途端に、一気に洞窟王のドーピング効果が消滅

ここでここまで溜まりに溜まった腰の痛みが大爆発。

たちまち腰痛王はこんな状態に。

車内に響き渡る腰痛王の雄叫び。

なんとかダブルヘッダーを戦い抜けたのはいいが、その代償は果てし無くデカかった。

そして彼はそのまま整形外科へと直行。

そこで彼はつくづく思ったという。

「やっぱり骨折は怪我だよ…。腰…超いてえよ…」と。

 

こうして彼の秋吉久美子ラウンド第4弾「川」、そして延長戦の「腰」の戦いは終わった。

「沢」「海」「湯」「川」「腰」と繰り広げて来たこの一ヶ月の戦いも次回が大詰め。

なんとこの腰痛地獄の状況で、次の第5弾はこの「3日後」に開催予定。

そのステージは「穴」。

基本的に「姿勢が中腰」という魅惑の腰破壊世界「洞窟探検」が待っているのだ。

もちろん連行するのは、吉田隊長が「あいつと組む時は本当にヤバい時だけ。このコンビは無敵である。」と認める副隊長の縣(アガタ)さん。

今、確実にJET(二人が所属する洞窟チーム)が僕を殺しにかかって来ているようだ。

 

果たして腰痛王は無事に穴から生還して、この1ヶ月に及ぶ秋吉久美子ラウンドのグランドフィナーレを飾ることができるのか?

それとも洞窟内で力尽き、コウモリの糞の中に埋没していってしまうのか?

次回、秋吉ラウンド最終章。

伊勢洞窟でまさかの洞窟ハシゴの「ダブルヘッダー」である!

 

そんなの無理?

考えるな!

感じろ!

男の判断基準はいつだって「生きるか死ぬか」なのである!

 

 

 

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コメント

    • 呉 竜府
    • 2018年 11月 16日

    こんちわ!!

    ピークス読みました!ユーコンテイストが隠し味程度になってますが
    バッチシ刺さる記事でしたね。うちの奥さまも「これってパパの好きな変態の人が書いてんだよね?」。
    「なんかイラスト可愛いし、他の記事難しくて判んないけどいいじゃん」って一般人(笑)にも好評価ですよ!

    それはともかくネズミ算式に人脈が広がってますね。サッカー引退してから何やってんだか良くわかんないけど
    スゲー人たちと色んな事やってる中田英寿かよって感じで(笑

    この記事の時は新血愁レベルの痛みが最終ラウンドの洞窟にて心霊台の痛みをも超えるのではと心配ですよ。。

    お体御自愛ください。。。ユーコンさんには無理か(笑

      • yukonkawai
      • 2018年 11月 17日

      あざす!
      そうなんですよ。
      流石に一発目の記事でユーコン節全開で行ったら速攻で出禁くらいそうなんで、あくまでまぶす程度にしておきました。
      でも奥さんにまで響いたのは嬉しいですね!しかもイラスト褒めてくれたのは嬉しいです!でも変態って!それもまた嬉しい!

      そして確かに最近中田式に自分が何やってんのかよくわからない状態っすね。
      今回の吉田さんもしかり、ピークスの発売日前日にはなぜかシェルパ斉藤さんと餃子食ってたし…。
      何やら面白い人生になってますが、とりあえず流れに身を任せてふわふわ進んで行こうと思ってます。

      とはいえ、すでに新血愁の秘孔を8本くらい打たれてる状態なんで、もういつ絶命してもおかしくないような状態。
      毎度心霊台(ロキソニン)でごまかしますが、正直その秘孔打ちすぎていよいよ効果も薄くなってきてて…。
      今後はできるだけ自重して体を大切にします!
      まあ、
      無理ですけどね。

    • きっと
    • 2018年 11月 17日

    こんばんは。

    “ その日 ”朝からウキウキしながら仕事してました。終わると孫の顔を見に行く前に即TSUTAYAへ。
    実は(ひょっとして前日に出てるんじゃ・・・)こっそり前日の夜にも見に行ってたんですが、やっぱりなくて
    トボトボ帰ってたりして。

    いつもの文章を読み慣れてる読者としては「あれ?もう終わり?」
    というのが正直な感想でしたが、雪山に行ってみたくなりました。
    ユーコンさんのお名前が左上の方に小さく小さく載ってるのが何とも・・・。

    婿さんに見せようととしたら「血圧が上がったー、」「お義母さん、俺はもうダメかもしれん」
    と大騒ぎでそれどこでは無く、苦笑しながら振り回されている娘と苦笑い。
    (ユーコン塾があったらぶち込んで 鍛え直してもらうんだけど)
    と思いながら帰ってきました。

    なのでスペシャルなおぱんつもぴーくすも当分お預けです。

    早朝ランニング、お気をつけて下さいね。心臓に負担がかかると言いますから。

      • yukonkawai
      • 2018年 11月 17日

      きっとさん、ありがとうございます!
      正直そこまでみんな反応しないと思ってたし、ましてやそこまで楽しみに買いに行ってくれてる人がいるとも思わなかったんでほんと感無量っす。果報者です。
      今回はもともと別の人が書く予定のものでしたし、文字数も雑誌なんで当然制限が最初からあって、普段制限なしのWEBで書き慣れてた分大変でした。
      伝えたい要点をまとめて行ったらあっという間に文字制限オーバーして、大ボケをかます隙間がなかったですね。
      まあそんなことしたら怒られてるでしょうけど…。
      でもほんとこれから雪山やろうかなあって人の背中押してあげれたらって思いで結構真面目にやりましたよ。
      大ボケかますのはこの股旅ベースがあるんで、ちゃんと伝えるべきところはちゃんと伝えなきゃいけないですからね。

      そんな中、婿さん、なかなかの大盛り上がりでしたね。
      僕のPEAKSが近くにあったから、なんか変な養子センサーに反応しちゃったんでしょうか?
      とりあえずこのPEAKSが血圧を上げる効果があるようなので、今度低血圧Mちゃんに渡してみようと思います。
      早朝ランニングでなったんですね?
      確かに早朝は走るにはいいんですが、血流もガッと上がっちゃうし、特にこれから寒くなってくるんで気をつけて欲しいです。
      そんな時は走らずゆっくりと雪山の山小屋を目指してみては?

    • nagaken
    • 2018年 11月 17日

    こんにちは。
    タイトル写真見た時、ユーコンさん えらいシュッとかっこよくなったなーと思ったら
    ダンディーさんでしたね(^^)
    ホントに最近はPEAKSだったり、この吉田さんはじめシェルパさんや鈴木みきさんや花谷さんなどとの交流しましたなんて
    活躍の場が一気に日なたになっていってますが、その代償もしっかりはらっているところはさすがの一言です。
    でもよく考えるとアウトドアに全く興味のないうちの嫁さんに言っても全く伝わらないだろう雑誌や人達だなとも思ったり。
    とりあえずPEAKS買わねば(^^)嫁さんにも熱く説明しときます。右から左だろうけど‥‥

      • yukonkawai
      • 2018年 11月 17日

      引っかかりましたね!
      急にあんなシュッとしてダンディーになれるなら、効果のないパーソナルジムに15万円も投資してないっすよ。
      やっぱ絵になりますよねー良い男は。
      前回の湯俣温泉で締まらない中年野郎どもが乱発してたんで、急に「あれ?これ誰のブログだっけ?」となった人も多いかと思います。
      僕もああなりたい…そしたら嫁から深海魚なんて言われずに済むだろうに…

      そしてここんところの有名人ラッシュは自分でもビビってます。
      正直激しく気疲れしております…。
      闇の世界を徘徊してた者としては、あまりにもみなさんお眩しくてですね。
      まあその分代償は普段の倍っす。
      シェルパさんところの後も激しく支払ってますよ。それはまたいずれ。

      ちなみに嫁にも自慢しましたが「あ?知らんがね」といういつものお言葉を賜りました。
      多分nagakenさんの奥さんも「ユーコン?ウコン?誰だそれ?」ってなって右から左でしょうね。
      まだまだ頑張らねば…

    • 2018年 11月 17日

    ユーコンさん毎度です!
    本、買いました
    僕山登りしないんでなんか新鮮な気持ちでじっくり読んでしまいましたがユーコンさんのページだけ謎の安心感で読んでしまいました(笑)

    さて吉田さんまで登場の超豪華回でしたが、僕は鼻が高いです
    まさか吉田さんがダイレクト族だったなんて…
    まあ僕は吉田さんと違って肩もこればギックリにもなりますがたまに家族旅行とかで宿に泊まって布団で寝たら必ず体調を崩します
    今まで家族から白い目で見られ、子供からは「お父さんはどうして床で寝ているの?虫なの?お母さんが言ってたよ!」と罵られ僕のベッドだったものは既に嫁が占領していっこうに熱い夜も訪れませんがそれでも吉田さんと同じダイレクトを愛する者として誇りを持ってこれからも生きていきます
    しかし身体能力の高い人はパックラフトにのると基本バックドロップスタイルで川を下るくせでもあるんでしょうかね
    以前大塔川でもアツシさんがやられていたような…
    骨折は怪我じゃないを合言葉に次の洞窟の記事も楽しみにしております(笑)

      • yukonkawai
      • 2018年 11月 17日

      鯉さんまで!ありがとうございます!
      買ってもらっといてなんですが、ピークス買ってる姿が似合わね〜。
      どっちかっていうとFielderかデラべっぴんですからね。

      そしてそう、僕も思いましたよ。
      ここにもダイレクト寝族がいた!と。
      正直鯉さんがただ単に嫁さんから迫害されて仕方なくやってることだと思ってましたが、吉田さんのお話を聞けばそれなりに理にかなっていたようで。
      にしても「虫なの?」は酷いですね。こんなでかい虫がいたら怖いっすよ。
      今後は自信を持って「世界の洞窟王公認」と言い張って、堂々と公園でダイレクト寝かましましょう!
      だって飛行機の中でダイレクト寝ですよ!王はもはや神の領域です。

      そしてまさかのバックドロップですよ。
      CEOも並外れた身体能力でしたが、彼はバックドロップの時笑ってなかったです。
      しかし王は笑いながら落ちてきましたよ。

      何はともあれ、ダイレクト寝族ってだけで吉田さんに一歩近づいてます!
      ツナギもあれは破れてません、ただの「ほつれ」です。
      骨折は怪我じゃない!この精神でこれからも共に頑張っていきましょう!

    • 海苔
    • 2018年 11月 17日

    お疲れ様です!
    ピークス買いました!
    普段雑誌は買わないのですが、ユーコンさんが書くってことは買うしかねーと買ってまいりました!
    ユーコンワールドは展開されていませんでしたので、残念でしたが公式雑誌であのテンションはいかがなもんかと思うので、アンダーグラウンドで楽しみたいと思います!
    いつの日か太陽のもとでユーコンワールドがみたいです・・・

    腰椎王がまさかのダブルヘッダーとは凄いことをやりますねー
    基本的治す気がないマゾプレイにしか見えなくなってきました(笑)

    腰は大事ですのでご自愛ください!

      • yukonkawai
      • 2018年 11月 17日

      海苔さんも買っていただいたんですね!ありがとうございます!
      なんか正直自分の色出して書いていい記事ではなかったんで(もともとは別の人が書く予定だった)、むしろユーコン色の覇気を消す方に力注いで内容がちゃんと伝わることに骨折りました。
      もし直接今度僕の名指しで来れば覇気ストッパーはすこーしづつ様子見ながら(いきなり前回でやると出禁の恐れあり)解放していきたいっすね。
      いずれピークスの紙面上で小木Kの全裸を如に報道できる日が来るまで、アンダーグランドな世界はこの股旅ベースでお楽しみください。
      やはり僕はうんこちんこ言ってないと落ち着かない人間ですから。

      そして正直僕自身あれだけの腰の痛みのまま2本も漕げるとは思ってませんでしたよ。
      しかも肝心の痛み止めの薬を忘れるというセルフ追込みのまま激流って。
      我ながら「そうか!俺はこの腰痛を治す気ねえんだ!」と気づきましたよ。

      おかげさまですっかり持病化しちゃったけど、まあ僕はアスリートでもなけりゃすごい山に挑戦したいわけじゃないっすからね。
      腰痛なら腰痛なりのマゾリ方ってものがあるわけで、今の状態なら高尾山でも通常の人のアルプス大縦走に匹敵する苦痛が味わえるからお得です。
      物は考えよう。
      でも動けんと行けるとこ限られてきちゃうから大事にします…

    • おとおさん
    • 2018年 11月 19日

    遅ればせながら事後代償の一環としてPEAKS購入させていただきました。その後震災復興への寄付、自動車での余計な税金の納付と日々社会に生き、また生かされていると感謝する毎日でございます。
    記事はかなりマイルドで書きたいことの2割りも書けていないんじゃないかなぁと思いました(ページの都合でしょうけど) 付録のエイドポーチ使い勝手が良く100均のポーチからやっと卒業です
    今後も雑誌等に寄稿することがありましたら事後代償の一環として購入させていただきますので宣伝よろしくお願いします

    ってゆーかそろそろ代償終わりにしてほしい!
    諭吉が何人いても足りないです!!スタッドレスタイヤ買うお金がありません…

      • yukonkawai
      • 2018年 11月 19日

      事後代償購入ありがとうございます。
      そのような日々の積み重ねが、やがて次の晴れ登山に生きてきます。
      ただおとおさんは6日も快晴を楽しんでしまったんで、その償いの日々は今年いっぱい続きます。
      いますぐPEAKSを追加で20冊くらい買い足しておきましょう。
      そしたら何末年始くらいは良い思いができるかもしれません。

      ちなみに今回の付録、地味に良いっすよね。
      僕もファーストエイドキットはこのポーチに引越ししました。

      今回は代役な上文字制限もあって、必要最低限のテーマを入れ込んだ段階で終わっちゃった感はありますね。
      久々に余計な脱線しない記事を書いた気分ですよ。
      次もしユーコンカワイ名義でガツンと書くときがあれば、攻めてみようと思います。
      もう二度と仕事来なくなるかもですけど。
      その時が来たら、もちろん30冊くらい購入してください。
      1冊=1時間と思ってもらっていいので、6日間なのでトータル144冊ですね。
      その上でスタッドレスタイヤを無駄に12本くらい買えば、今年の冬は通常に戻ることでしょう。
      しょうがないですよ、だって6日も晴れたんだから。諦めましょう。

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