ついにッッ!
よーやく現代に追いついた!
なんかすげえ長い大縦走をして来た気分。
年始の時点で8月の記事書いてる時は流石にもうやめようかと諦めかけたが、なんとかこれで追いつくことができた。
それでは今回もボリューミーにお送りするんで、家で何もすることねーって人はじっくりお付き合いくださいな。
2月
2月1日
我が眼前に突然モッくんが!
これは岐阜城の麓に展示されてる斎藤道三の蝋人形でございますな(リアルすぎ)。
この日はオープンしたばかりの「麒麟がくる 岐阜大河ドラマ館」に視察に来たのであります。
館内には大河ドラマ関係の衣装やジオラマなど、大河ファンにはたまらない仕様。
施設内は撮影禁止だが、その中で唯一撮影ができる場所がある。
その名も「あなたも戦国武将になれルンです」。
早速僕も「よし!俺もモッくんみたいにビシッと決めた斎藤道三になってやるぜ!」と挑戦。
するとこのような大事故に見舞われてしまったのである。
一つもモッくんじゃねえ!
それどころかなんか色々ツッコミポイント(額広すぎ・鼻毛長すぎ・肝試しライティングetc…)があって絵がうるさすぎる。
結局あれはモッくんがやるからカッコいいんだよなと再認識。
ちなみにこの写真をお館様(嫁)にLINEで送ったら既読スルーされました。
2月8日
年に何度か行われる「山県よりあい」という移住体験交流イベントがある。
この日はデレ・ヤマグチのおんせぇよぉ〜で「おばあちゃんのお手伝い 手作り味噌づくり」が開催された。
味噌づくりはこの山間地域の冬場の手仕事で、デレ・ヤマグチの農家レストラン用の味噌を、地元のおばあちゃんと交流しながら一緒に仕込むってなハートフルイベントだ。
しかしそんなハートフルな世界の中に、一人だけ明らかな「アルカイダ野郎」が潜入していたのである。
持ち物である「マスク」と「三角巾」を用意できず、致し方なく「タオル」と「水泳キャップ」で挑んでしまったための惨事。
着ていた服もたまたま迷彩っぽい柄だったため、一人だけソルジャー感が突出してしまったのである(救いはエプロンの絵が可愛いお花ってとこ)。
書くまでもないが、この写真も嫁にLINEした結果既読スルーなのある。
2月19日
この日は「子ども農山漁村交流プロジェクト」の講演&交流会に参加。
今後カンムギは個人的な川の学校以外にも、小・中学校(特に都市部からの)の自然体験活動の団体受入れ地域としても整備していきたいと思っているため、先進事例のお話を聞きに行ったのだ。
僕のライフワークとして川ガキ文化の継承と持続ってのがあるが、その中の一個の手段として「リアルに川で遊んできたおじいおばあ世代×公教育の現場」っていう組み合わせを「滞在型」で提供するのって結構面白いと考えている。
それによってカンムギのような限界集落のおじいおばあも活性化するし、まさに日野町のいうところの三方よし(送り手、受け手、社会に貢献)の形が出来上がる。
目指す最終形は、入村式時に不安顔だった小学生たちが離村式時には帰りたくない!と言ってる光景。
そしてそれに合わせておじいおばあも号泣して子供たちと抱き合ってるという、ウルルン滞在記的な世界なのである。
それ達成できたら僕はもう死んでも良いや。
この火起師Tさんは郡上の石徹白(いとしろ)で地域おこし協力隊として活動してる一方で、「火起師」として世界7カ国24地点、国内252地点で錐揉式火起こしを実践してきた変わり種。
過去にはTVチャンピオンの「サバイバル野人王選手権」で優勝したほか、富士山頂やアフリカ・キリマンジャロ峰5000m付近などでも火起こしを成功させたという謎の男。
火起こしにはアウトドアの真髄でありサバイバルの本質、そして何気に文化的・教育的な価値もあり、僕個人としても非常に興味深く感じている分野。
こちらのgreenzさんの記事に火起師Tさんのこと書いてあるんで、興味ある人はぜひご覧くださいな。
2月26日
カンムギでアマゴ釣りが解禁となった。
今年から「子供釣り専用区」ができ、しかもこの日は放流直後。
子供たちに釣れる喜びを知って欲しい僕は、「高確率で釣れるから!」と家でゲームばっかしてる子供たちを連れてきた。
そして釣りスタートわずか1分!
早速こーたろくんの釣り糸が絡んだ。
そっからはお父さんによる「超絶難解糸ほどきタイム」がスタート。
複雑に絡み合った糸は全然解けることなく10分が経過。
そして子供たちは「もう釣りいいよ。帰りたい。」とギブアップ宣言。
僕自身釣れる喜びをほとんど知らんのに、子供に知ってもらおうとは100年早かった…。
連れてきてなんだが、釣りって何が楽しいのかいまだに僕はよくわかってない。
ちなみにこの日、この近くではデレ・ヤマグチとカシユカYさんが森林保全のための「川海苔(かわのり)」調査に来ていた。
本当に綺麗な渓流部で一定の条件を満たしてないと川海苔は自生しないのだ。
そんなこんなの中、結局子供らはゲーム、僕は釣りという時間が続き、結果としてなんとか1匹ゲット。
年釣り券を7000円で買っている(去年4000円だったのに驚異的な値上げ!漁協の厳しい現状が窺える)ので、この時点で「1匹あたり7000円」という高級魚。
これからどんどん釣って元を取りたいところである。(4月の現時点で2匹しか釣れてねえ…1匹3500円て…)
2月28日
去年12月頃から、僕はツイキャスやspoonといったライブ配信アプリにはまっていた。
spoonはラジオ配信アプリなんだが、気落ちがきつかった時、顔も知らぬ広島のシングルマザーさんの配信にどれだけ救われたことか(しゃべりながら掃除とか片付けしてるだけの配信だが妙に落ち着くのよ…よほど疲れてたんだな…)。
他にも酒に溺れていく自暴自棄な建設会社社長、店長のいじめに苛立つスーパーの店員、人生に悩む高校生、めちゃくちゃ明るい引きこもりの人など、人生の悲喜交交が詰まっていて、下手なテレビ見るよりよっぽど文学的で面白い世界が広がっていた。(基本的に人気の大手枠じゃなくて、過疎枠って言われる少数の場ね)
よくネットを介した交流ってリアルと違って関係性が薄いだろ?とかやってもいない人は言うけど、実際にやってみるとそこにはすごく優しい世界が詰まってて、余計な障害がない分年齢や社会的な壁も薄くなってて距離も近く感じた(中には当然変な奴もいるけど)。
なんせ若い世代の「今」な感情とか現状を直接聞けるのは、下手な情報ツール使うよりよっぽど良いマーケティング分析になっている。
テレビが猛烈につまらなくなった昨今(正直垂れ流しでつけてるだけでもキツい時ある)、趣味と市場調査の意味も込めて、有名無名関わらず「ライブ配信」を探索し始めたのがこの頃。
とりあえず自身のYouTubeライブ配信はもう少し下地ができてからってことで、テスト的にツイキャスでのライブ配信を静か〜にスタートさせてみたのである。
この距離感はやっぱりなかなか良い。
正直このブログも誰が読んでんだかよくわからないし、雑誌に書いてても読者の声はほとんど届かない。
それどころかエゴサしてるとやっぱ批判的なことも書かれてるわけで、Mr.ガラスのハートとしてはきつかったりもするんですよ。
趣味の時間くらい、もっと自分の感性に近い人たちとディープに関係性を築ける場が欲しい!
ってことで、あまり煮詰めた企画とか考えずに今はテスト的にやりたいことだけ本能のままにやってます。
今あえて一手間かかるツイキャス(アプリ入れんといかん)にしてんのも、不特定多数に向けたもんじゃなくて、本当に来たい人だけの少数でざっくばらんにやりたいから。
気楽でコンプライアンス的なもんに苦しまない配信がしていきたいんですよ(色々気を使うのに疲れました…)。
これからは極めて個人的な自由配信は「ツイキャス」、公的にみんなで楽しもうぜ!ってのは「YouTubeライブ」になっていくのかなと(まだどれが正解か判断つかず。ニコ生になる可能性もある)。
コロナ自粛でストレス増加の中、そんな人たちと一緒にオンライン焚き火飲み会配信なぞもしていけたらなと思っとります。
YouTubeに何かしらのちゃんとしたコンテンツを上げていくのはその先かな。
自粛期間を勉強期間と捉えて、気が乗ったら色々配信していきますわ。
2月29日
この日は前回記事にも紹介した本巣市の「畑オフィス」へ。
ここでは「地域を耕すファシリテーター学:安心な場づくりのためのゼミ」に参加です。
さっきのライブ配信のこともそうだけど、カンムギも含めて、「その人が、その人らしくいられる、小さな“場”づくり」ってのは僕の中では大事なテーマ。
僕はただの観光地を作りたいわけじゃないし、普通のリバーガイドになりたいわけじゃないし、テレワークセンターを作るのが目的で動いてるわけじゃない。
関わる人、そして僕自身が、お互いを高めあったり癒しあったあり鼓舞しあったり共創しあったりと、建前をブッ払って新しい価値観を創造しあえるような「場」を作っていきたいんですよ。
老若男女関係なく、もっと本質的な人と人のつながりを感じられるようなやつね。
で、ここでのゼミを終えたら、その足で再びカンムギの「水音」に戻る。
そこでは囲炉裏を囲んで、「山賊」たちが集落襲撃計画を立てている真っ最中だった。
どう見ても夜盗集団だが、実はこのメンバーは麻婆軍曹(川ではスパルタ、穴ではパニックでおなじみの)率いる関西カヤッカー軍団。
水音では今後の「民泊化」に向け、この時期からお試し宿泊体験を開始しており、彼らはその第一号のお客さんとなったのである。
こうしていろんな人がカンムギに来て、豊かな時間を過ごして笑って帰っていく。
今後は水音以外にも数カ所の古民家の民泊化も計画しており、滞在しながらいろんな観光やイベント・アクティビティをし、そして地元の人とも触れ合える仕組みを作っていく予定です。
理想の「場」を作るため、まだまだ勉強と調整の日々は続くのであります。
3月
3月1日
岐阜に「マチュ・ピチュ」があるのをご存知だろうか?
それがこれね。
これ揖斐川町にある「岐阜のマチュ・ピチュ 天空の茶畑」ってところで、最近になって「あれ?こっから見るとマチュ・ピチュっぽくね?」と思った地元有志が遊歩道を作ったところ、一躍有名になった場所だ。
実はここ「気軽に登れる」って書いてあったから、勇気を振り絞って嫁も連れてきてみたんですよ。
そしたらここに着くなり「全然気軽じゃねぇ!聞いてた話と違う。死ね!」とブチキレられ、彼女はこの絶景に対して一言の感想も言うことなくその場で横になるというまさか。
たちまち現場には不穏な空気が立ち込め、厳しい無言の時間が展開して一つも景色を楽しめない。
その場の空気に耐えかねてそのまま「遺跡化」してしまいそうな僕の横で、退屈な子供たちは謎の遊びを開始。
何やってるかよくわかんないけど、普段仲の悪いこの兄弟(兄が弟に一方的に喧嘩をふっかけられる)がこうして仲良くしてる姿は地味にグッときた。
とりあえずなんかこういう兄弟遊びの姿が観れるのもあと少しなんだろなとしみじみと。
3月3日
小学校が長期休校になってしまった。
案の定子供たちは家の中でゲーム三昧となり、ご両親からの「どうにかしてくれよ」という視線にも耐えかね、こりゃあかん!と水音に連れてきた。
今後のテレワークって、家の中に缶詰になるばかりじゃなくて、アウトドア好きな人なんかは田舎を織り交ぜたワーケーションスタイルがいいんじゃないかと思ってる。
例えば月火は会社に行って打ち合わせ等を済ませ、水木金は好きな地方で通勤時間ゼロ・余計な邪魔ゼロの状態で集中してリモートワークして、そのまま土日はそこで山や川で遊ぶってな感じ。
業種にはよるけど、そのほうがよっぽど効率的だし、結果も出せるし、ストレスも少なくて豊かな生き方ができると思うんだけどな。
個人的には「通勤って効率悪すぎない?」ってずっと思ってたんで、今回の騒動はある意味社会の仕組みの転換点になったなと。
そんなこと言ってもうちの会社じゃ無理だよう…なんていう人もいるとは思うけど、テレワークに踏み出せない会社には何かしらの負の要因あると思うよ(社員を信頼してなかったり、会社存続ファーストだったり、情報漏洩や就労管理ができないと言いつつ、会社から離れた途端自分の無能さがバレちゃう上役がいるとかetc…)。
とりあえずカンムギではそんなことができる状態に整備していくんで、まずはフリーランスの人とかコロナ落ち着いたら気軽にワーケーションしにおいで。
今年中にはコワーキングスペースもオープンさせるから、水音に泊まって夜は一緒に焚き火しようぜ〜。
3月7日
今年は毎月、水音を利用したいろんな滞在型イベントを考えていた。
その第一弾として企画したのがこちら。
ついに山県市に高速道路のインターが開通することになり、記念すべき開通前に高速道を歩こうぜ!っていうビッグイベントに乗っかったもの。
参加者分の事前予約確保のため、受付開始から必死で電話してなんとか枠をゲット。
僕のことだから「参加予約取れませんでした。えへ。」みたいな感じになって企画がポシャるかと思いきや、最後の最後で奇跡的に滑り込みセーフで取れたのだ!
と、喜んでたのも束の間、例の如くなコロナな情勢になってしまって、まさかの中止に…。
僕が山県に来てから、「豚コレラ発生」「スーパー大型台風」「エリカの変」「新型コロナ」など未曾有だらけの事態が勃発し(降水量も増えてる)、山県市としては「マジおまえ勘弁だわ〜」という疫病神状態。
そんな中、この時はまだ地方での少数イベントは行われていた頃で、「みつろうラップ作り」のイベントだけはなんとか開催できた。
ちなみにこの時、ここから少し上流の円原の伏流水にはお笑いコンビの「麒麟」が来てました。
実は山県市、大河ドラマ「麒麟がくる」に合わせて「麒麟を呼ぶ」というビッグプレーを炸裂させていたのである。
しかし、結局コロナの野郎に阻止されて麒麟関連のイベントはことごとく中止という…。
田村に至っては、別日に個人YouTubeチャンネルのための撮影にも来てくれた。
そこではデレ・ヤマグチが名前だけ出演を果たし(田村に「だからヤマグチって誰やねん!」って言われてるやつ)、ヒップラインKさんはベトナムコーヒーを提供(下ネタは話していない)しているのである。
みつろうラップイベント後は、プレーパーク作りを検討中の場所でプチプレパごっこして遊んだ。
3月8日-9日
また新しいプロジェクトが発進しようとしている(何個目やねん)。
その名も「長良リバスク(Nagara River School)」。
去年僕は単発でカンムギでの「川の学校」を開催したが、川ガキの文化ってのをもっと広範囲かつディープに提供したいという思いをずっと持っていた。
そんな中、去年郡上カンパニーの活動で4ヶ月ほど「川ガキの教育的な意義」をずっと検証する機会があった。
郡上カンパニーでの長期的な目標は「川ガキ文化を公教育に取り入れる!」っていうものだったが、まずは実際に私塾というスタイルでいろんなテスト検証をしてみようということに。
舞台は長良川水系(長良川本流やその支流)の川で、広範囲で各地の川ガキスポットにて川の学校をやってみようぜってもの。
授業はとりあえず日帰りだが、生徒は基本的に固定のメンバーで月2回の授業を6〜10月くらいまで。
年間を通じ、いろんな場所での川体験を経て、時世代を強く生きられるニュータイプの川ガキを養成していくプロジェクトである。
いずれは長良川源流域で入学式をし、河口付近の海で卒業式ができたら最高!
とりあえずは、まず土地勘がある川ガキの聖地「郡上」、そして美しき支流であるカンムギ(神崎川・武儀川)がある「山県」の二つの教室でやってみようということになった。
長良リバスクの詳細に関しては今詰めているところです。
ただこれもまた新型コロナの問題があって、現時点では先行きは超絶不透明…。
また色々決まったら告知しますね。
3月11日
カンムギにまた新しい仲間ができた。
それがこの、ヒップラインKさんのカフェの前にいつの間にか居ついてしまった猫さんである。
実はこのチコちゃんが来てから、なぜか急に客足が伸びたのである。
麒麟の田村は取材に来るわ、僕がGoogleマップに登録した写真も数日で閲覧数1000を超えるわで、謎のバズりを見せたPhin and Bean。
まさに幸運の招き猫。
宝くじ買う前に訪れたい新名所?の爆誕なのである。
美山には面白い民話が多く、これまでもミンワトーカーMさんとデレ・ヤマグチで何度か民話ツアーを開催してきた。
今水面下で、「美山の民話の実写化プロジェクト」も進行中で、そのうち僕が鬼や河童になって民話を再現する動画でも撮ろうと画策中である。
こうしてこの場所が人がどんどん集まっていく場所になっていくのが面白く、チコちゃんのご利益も含めるとこれはこれでもはや新しい民話である。
俺も猫飼いたいなあ…うちの事務所にも猫来ないかなあ…
って思ってたら来た。
鹿が。
今でも普通に民話の世界観が楽しめる場所。
それがカンムギなのである。
3月14日-15日
所変わって舞台は「郡上」。
この日、郡上が誇る超スゲー人たち(小水力発電Hさん、革命ティーチャーYさん、炙りマックルイさん、そしてゼンさん)による、新規プロジェクトが発表された。
こちらの企画もコロナの影響でどうなっていくかは不明だが、オンラインでの事前遊び会議などを絡めて今夏にはテスト的な開催がなされていく予定。
これもまた追ってご報告いたします!
3月18日
一方僕は僕で、今後の活動に向けての地味な地固めタイムが続く。
僕のようなハイパーメディア貧乏クリエイターは何をやるにもとにかくお金が無い。そう、絶望的に無い。マジで無い。もう一度言う。本当に無いの。
ってことで、商工会の「小規模事業者持続化補助金」の獲得に向け、日夜シコシコと申請書類ばっか書いていたのがこの頃。
目下のところ川の学校関連の備品を「こども夢基金」、そしてガイド用パックラフトやテントサウナといったビッグ備品をこの「小規模事業者持続化補助金」でなんとかしようと思ってる(だとしても全額出るわけじゃ無いから金策祭りは続く…)。
本当、金がないと牛歩のようなスピードでしか前に進めんけど、こうでもせんと1からなんかすんのは何も進まんのです。
個人ブログなんでこういうリアルな部分もちゃんと書いていきますよ。
3月20日-22日
水音の縁側にズラリと並んだ泥だらけのツナギの数々。
そう、この日はサディスティック・アガタ隊長率いるJETの洞窟チームが来てて、この日から数日間ここをベースに洞窟調査合宿をスタートさせたのである。
ここで明かされたどうでもいい情報として、キャプ翼の「ゴールが見えないほどの地平線ピッチ問題」について触れておこう。
これを物理的に検証した人がいるらしく、選手の身長を170cmとした場合、ピッチの長さは「18キロ」で、選手たちが走る速度は「時速150キロ」になるという。
やっぱあの時代のジャンプの豪快設定は最高だ。整合性なんてクソ食らえ!
そして話が「え?プールって泳ぐところなの?あそこはスカイラブハリケーンを練習する場所でしょ?」という話題の最中、熱男Sさんも水音に遊びにきた。
翌日は、はるばる東京からアナウンサーYさんとJ2ジャッキーSさん親子、そして長野からニッシーさんとその彼女の隠れゲーマーさんがやって来た。
このメンツは去年の「東京大縦走」の時にさかいやで出会った「エコープラザ三人衆」の皆さんで、なんとはるばるカンムギまで遊びに来てくれたのである。
そしてここで、J2ジャッキーSさんが自分でも知らなかった能力を覚醒させた。
なんと彼はただの「サッカーJ2の選手とかジャッキー映画に出て来そうな雰囲気の男」ではなく、なんと類稀なる「水切り職人」だったことがここで判明したのである。
そして遊びは進化する。
水切りに飽きた男たちは、新競技「ハイパー石投げストラックアウト」を開始。
実にカンムギらしい正統派一泊二日の過ごし方。
有名な観光地があるわけでもなく、これといった施設もないカンムギだが、ここは自分に合ったスタイルで心穏やかに過ごすことができる場所。
今回の正統派の一泊二日をベースに、後は各々自然体験やアクテビティに興じたり、イベントに参加したり何もしなかったりと、その人に応じた豊かな過ごし方をして、「心を整えて」からまた日常に帰っていただきたいのである。
余談だが、その後で突然「桃屋のキャラクターの人」も訪問してくれた。
洞窟探検家、ゴールキーパー、水切り職人、隠れゲーマー、とっさ、ごはんですよ。
ここは雑多な人間が交錯する人間交差点。
ぜひあなたもこんな愉快なキャラクターたちに会いに来てみませんか?
ってな感じの2月、3月でした。
いよいよ水音の宿泊テストも始まり、補助金申請も完了し、そして年間スケジュールも作成。
さあ!長年温めて来た企画を小出しにしていくのはこれからぞ!
あんなイベントやこんなツアーして、猛烈なスタートダッシュを切るぜ!
・・・って段階でこの新型コロナっすよ。
スタートダッシュどころか、イベントもツアーも出来んくなってスタートすらできねえ…。
今までのデザイン業務を減らして、年間の事業計画を自然体験事業にガッツリ振ったってのによぅ…。
時を待って沼に潜んでいた龍がいざ昇天の時を迎えて淵から出ようとした途端、沼がコンクリで固められてました的なまさか感。
俺、これからどうやって生きていったらいいのだろう…。
と、嘆いてばかりいてもしょうがないんで、アフターコロナ後にいかにいろんなことをしていけるか考えていきましょう。
多分今後都市部の人たちのストレスは相当なものになっていくと思うし、その後で感染リスクの少ない田舎や自然へと「癒し・発散・職場・教育」を求める時が来ると思ってます。
その時にしっかり受け入れられるよう、今からまたシコシコと準備を進めていきます!
さあ、壮絶な遅延状態だったブログもようやく現代の僕に追いついた。
これからは色んなプロジェクトの進捗情報を熱量高いうちにご報告していきます。
そして今の時代のお慰み的な意味と今後の「場作り」のため、ライブ配信や動画企画などもやってこうと思ってます。
とにかく、余計なこと考えず楽しく行こうぜオイ!
覚悟はいいか?
オレは出来てる!
お久しぶりです。
世の中は普段通りの日常が有難いと思える状況になってしまいました。
経済効率優先の社会で、身も心もすり減らした挙句にこの惨状です。
どのような形であれ事態が収束したのちに、心ある人々は自分の人生や幸福について
あらためて向き合うことになるでしょう。
ユーコンさんの進めておられる事業はとても価値のあるものです。これは「生きる力」を取り戻す運動です。
「千」の名前を与えられた少女が自身の経験を経て「千尋」に戻ったように、これからカンムギは子供も大人も本当の自分を
再び発見する得難い場所になるのだと思います。
奥様、ご子息のためにもどうぞご自愛ください。
いつか機会があればそちらに伺わせていただきます。 押忍!
ミケちゃんさん、ご無沙汰しております!
前回は僕個人が深い泥沼にいる時でしたが、今回は世界全体がすり減った状況になっちゃいましたね…。
でも今回のことは、みんなが、社会が、資本主義万歳からちゃんと「幸せ本質万歳」に切り替えるある意味転換期になってると思います。
逆言えばここまでの大きな流れがないと社会は変えようがなく、長い人類の歴史の上では乗り越えるべき試練なのかと。
図らずも僕が進めてきたことや、声を上げてきたことの方向に人々の目が向こうとしている気がします。
世間で今まで常識だったものは実はただの幻想でしかなく、本当の意味での「生きる」ってことを一人一人が周りに左右されずに考えて動いていく時代です。
そのために、それができる環境(しかも楽しく!)の整備はホント急務っす。
カンムギをそんな素敵な神隠しの場所にできたら最高っす!
今後いつのことになるかわかんないけど、カンムギに関わった人の誰か一人でも「人生変わりました!」って言ってくれたらそれでオールOKですね。
色々大変ではありますが、よーーーーーーやくあの頃の僕から少しづつ脱皮ができてきて、ちょっとだけ強く自立した人間になれてる気がしてます。
みんなのため、家族のため、まずは僕自身が幸せに向かって進んでいこうと思います!
ありがとうございます!
今後も見守ってください! 押忍!
お疲れ様です!
子供達とミツロウラップ作りの写真を見ながら、またこの騒動が落ち着いたら山県いこうねーなどと話しています。
ミツロウラップの後に体験させていただいた薪割りも子供にとっては楽しかったようで爺ちゃんに自慢してましたよ
私としては、会場に”山県よりあい”とあり私のような部外者が参加してよいのか?自己紹介では山県の方&移住検討中の方など、私のような面白そうだから来てみたモノがいていいのか?ドキドキでした。
しかし会が始まると皆さん気さくに話しかけていただき安心して楽しむ事ができした ありがとうございました
カキシブKさんの柿渋染めは以前から気になっていました。山を歩く時に網代笠を使ってみようと考えているのですが柿渋染めの網代笠は高くて私のお小遣いではなかなか手が出ないのです。リーフレットを見ること持ち込みで染め体験が出来る様なので今度伺おうと思っています。
何はともあれまずはコロナウィルスが終息しなければ始まらないので、もらわない事そしてもらったとしても渡さない様にしていきたいですね。
トコナメSさん、お疲れ様です!
ミツロウの時はありがとうございました。
今思えば、あれが公的にイベントできた最後でした…
これからああいうイベントをいろんな角度からテスト&提供して行こうと思ってたんですが。
山県よりあいは移住だけじゃなく関係人口を増やすためのイベントなんで全然大丈夫ですよ。
まずは知ってもらわないと移住もクソもないですし、全然お気になさらずな感じで次回以降も来れたらぜひ来てみてください。
薪割り、思い出に残ってくれてよかったー。
網代笠のあの渋い色味は柿渋染めだったんですね!
そう聞くと僕も俄然欲しくなってきた。
夏は作務衣で過ごしたいと思ってたから、それも染めてもらおうと画策中。
持ち込み全然やってるんでぜひ検討してみてください。
行った時は「カワイから紹介されて」と言ってください。もれなく僕の株が上がります笑
いいですねぇ。
良いところばかりを選別されているとは思いますけど、そこに至るまでえらいご苦労があったと拝察してます。
でもやっぱり、いいですねぇ。
アイツの影響少なからずあると思いますが、なんだか吹っ飛ばせそう構想で元気になれますね。
いよいよ国盗り物語ですね!
というわけで最近、自粛が続く中、戦国無双を買ってしまいました。
引き続き、ぼちぼちいきます笑
まいどです!
そこに至るまでのご苦労…そこわかっててもらえるとなんだか嬉しいです。大変だったけどようやくここまできました。
…って段階でまさかのコロナ…
大幅な軌道修正を余儀なくされててんやわんやですが、もうトラブルには慣れっこになってきたんで、また歯を食いしばって前向いて歩いていくだけです!
逆に今回の件は都市部の人が地方へと目を向けるいい転機になったと前向きに捉えて、もう一段階良いものにしていこうと思ってます。
新たな国盗りのはじまりです!
ああ…久々に戦国無双やりたいなぁ…