目次
- 1 1月10日(死体発見1日前)
- 1.1 証言19.カプセルホテルのラウンジの客
- 1.2 証言20.白飛びSさん
- 1.3 証言21.新宿駅と原宿駅の人
- 1.4 証言22.ノースフェイス原宿店店員 赤からAさん
- 1.5 証言24.岩本町付近の人々
- 1.6 証言25.ムーンライトギア 服部さん
- 1.7 証言26.欧風カレーボンディの店員さん
- 1.8 証言27.悠久堂書店 店主さん
- 1.9 証言28.ゴールデンGUYさん
- 1.10 証言29.静電気兄さん
- 1.11 証言30.アウトレイジYさん
- 1.12 証言31.エコープラザ三人衆さん
- 1.13 証言32.エイ出版社トリコガイド編集長 原さん
- 1.14 証言33.荻窪駅付近の住民
- 1.15 証言34.海老名SAにいた人
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1月10日(死体発見1日前)
証言19.カプセルホテルのラウンジの客
「その人がラウンジに入って来たのはAM7時過ぎでした。おもむろにwi-fiスポットで仕事を始めてましたが、もうほとんど目が開いてなかったですね。顔色も悪くて今にも吐きそうでしたよ。」
初日は45時間の不眠のまま東京中を駆け回り、やっと寝れると思ったら隣のおっさんのイビキで非常に浅い眠りを4時間のみ。
この時点で唇裏火傷、歯痛、風邪の諸症状は相変わらずで、今日はそこに若干の二日酔いもプラス。
東京の寒波もその勢いを緩めることがないばかりか、この日は「乾燥注意報」と「インフルエンザ警報」も発令中。
雨が降らなきゃ降らないで、結局は本日も都民の皆様に多大な迷惑をかける気満々のようだ。
証言20.白飛びSさん
「8時頃ですね。待ち合わせの喫茶店の前でガタガタと寒さに震えながら僕を待ってるおじいちゃんを見つけたのは。」と語るのは、最近までスペインで暮らし、今はWEBマーケティングやSEOアドバイザー的なことをしているという白飛びSさん。
「事前にユーコンさんが来るのを知って色々話したくて朝飯誘ったんですよ。そしたら望んでないのに“呪いのカード”渡して来たんです。」
「彼とは色んな話をしましたね。年齢も一緒ですし。お互いにドMだし。ドSの嫁持ちだし。共通の話題も多く、なんと2時間もダベってしまいましたよ。爽やかな朝の店内でギトギトの中年二人のロングトークは周囲の人も不快だったでしょうね。」
そしてこの2時間トークの間にもキッチリ急ぎ仕事が舞い込んでおり、男は白飛びSさんと別れた後もそこに残ってひたすらノマドワーク。
それが終わると、彼は「原宿に行く」と言ってフラフラの足取りのまま新宿駅へと消えて行ったようである。
証言21.新宿駅と原宿駅の人
「はい、そうです、新宿駅でその人見かけましたよ。なんかすごく怒ってました。」と語るのは当時新宿駅にいた人だ。
「その人叫んでましたよ。“山手線ってどっから乗ればいいんだよ!こんなに看板だらけなのにどこにも山手線って書いてないし!たった2駅隣の原宿に行きたいだけなのになんで俺20分も新宿駅を彷徨ってるんだよ!”って。」
「なんかもうあの人、“もうどこにも行ける気がしないぜ…”って言って心を折られかけてましたね。で、結局30分もかけて山手線乗り場を発見してやっと新宿から去って行きました。歩いて原宿行った方が早かったんじゃないですかね?」
そしてその先の原宿駅でもこのような証言が。
「その日すごい乾燥注意報出てたじゃないですか。その人改札出る時、切符取ろうとした瞬間強烈な静電気に襲われて激しくビクッとしてましたよ。“うあっ”とか声出しちゃって。すごい恥ずかしそうにしてました。」と。
東京はとにかく彼の肌には合ってないようだ。
証言22.ノースフェイス原宿店店員 赤からAさん
「すごい忙しい時に来られてかなり迷惑でした。なんか急に肩をぽんぽん叩いて来て、あの土色の顔で“お久しぶり”なんて言って来るもんだから物乞いかと思いましたよ。」と語るのは、名古屋にいた頃の山旧友「赤からA」さんだ。
「あの人、一応店内をウロウロ徘徊してましたが、雰囲気も客層もオシャンティーすぎて妙に居心地悪そうでしたね。ちなみにここの3階が実はノースのプレス事務所なんで、そこでもなんか挨拶してましたよ。担当の人は“ユーコンカワイ?誰だっけ?”って表情全開で、本人はかなりの脇汗をかいていたようです。」
「思いがけずにプレス訪問まで果たしてあの人満足げでしたよ。でも連日の疲労と眠気が溜まってるのか、別れる頃には“12ラウンド目までボクシングしてました?”って感じで目が腫れちゃってましたね。」
「多分部外者扱いされてプレスの人に2,3発殴られたんじゃないですか?というかこの人顔デカすぎません?」
やがて彼は赤からAさんと別れ、以前から行ってみたかった「ムーンライトギア」がある岩本町方面へと大移動を開始したようである。
証言24.岩本町付近の人々
その日岩本町で彼を見かけた通行人は、「13時くらいですかね。その日は大快晴予報だったんですが…」
「なんか急に空に暗雲が立ち込めて来たんですよ。一気に空から青が消え去ったんです。あれには驚きました。」
「もう今にも“雨降って来るんじゃねえか?”って雰囲気で、折からの寒波と強風も手伝って岩本町は混乱状態でしたよ。何か悪魔的なものが上陸したんでしょうかね?」と不安な表情で語ってくれた。
そしてセブンイレブン千代田岩本町1丁目店の店員さんは、
「よく覚えてます。その人顔面真っ青にして入って来たんですよ。で、そのままトイレに直行して10分くらい出て来ないんです。あれは相当な下痢状態だったようですよ。しかもその後別のトイレ客にすごい勢いでノックされてて、あれはかなり焦ったでしょうね。すごい不完全燃焼な顔でトイレから出て来て、ヨロヨロと歩き去って行きました。」と語ってくれた。
どうやら彼はよほど東京の水が肌に合わなかったのか、ここに来て猛烈なゲーリングを開始したようである。
もはや満身創痍の状態だったようだが、それでも彼は大縦走の歩みを止めないのである。
証言25.ムーンライトギア 服部さん
「ああ、来ました来ました。内股のまま真っ青な顔で入って来た人ですね。ちょっと臭ったんで多分ちょっと漏れてたんじゃないですかね?」と語るのは、ULギアの名店ムーンライトギアの服部さんだ。
「シックスムーンデザインズのカーボンポールを買おうか買うまいかでアホほど悩んでましたね。やたら“うーんうーん”唸ってたんで、こいつここでウンコするんじゃないかと戦慄が走りましたよ。ええ、その後結構話しましたね。僕も元カヤッカーなんで川の話とかも。」
「というかこの人顔デカすぎませんか?で、この後彼お店出て行ったんですが、店出た瞬間“うおおお!”って叫んでたんですよ。ついに漏らしやがったか!と思って見に行ったら、お店のすぐ隣にあるこの“お玉ケ池種痘所跡”を見てハアハアと興奮してるんですよ。」
「こんなところで感動してる人なんて初めて見ました。どうやらここは手塚治虫のひいじいちゃんの手塚良仙が設立に関わった種痘所の跡地で、彼はそれが舞台になってる“陽だまりの樹”を10回以上読むほどのマニアだったようです。」
「なんかうちの商品よりもこっちの方に感動してたんで腹立ちましたね。その後彼は再びお腹を押さえながら、電車に乗って神保町方面へと消えて行きましたよ。」
証言26.欧風カレーボンディの店員さん
「もうランチというには遅すぎる14時半くらいにそのお客さんは来ましたね。なにやら“毒をもって毒を制す!カレーをもって下痢を制す!”などとよく分からないことをつぶやいてました。」と証言するのは、神保町カレーの絶対王者と呼ばれる欧風カレーボンディの店員さんだ。
「朝にサンドイッチ食ってから飲まず食わずでここまで来たようで、そりゃあもう狂ったようにビーフカレー食ってましたよ。」
「ルーをテーブルにこぼしながら、相当美味そうに食ってました。“カレーの美味しさ新発見!”って喜んでましたね。でも結局食い終わった後も、その人のお腹のボンディ状態はさほど改善されなかったようですよ。」
証言27.悠久堂書店 店主さん
「15時くらいじゃったかの。そのやたらカレー臭い奴がうちにふらっと入って来たのは。」と記憶をたどって話してくれたのは悠久堂書店の店主さんだ。
ここ神保町は古書の街として知られ、彼が数ある古書店の中でここを選んだのは、ここが山岳古書の総本山であるとコータロー氏から聞いていたからだ。
「二階の山岳古書コーナーで、その人ハアハアしながら一冊一冊タイトル見ては興奮してました。デラべっぴんを眺める中学生と同じ目でしたね。」
「でも本屋特有の現象である“なぜかうんこしたくなる現象”が発症してしまったようで、30分くらい粘った後でお腹押さえながら店から出て行きました。さすがは業界1お腹の弱い男じゃったの。」
証言28.ゴールデンGUYさん
その男が「さかいやトレイル」のトレイルヘッドに立ったのは15時30分頃だという目撃情報がある。
さかいやトレイルとはここ神保町にカテゴリごとに6店舗も展開するさかいやスポーツの縦走路のことを言い、「時折とんでもないものがとんでもないセール価格で店頭に並んでる」と噂される全国のアウトドアマニア垂涎のショップ山脈なのだ。
彼の足跡を辿ると、一番北側の「ウェア館」からさかいや縦走をスタートさせているようである。
目撃した店員さんの話によると、その男は一着一着全てを見て回るからとんでもないスローペースだったらしい。
そしてお客さんの中でも複数の人がその男を目撃しており、この「ゴールデンGUYさん」もその一人。
「ずーっとタイツコーナーでウンウン言ってる奴がいると思ったらそれがユーコンさんでした。なんかもう何年もビリビリに破けたタイツ履いてるみたいで、そろそろ買い換えなきゃって選んでたんですけど優柔不断でいつまでも選べずに見てるこっちがイライラしましたよ。そんなんだからビクついて新宿ゴールデン街のお店に入れなかったんですね。あ、僕2年くらいゴールデン街で働いてた過去があるんですよ。」
さかいや縦走の情報をツイッターで聞きつけて冷やかしで駆けつけてきたものの、呪われた挙句に安易にゴールデンGUYという名前をつけられて後悔が止まらないゴールデンGUYさんだった。
「ちなみに僕以前ここでBBGのコータローさんも目撃したんですが、あの人ガタイでかいしヒゲ面だしドンタコスだもんだから怖くてよう話しかけられんかったんです。でもユーコンさんはオーラが低すぎたんで簡単に声かけられました。」としみじみ語ってくれた。
証言29.静電気兄さん
そしてここにも後悔する男が一人。
慶応の大学院生という真っ当な道を歩み続けていたのに、ここでその男と出会ってしまったばかりに人生の有望な道を踏み外すことになった「静電気兄さん」である。
彼は「僕もツイッター見て行ったんです。直接文句言おうと思って。その日あの人のせいで乾燥注意報出て、静電気にやられがちな僕にとっては大迷惑だったんです。過去にBBGで紹介されてたノースのFPハイブリッドを購入したんですが、なぜかそれ背負うたびに静電気がすごくてばちばち痛いんですよ。以来ずっと静電気で悩んでるんです。」と被害状況を語ってくれた。
「ちなみに次回の論文で“人はサインをせがまれると浮かれるのか?”ってのを書こうと思ってて、試しにPEAKS1月号を渡してみたんですよ。そしたら“こんな街中でサインなんて初です!ありがとうございます!”って、そりゃあもう痛いぐらいに浮かれて書いてくれましたね。すげえ汚い字で。」
「店内だもんだから、なんだかエロDVD屋で行われるAV女優のサイン会みたいな状況になってきて、周囲の目も恥ずかしかったですね。本人も浮かれちゃってるもんだから、危うくそのままここでファン感謝祭的な撮影が始まっちゃうんじゃないかと戦慄が走りましたよ。」
その後静電気兄さんと別れた彼は、欲しいアイテムを試着してはことごとくサイズが合わなくて何も買わずにウェア館を後にしたという。
証言30.アウトレイジYさん
ウェア館を出た彼は、「さかいやモンベルルーム」「LaLaさかいや」と順調に南下を続け、ウェア館の次に難所である「エコープラザ」に到達。
例のごとく彼はここでハアハア言いながら一つ一つのアイテムを物色。
その姿が怪しすぎたのか、彼は警視庁24時の撮影中だった「神保町の鬼」と呼ばれるアウトレイジYさんに尋問されることになったようである。
アウトレイジYさんは「なんかやたらビビってましたが僕は堅気の人間ですよ。“龍が如く”に出演してませんでしたって?してないですよ。山と高原地図でおなじみの会社で働いてて、ただ釣りとシーカヤックと沢登りが好きなだけの真面目なサラリーマンです。」と鋭い眼光で語ってくれた。
ここでしばらくアウトレイジYさんとトークをし、周りもすっかり暗くなって17時40分。
さかいや縦走は難航しているようである。
証言31.エコープラザ三人衆さん
その後も1時間以上エコープラザの難路から脱出できない男。
そんな「エコープラザ遭難」をしている男の元に、ユーコンがいると聞きつけて3人のレスキュー部隊が到着。
左の人が、何やらNHKの地方局アナウンサーでいそうな「アナウンサーYさん」、中央がBBGライター&入笠山被害者の会会員の「ニッシーさん」で、
右の人が、Jリーグの2部チームのコーチとかでいそうな雰囲気を醸し出しつつ、ユーコンが嫁に写真を送って「この人誰かに似てない?」と確認したところ「ジャッキーの映画とかに出てた人じゃないの」と言われてしまった「J2ジャッキーS」さんである。
アナウンサーYさんとJ2ジャッキーSさんは会社の同僚で、出張という名目で度々山に出没しているらしい。
彼らは「なんか会社の近くにユーコンさんが来るっていうんで、迷惑だから文句言いに行っただけなんですよ。そしたらあの人まあ喜んじゃって、さかいやの人にカメラ渡して写真まで撮らせてました。さかいやさんもすごく迷惑だったでしょうね。」と当時を振り返る。
一方、過去にBBGのイベントで参加費2000円払った挙句に豚汁も食えずに途中撤退を余儀なくされたニッシーさんは、「あの時の屈辱と吹雪は忘れられませんね。でもあの時の経験で山とマゾに目覚め、今では山岳ガイドになれるように日々勉強中なんですよ。一応感謝はしてるんですが、呪いのカードもらったせいでこの翌週行った八ヶ岳が猛烈な吹雪になりましてね…。入笠山の時といい、他人に吹雪で迷惑かけるのはほんとやめてもらいたいですね。」と語ってくれた。
その後、J2ジャッキーさんの証言によると「結局ここで盛り上がっちゃって、あの人さかいやのシューズ館まで辿り着けずにさかいや縦走を途中撤退してました。しかも僕らもう帰りたかったんですが“もうちょっと付き合ってよ”って誘ってきて、居酒屋で延々と家庭の愚痴聞かされてたまらんかったです。」と振り返り、
「しかも飲み会終わってさあ帰ろうって時、あの人豪快に自分の財布置いたまま行こうとしてたんですよ。」
「噂には聞いてましたがほんとに頭の中スポンジなんですね。」と、ユーコンの生スポに対して感心しきりの様子だった。
そしてアナウンサーYさんは、「やっと彼から解放されてせいせいしたんですが、結局呪いのカードもらっちゃってるじゃないですか。そのせいで見てくださいよ!その数日後に行った上州武尊山はご覧の有様ですよ!」と怒り心頭だ。
「この日の登山指数はオールAだったのにこの白さですよ。僕この時が人生初の雪山だったんです。こんな場末のスナックの60歳くらいの女性相手に貴重な雪山童貞を捧げてしまった僕の身にもなってくださいよ…。」と、美しいアナウンサー声で悔しそうに語ってくれたのである。
「飲み会がおひらきになったのが20時40分くらいですね。さすがにその頃になるとかなり疲労の色が濃くなってきてて、目の焦点も合わなくなってましたよ。もう流石に休んだらどうですか?って言ったんですが、“まだ立ち止まるわけにはいかない”って言いながら麹町駅方面の電車に乗って行きましたね。」
証言32.エイ出版社トリコガイド編集長 原さん
「僕自身白飛びSさんとは面識があって、ちょうどこの日白飛びSさんと飲もうってことになってたんですよ。そしたら白飛びSさんが“面白い人がいるから”と急遽呼んだのがユーコンさんだったんです。あ、白飛びSさんってのはこの右で白飛び起こしちゃってる人で、今朝ユーコンさんと2時間モーニングトークした人ですね。」
「ここに彼が来たのが21時くらいかな。ここではほんと色んなことを話しましたね。でも相当疲れてたのか、その頃から顔には死相がにじみ出てました。もっと余裕のある行動すればいいのにって思ったのを覚えています。」
この時点で男は、イビキの中で4時間寝た以外はトータル60時間を仕事と移動と買い物と会合に費やし、いよいよ過労死一直線の状況になっている様子だったという。
「この飲み会が終わったのは22時半くらいです。その後彼はリタイヤ寸前のTJARの選手のように、幻覚を見ながらフラフラと四ツ谷駅の方に向かって歩いて行きました。」
証言33.荻窪駅付近の住民
「その人のことはよく覚えています。荻窪駅からのバスで一緒でしたし、意識が朦朧としてたのかふらついてたんで。しかもバス停で降りたあと“あれ?ここどこだ?”って呟いてましたよ。どうやら降りるバス停を間違えてしまったようでした。そこからは夜の住宅街の中ズルズルと歩いて行くのを見ましたよ。」
「なんか見てるこっちが気の毒な光景でした。方々を散々歩き回ってきたのか、右のかかとが激しい靴擦れをおこしていたようです。一歩一歩がキツそうでしたね。で、20分くらい歩いてようやく自分の車の場所に辿り着いたようです。そしてそのまま東京インター方面に向けて走り去って行きました。」
男は全力で東京を駆け抜け、そして去って行ったようだ。
ちなみに言っておくと、当然彼は飲み会では物足りなそうにノンアルコール飲料ばかり飲んでいたというのは確認済みである。
証言34.海老名SAにいた人
「深夜1時くらいですね。トイレで血を吐いて倒れていたその人を見たのは。」と証言してくれたのは、当時海老名SAにいたトラックの運転手だ。
「一応まだ息はあったんで、そのまま彼の車まで担いで寝袋に放り込んでおきました。なにやらうわ言のように“明日は登山なんだ。美味しい鍋焼きうどんが待ってるんだ。まだ死ぬわけにはいかないんだ”って言ってましたよ。そのあと雪山登山時のiPhoneみたいにバスっと電源落ちして眠りに落ちてましたね。」
こうして彼は2日目の東京大縦走を終了させ、ようやく東京から出て行ったようである。
そしてこの時点で驚きなのが、想像以上にこの2日目の模様が長くなってしまったことで、後編で話が終われなかったことである。
結局行動も記事も計画がズサンすぎるためと思われる。
ってことで3日目の鍋割山登山編は、「後編part.2」としてまた次回お届けするとします。
東京大縦走 後編part.2へ 〜つづく〜
※今回東京で買ってしまったアイテムリストは次のページへGOだ!
まいどー 重です。
めっちゃ色々と買ってますね~
今年は、これら買った品々が使える時間が取れたら良いですね。
若旦那さんの所と春華堂とのコラボ味噌まんじゅう美味しそうなので、買ってみます。
重さん、毎度です!
買ってしまいました…東京、恐ろしい街です。
あとあと冷静に考えると何も焦って買うことのなかったアイテムが乱立しててびびってますよ。
まあしょうがないですよ、だって東京なんですもの。
若旦那さんのとこの饅頭美味しかったですよ。
濃いーお茶でもいいですし、ほんとコーヒーにもピッタシです。
いずれ加藤兵太郎商店×重二郎さんによる「イカ味噌焼き」期待してます!
どうも、フェアリー若旦那です!
重二郎さん、みそまんへのご興味ありがとうございます!
まさかこんな形でご興味を持ってもらえるなんて。
ただ、ユーコンさんのご紹介という流れで購入したみそまん、食べたら何が起きるのか保障できません笑
お気をつけください。
ユーコンさん、その節はありがとうございました!
前編では合成という力技によってまさか自分が登場するとは思っておらず、油断していたのでスゴイ勢いで吹き出しました。こんなに笑ったのは久々です。
それにしても東京ではこんなに色々なことがあったんですね・・・。
ユーコンさんらしいそのMっぷりに、終始にやけてしまいました。
鍋割山登山編も楽しみにしております。
息子さんに嫌な想いさせてごめんねとお伝えください笑
来ましたね、フェアリー若旦那。毎度っす!
みそまん、純粋に美味しかったですよ!
もちろん例のコーヒーと一緒に。
こーたろくんはあの髪を持つことに謎の不快感をあらわにしてましたが、あれは単純に楽しく庭で遊んでたところを父の撮影に巻き込まれてイラッときてたんでしょう。
でも食ったらご機嫌になってたんで、みそまんの威力すげえっす。
重二郎さんはみそまん食った勢いで尿管結石になりそうですが、まあきっと大丈夫でしょう。
前編ではそこにいるんじゃねえのか?ってくらい違和感のない合成でご登場いただきました。
当時も「そこに若旦那さん合成するんで!」って指示出しながら撮影しましたからね。
次回は是非あの合成と全く同じ格好で東京まで飲みにきてほしいところであります。
そしてまさかの2部構成になっちゃいましたが、次回は鍋割山うどん事件と加藤兵太郎臨時休業事件の真相に迫ろうと思います。
乞うご期待であります!
若旦那さん、今の所、尿管結石は大丈夫です(笑)味噌が、好きなんでみそまんじゅうの到着が楽しみです。
次は、若旦那さんのお店のお味噌も入手させて頂きますね。
味噌煮込みうどんとかしたら、美味しそうですね~( ̄▽ ̄;)
ユーコンさん、ども!
憧れのDSY系メディアにデビューできて本望です。
ノンアルをかたくなに飲み続けたあとの展開、ほんとに楽しみです。
ぜひ、なんか一緒にやりましょ。
そして今年必ずやどっか一緒に行きましょー!今度こそ一緒に酒飲みたいっす!
バルセロニャン改め白飛びSさん、どうもです!
本当、結局この日朝晩のロングトークを全てノンアルで通しちゃいましたからね。
この前日がみんな酒飲めない奴らばっかだったってのにこの日飲めないのが何ともきつかったです。
もちろん今後色々やったり遊んだりしていきましょう。山でも川でも飲みでも。
こっちの方でも早く古民家でお迎えできるような形を作りたいっす。
そん時はぜひお待ちしております!!
ユーコンさんまいどです!
欲望の街東京の風に当てられてユーコンさんの財布の紐がブチ切れたようですね…
僕としてはやはり少し前から気になってましたニーモのマットがどうだったのかが非常に気になります!
ダイレクターにとってマットは冬場には欠かせないまさに命を守る防刃ベストのようなものですからね…
サーマレストのあいつに較べての感想を教えて欲しいっす!
そしてアクティックコアですね
あれは洞窟に持っていかない方がいいです
僕はコア入れて洞窟で使いましたがヘッデン本体は水が回っても壊れませんでしたがコアの方が逝かれました
なんか充電出来なくなってしまったんすよね…
なので洞窟の時は電池オススメします(笑)
まだまだこれからが本番のマゾの嵐が関東の地に吹き荒れる後編Part2を楽しみにしてます〜
鯉さん、毎度っす!
東京は恐ろしい街です。
日常の飲み水を水道水で過ごすような男が、気づいたらウィンドライダーが満杯になるほどの無駄の買い物の数々。
でも必要なものだったと思いたい。そう思いたいのであります。
ニーモのマットはどうしても試してみたかったんですよね。
もちろんリッジレストとどの程度の差が出るかに注目しながら今後しっかり使ってみようと思います。
まだちゃんと使ってないんで使用感はわかんないですが、嵩張りの面ではニーモのが優秀です。
薄くて軽い分はあのボコボコがエアを溜めて保温性を高める形なんで、それが実際どうなんかに注目っす。
アクティックコア、やっぱ洞窟じゃダメっすよね。
最初欠陥品つかまされたかと思いましたもの。
洞窟はもう今更汚れても良くて防水性の高いBDのやつの方で行くことにしますわ。
そもそも洞窟内で暗かったから買ったのに、これじゃ意味ないじゃないのよ…
そして後編Part2は久々にマゾが加速します。
そして思い知ります。
もう自分は若くないってことを…