八重山諸島放浪記

波照間島1 最果ての島の最高の海

IMGP7316.jpg

二日酔いもここまで連続となるともう慣れてきた。

しんどいのはしんどいんだけど、これがまあ沖縄の旅ですよ。

さて、本日は急遽日本最南端の島、波照間島に行く事にした。

本来波照間島に行く予定はなかったんだけど、唯一今回の旅程の中で一日晴れだという事だったので、できれば一番きれいな景色が見たかった。

そして、ゲストハウスの何人かが
「あそこの浜はヤバい。最初に見ちゃうと他の島の海がかすんで見える。」と言っていたからだ。

港に行くと、数ある船会社にカウンターがある中で、一番はじっこのさらに奥のトイレのとなりにぽつりと波照間海運の窓口がある。

これが通常の船会社カウンター。

IMGP7184.jpg

こちらが波照間海運のカウンター。

IMGP7185.jpg

実に旅心をそそる、閑散っぷりだ。

往復5700円、およそ一時間の船旅だ。

そもそも行くつもりじゃなかった島だから、情報を得るためガイド本で波照間島を調べた。

すると、南十字星が見えるという。

という事で、またまた急遽一泊する事にして、たまたま目についた民宿に電話で宿をお願いした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

波照間島に着いて、民宿の人が迎えにきていた。

しかし、話をしてるとどうもその宿に泊まっている人が迎えにきていたようだ。

長期滞在の人とはいえ、宿泊者が迎えにくるあたりおおらかな感じがして、その人も全然嫌がってなくてとても好意が持てた。

そして到着したのがここ「民宿うりずん家」さん。

IMGP7188.jpg

手作りで小民家風の様式にしたという、まだ去年当たりに出来たばかりの新しめの宿だ。→ホームページ

宿で自転車を借りて早速出かけた。

IMGP7192.jpg

島にはいたるところにヤギが放牧されている。
ほのぼのとしたいい雰囲気の島だ。

IMGP7194.jpg

宿の近くにはコート盛という、昔ののろし台もあったりした。

あとはもう、ただたださとうきび畑だらけ。

IMGP7197.jpg

天気も最高で、とても僕らしくない旅だ。晴れるってスバラシイ!

IMGP7200.jpg

さとうきび畑をのんびり横目に見ながら、早速噂のビーチ、ニシハマに向かった。

だんだんビーチに近づくにつれ、感動で僕のさぶいぼはマックスになっていた。

なんじゃこのキレイさはー!

IMGP7209.jpg

IMGP7213_20110323190246.jpg

IMGP7214.jpg

IMGP7212.jpg

IMGP7216.jpg

IMGP7218.jpg

いやー、楽園ですねえ。

日本有人島最南端の島のビーチは日本で最も美しいビーチかもしれない。

楽しみは後に取っておいて、まずは日本最南端の場所を目指し浜を離れた。

IMGP7228.jpg

IMGP7235.jpg

もう歩道を走らせる気はないようだ。

IMGP7236.jpg

そしてついに日本最南端の碑がある岬へ到着。

IMGP7255.jpg

IMGP7288.jpg

風が強くて幕がうまく広げれんくて、なおかつ逆光だけどなんとか撮影。

日本の最南端から、東北のみんなへ。
どうか心を折らず、復興に向けて笑顔を忘れず。
もちろん周りの人や僕らも。
この幕を思いを込めて物資と笑顔の種を送ります。
どうか、強く優しく逞しい心で。
がんばれ!東北!Smile!


さらに碑があるところではない、本当の最南端の岬の先っぽを目指す。

IMGP7258.jpg

実に荒々しくも美しき、ほんとの最南端の風景。

IMGP7270.jpg

その後島を一周するつもりだったが、とにかく早くあの海に潜りたくて宿に向かった。

この島は結構起伏が激しいから、中々戻って行くのは大変だった。

IMGP7296.jpg

宿に帰ってフィンとマスクをもって再びニシハマへ。

IMGP7300.jpg

IMGP7303.jpg

やっぱりキレイだ!

そしてこれ昼飯用のサーターアンダギー。

SANY0033.jpg

これかなりうまかったので、後での楽しみようにいくつか残しておいた。

さっそく海の中へ。

SANY0043.jpg

珊瑚の切れ目から突然落ち込んでるし水も透明だから、結構潜って行くのは二階から飛び降りるような感覚でちょっと怖かった。

SANY0054.jpg

SANY0050.jpg

でもきれいでした。

大満足してビーチに戻ろうとしたら、僕の荷物が置いてある付近でなにやら動く黒いものが。

慌てて戻ったら、楽しみに取っておいたサーターアンダギーが全部カラスに食われていた。
かなりへこみました。


気を取り直して撮影会!
もう言葉はいりません。ご堪能あれ。

IMGP7312.jpg

IMGP7327.jpg

IMGP7330.jpg

IMGP7342.jpg

IMGP7352.jpg

IMGP7355.jpg



記事が気に入ったら
股旅ベースを "いいね!"
Facebookで更新情報をお届け。

MATATABI BASE

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)




カテゴリー

アーカイブ

おすすめ記事

  1. 京都一周トレイル/京都

    京都一周トレイルラン〜東山コース前編〜
  2. 唐松岳/長野

    世紀末救世主伝説1〜唐松リベンジへの道〜
  3. アラスカ珍道中

    アラスカ珍道中 プロローグ
  4. ユーコン川漂流記

    ユーコン川漂流記〜予告編〜
  5. ◉ りんころ成長記

    神々の理想郷〜デスゾーンの彼方に〜
PAGE TOP