八重山諸島放浪記

波照間島1 最果ての島の最高の海

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二日酔いもここまで連続となるともう慣れてきた。

しんどいのはしんどいんだけど、これがまあ沖縄の旅ですよ。

さて、本日は急遽日本最南端の島、波照間島に行く事にした。

本来波照間島に行く予定はなかったんだけど、唯一今回の旅程の中で一日晴れだという事だったので、できれば一番きれいな景色が見たかった。

そして、ゲストハウスの何人かが
「あそこの浜はヤバい。最初に見ちゃうと他の島の海がかすんで見える。」と言っていたからだ。

港に行くと、数ある船会社にカウンターがある中で、一番はじっこのさらに奥のトイレのとなりにぽつりと波照間海運の窓口がある。

これが通常の船会社カウンター。

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こちらが波照間海運のカウンター。

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実に旅心をそそる、閑散っぷりだ。

往復5700円、およそ一時間の船旅だ。

そもそも行くつもりじゃなかった島だから、情報を得るためガイド本で波照間島を調べた。

すると、南十字星が見えるという。

という事で、またまた急遽一泊する事にして、たまたま目についた民宿に電話で宿をお願いした。

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波照間島に着いて、民宿の人が迎えにきていた。

しかし、話をしてるとどうもその宿に泊まっている人が迎えにきていたようだ。

長期滞在の人とはいえ、宿泊者が迎えにくるあたりおおらかな感じがして、その人も全然嫌がってなくてとても好意が持てた。

そして到着したのがここ「民宿うりずん家」さん。

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手作りで小民家風の様式にしたという、まだ去年当たりに出来たばかりの新しめの宿だ。→ホームページ

宿で自転車を借りて早速出かけた。

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島にはいたるところにヤギが放牧されている。
ほのぼのとしたいい雰囲気の島だ。

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宿の近くにはコート盛という、昔ののろし台もあったりした。

あとはもう、ただたださとうきび畑だらけ。

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天気も最高で、とても僕らしくない旅だ。晴れるってスバラシイ!

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さとうきび畑をのんびり横目に見ながら、早速噂のビーチ、ニシハマに向かった。

だんだんビーチに近づくにつれ、感動で僕のさぶいぼはマックスになっていた。

なんじゃこのキレイさはー!

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いやー、楽園ですねえ。

日本有人島最南端の島のビーチは日本で最も美しいビーチかもしれない。

楽しみは後に取っておいて、まずは日本最南端の場所を目指し浜を離れた。

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もう歩道を走らせる気はないようだ。

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そしてついに日本最南端の碑がある岬へ到着。

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風が強くて幕がうまく広げれんくて、なおかつ逆光だけどなんとか撮影。

日本の最南端から、東北のみんなへ。
どうか心を折らず、復興に向けて笑顔を忘れず。
もちろん周りの人や僕らも。
この幕を思いを込めて物資と笑顔の種を送ります。
どうか、強く優しく逞しい心で。
がんばれ!東北!Smile!


さらに碑があるところではない、本当の最南端の岬の先っぽを目指す。

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実に荒々しくも美しき、ほんとの最南端の風景。

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その後島を一周するつもりだったが、とにかく早くあの海に潜りたくて宿に向かった。

この島は結構起伏が激しいから、中々戻って行くのは大変だった。

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宿に帰ってフィンとマスクをもって再びニシハマへ。

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やっぱりキレイだ!

そしてこれ昼飯用のサーターアンダギー。

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これかなりうまかったので、後での楽しみようにいくつか残しておいた。

さっそく海の中へ。

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珊瑚の切れ目から突然落ち込んでるし水も透明だから、結構潜って行くのは二階から飛び降りるような感覚でちょっと怖かった。

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でもきれいでした。

大満足してビーチに戻ろうとしたら、僕の荷物が置いてある付近でなにやら動く黒いものが。

慌てて戻ったら、楽しみに取っておいたサーターアンダギーが全部カラスに食われていた。
かなりへこみました。


気を取り直して撮影会!
もう言葉はいりません。ご堪能あれ。

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