◉日々のツレヅレ

カンムギ日記〜2019夏/7月編〜

あかんッ!

やること、勉強することが多すぎて全然記事が更新できねえッ!

 

これから夏のこと書こうってのに、世間はあっという間に冬。

すっかりクリスマスソングも聴こえ始めちゃってる…。

なんだか突然キング・クリムゾンによって壮大に時を吹っ飛ばされた気分だ。

「ハッ」と気づいた時にはすでに数ヶ月が経過し、「疲れ果てた白髪の私」という「結果」だけが残った感じよ。

でもこのまま記事溜め続けて「過程」を省略しちゃうのは精神衛生上よろしくない。

ちょいと巻き気味で書いて、なんとか年内には「現代の私」に追いつきたいところであります。

 

ってことで今回は色々端折りに端折ってお届けする「7月編」。

さあ、頑張って冬に追いついてこい!夏の俺!

7月

7月1-3日

この日はPEAKSの撮影で北アルプスへ。

この時の山行記事はPEAKS8月号に掲載され、「PEAKS(頂上)なのにどこのピークも踏んでねえじゃねえか!」「ロープウェイで登ってラーメン食って昼寝して帰っただけやないけ!」というツッコミが入りまくったという、画期的堕落記事として発表されました。

本来は編集さんが気を利かせてくれて「たまにはユーコンさんに王道登山を!」と、キング槍ヶ岳に登る予定だったんだが、そこはMr.悪天候。

前日まで降り続いた雨のせいで渡渉ポイントの沢が大氾濫し、「登山道通行止め」となって登山直前に予定変更。

で、結果として「西穂山荘ー焼岳小屋」という、王道とは程遠いマニアックすぎる小屋to小屋のノンピーク山行となったのだ。

この後温泉が休館日だったというお約束を経て、ヘロヘロ状態のまま壮絶な短納期(下山後3日後が締切日)との戦いへ。

カフェに7時間こもって「3行しか書けなかった」時の追い込まれ難産の苦しみたるや筆舌に尽くしがたし。

後半は朦朧とする意識の中、「もういっそ帝王切開してくれぇ!」と懇願する自分がいました。(詳しくは以下の記事にて)


でもこの記事、個人的には「山は山頂に登ってなんぼの世界じゃないんだぜ」っていう想いを、あえて「PEAKS(山頂)」って雑誌で書けたのが良かったと思ってる。

楽しいって感じる山のPEAKの価値観って、人それぞれにあるからね。

7月6日

その校了日、山県市の我が一軒家オフィスにワラワラやってきたのはチーム・マサカズの「不動のクズ2トップ」として名高い小木KとパパラッチK、そして我が息子たち。

もはやなんの話題で盛り上がっていたのか忘れてしまったが、おそらくクズい話をしてたんだろう。

さあ、こういうのは端折ってどんどん次いくぞ。

7月9日

カンムギにある小学校の川の授業の臨時先生2回目。


この日も師匠、小森のじっちゃんと一緒に。本当は水生生物捕るよりも泳いで遊ばせたかったが臨時野郎なのでグッと堪える。



そのあとは小森のじっちゃんちの縁側で、戦時中のお話を聞いた。(終戦間際、15歳でゲリラ少年部隊として招集されたお話。ここの記事にも小森さん出てきます)


立派なキュウリをもらう。なんだか「やっとこの土地の人間になってきた」って感覚。箱のせいでやたら元気出そうなキュウリに見える。

後日送られてきた小学生からの感謝の手紙。



自分に無価値感を感じて精神的に弱りきってたこの時期、この手紙にどれだけ救われたことか。

小森さんからも今の時代「自由に生きる権利」があることを改めて気づかされ、こっちが教えられて助けられることばかり。

それにしても今の時代、みんな「自由に生きる権利」があるなのになんでこんなに窮屈そうな顔をしてる人が多いんだろうね。

僕もそういう人たちに、「盗んだバイクで走り出そうぜ!」って言ってあげられる人間になりたいもんです。

そのためには僕が自由に、もっと楽しく走ってる姿見せてかないとね(バイクは盗んじゃダメ、絶対)。

 

7月10日-11日

前回も触れたが、この夏の僕のテーマは「郡上に学び、山県に生かす」。

この日は郡上の童歌伝承者であり、民俗学に造詣が深すぎる男、井上博斗さんのお話を伺いに行った。


深く、そして楽しすぎてあっという間の2時間だった。



参加者も芸術&音楽家、アイスランド妖精研究&写真家、遠野物語妖怪研究&ローカルプロデューサーなど個性派ばかり。

一応僕も「あの…僕もまあ妖怪関係的なのやってますです。えへ、えへ」と嘘ではない自己紹介をしておいた(山岳妖怪図鑑やってるから…)。

僕的にも山県や郡上にかかわらず民俗学や民話とかが大好きなので、いずれ山県でも「語り部」になりたいのです。

今はまだただの「マゾり部」ですけど。

 

そのあとは今回も川の師匠、ユルさんのガイドで吉田川の源流で川の講習(というか川遊び)。


8月の川の学校に向けて、ユルさんの遊び力を吸収しようと全力で耳を傾ける。

川の学校で子供たちに大好評だったヨシノボリ(郡上ではチチコ)の唐揚げもここで学んだ。

源流のとある森でキャンプ。郡上には本当に恵まれた自然があって羨ましさが止まらない。

豊かで美しい源流の森。そこはもはやジブリの世界。妖怪もいそう。

素敵な夜は更けていく。こういう雰囲気は整備されたキャンプ場では味わえるものではない。

翌日、雰囲気のある雨の中、水の街「郡上八幡」をディープにガイドしてくれるユルさん。溢れ出るアジア感。



本当に学びの多い二日間だった。

僕は今後山県で「ただの自然体験ツアー」がしたいんじゃなく、こうした「歴史」「文化」「民族」「出会い」「学び」「芸術」「生活」「自然」「思索」「癒し」を肌感で感じられるプログラムを作っていきたいんだと再確認。

消費型の観光が楽しいって人はそうすればいいけど、そうじゃないものを求める人のために僕は動いていきたい。

なんせ僕自身がそっち側の人間じゃないからね。

消費型に比べたら正直お金儲けにはならないけど、多分それが一番「幸せ儲け」になれる気がしております。

僕も、参加者も。

 

7月13日-15日

郡上カンパニーの「第3期共創ワークショップ」の第一回目が開催された(詳しい内容は前回記事参照)。


参加者は学生からおっさん(僕)まで多岐に渡る。ここから3ヶ月間、どっぷり郡上を学ぶのだ。



個人的に「ワークショップ」とか「セミナー」って響きが昔からなんか苦手で、「なんか知識ありげな人がそれっぽいこと言って、参加者もちょっと狂信的でキモいしお金儲けな匂いが…」と抵抗を持ってたんだが、今回のWSは郡上市の移住施策が基盤になってるから基本参加費無料(宿泊とかは別途)。

テーマも「全力であそぶ」ってのがベースで、都市部に住む人が、郡上の人・自然・文化に浸り、そこで出会った仲間たちと「自分たちならでは」のプロジェクトを作っていくっていうもの。

これは単純に面白そうだし、今後の山県市の活動にも反映していきたい。

個人的にもテーマになってる「本当の意味であそぶってなんだ?」を追求するには持ってこいと判断しての参加だった。

ってことで何はともあれ、いきなり橋から川に身投げである。


吉田川名物、橋からの川ダイブ。流石に恐ろしくて僕には無理。

地元の川ガキたち御用達の岩からダイブ。川ガキたちはここで遊びを通じて多くのことを学ぶのだ。



第一回目となる今回は、「郡上でこういうことしたいんだ!」っていう地元の人と「郡上でなんか面白いことしたい!」って人を3日間かけてまずはつなげるっていうもの。

この3日間でマッチングしたした人同士で、今後3ヶ月間かけてプロジェクトを進め、最後に「発表会」を行うのである。

まずは郡上八幡の町からプロジェクトパートナーさんたちのお話を聞いて回る。


初日は郡上八幡にて。「信頼を価値」にして地域通貨の新しい仕組みを作りたいという地域電力生産者さんだったり

郡上を旅する人がここを起点に双六のように自分なりのゴールに進められる仕組みを作りたい、というシェアハウス運営者さんだったり

郡上八幡のスナックマップを作りたい、という郡上で泊まれる居酒屋を作ってる若者だったり、

滅びゆく銭湯文化を復活させて新しいコミュニティの場を作りたいという熱意ある看板屋さんだったりの話を聞く。

夕方にはHUB GUJOに戻って、井上博斗さんのディープな妖怪話などを堪能し、

夜はもちろん郡上踊りでフィニッシュ!誰かさんのせいで壮絶な土砂降りの中、熱狂的な踊りは夜遅くまで続いた。

翌日はバスで各地へ移動。和良という集落で「村」を一から作っているナチュラリストさんや、

古民家の使われなくなった古材を活用し、うまく生活の中に循環させようとしている大工さんや、

誰もが気楽に訪れ、自分も酒造りに関われるような「開かれた酒蔵」を作ろうとしている杜氏さんや、

郡上には子供の成長を引き出す自然とそれを見守る文化があり、それを公教育の場に定着させたいという話だったり、

アシスト機能つきのマウンテンバイク「Eバイク」を使って新しい外遊び文化を作りたいゲストハウス経営者の話を聞く。

青春の一コマ。誰よりも子供のようにはしゃぐユルさん。

そしてゲストハウスを作って「健康と繋がり」をテーマに旅の方法を創作したというカフェオーナーだったり、

過疎化が進む限界集落に新しいコミュニティの場を作って地域を盛り上げたいという障害福祉サービス業の方だったり、

別荘所有者にコミュニティやプログラム提供してより魅力ある場作りをしたい別荘販売・管理者さんの話を聞いたり。

3日目は郡上の聖地「石徹白(いとしろ)」へ移動。バスで酔って喉元までゲロが遡上していた。本気で吐くところだった。

ヨモギの栽培からヨモギを使った新しい挑戦をしようっていう自然栽培農業さんの話を聞き、

白山古道を歩き、探索し、再生、活用する「いとしろクエスト」を提唱する火おこしの達人のお話も聞く。



壮絶な3日間だった。

郡上中を駆け回り、実に14ものプロジェクトを聞いて周り、夜な夜な仲間同士で呑み語り明かした。

男女別の民宿だったが、夜は男たちがセクシーな動画を作成して女性陣に送りつけ、「そっちからもセクシー動画を送ってくれ!」と要求するという学生的な(僕も加わってるからセクハラ的な)ノリも展開。

女性陣からは“浴衣の足元がアップで写って、そのあと浴衣がハラリと落ちる”というハイレベルなアンサー動画が来て大盛り上がりの男衆。

実に青春である。

 

こうして郡上の人たちと繋がりつつ、参加者同士でもしっかり交流し、最後はいよいよプロジェクトマッチングのお時間。

14のプロジェクトの中から僕が選んだのは…

前回記事で紹介したゼンさんがプレゼンした「郡上の教育力をRe;ブランディング」プロジェクトだ。

郡上には子供の成長を引き出す豊かな自然とそれを見守る大人たちの文化があり、それを公教育の場に定着させたいってやつね。

偶然にもユルさん、そして前回記事で僕を郡上に引きずり込んだニコリンHちゃんも同じチームとなった。


ゼンさん&ユルさんという郡上の遊び人二大巨頭にドSの女神が加わった最強布陣。



この4人に、今回不参加の東京のエイジさんが加わっての5人チーム。

僕がこのチームに入った理由は、「本場の川ガキ文化を学びたい」「川ガキの文化をもっと広めたい」「郡上の川ガキスタイルをカンムギにも反映させたい」という思いからだ。


郡上は「絶滅危惧種“川ガキ”」が生息する、日本でも数少ない聖地なのだ。



また、ゼンさん本人の魅力もこのチームを選んだ理由の一つ。

ゼンさんは自然体験学校「メタセコイアの森の仲間たち」での代表経験ののち、猟師の6次産業化を目指した「猪鹿庁」を立ち上げ、郡上屈指のアイデアマンとして名を馳せている。

まさに遊ぶように仕事をしてる人で、見習うべきところは本当に多い。

何よりも今回の2日目の夜、「女子にセクシー映像送ってアンサー動画もらおうぜ!」と提案したのは何を隠そうこのゼンさんだったりする。

その時の団鬼六を彷彿とさせるこだわりのムービー制作監督っぷりを見たとき、僕は「ああ、この人について行こう」と心に決めたのである。

こうしてここから3ヶ月、皆それぞれの想いを持って、このプロジェクトを進めていくことになったのであります。

 

7月20日-21日

同時に川の学校に向けての準備も急ピッチで進行。

ボランティアスタッフメンバーと共に、実際の現場(かくれんぼ長崎さん)での事前キャンプを敢行した。


ちょうど結構な増水となり危険認知テストには持ってこいの状況。スノージャンキーHさんの勇姿。

ヨッシーさんと富山から参加のノンちゃん。夜にはヒップラインKさんも下ネタを語るために参戦。

翌日は超冷水の中、水流&川底チェックやヨシノボリ調査。(ただ遊んでるだけ)

偶然通りかかった犬連れパックラフターさん。こっちもびっくりしたが、向こうも「え?ユーコンさん?」と驚いていた。

その後、鯉さん、深夜唐揚げM、テスリンYさんも合流。

竹藪をワイルドに切り開き、

流しそうめん用の竹作りのテスト。

唐揚げ&焼き鳥祭り。ヒップラインKさんも再び下ネタを語るため参戦。

テストとはいえ、まずは自分たちが楽しむことからスタート。



こうして色々協力してくれる仲間がいるからやっていける。

この日までは一人で悶々と不安を抱えてたから、気持ち的にもすごく助けられた。

こんな感じで、カンムギ地域の人と関係人口がどんどんつながっていくのも嬉しい。

来月の川の学校に向けて、準備は着々と進んでいる。 

 

7月23日

先月契約した念願のマイ事務所(月15000円の一軒家)は、カンムギの武儀川上流にある葛原(くずはら)という地区にある。

地域にもちゃんと溶け込みたい!ってことで、お祭りごとには積極的に参加するのです。

この地区はいくつかの集落に分かれてるんだけど、その集落ごとに基本的にみんな同じ性の人ばっか。

というのもここは平家の落ち武者の子孫さんが残ってる地区で、お祭りごとも結構独特で面白い。

みんなで小さな神社にお参りするんだけど、唱えるのは般若心経。

なんだか明治以前の神道と仏教との間に境目がなかった頃の名残を感じられて独特な空気感。

そしてそれ終わったら川のほとりで豪快な焚き火をする。


かつては燃えた木を持ってぐるぐる回すっていう謎の風習があったそうだ。



こういうのってディープに入り込まないと体験できないから、なんだかとても嬉しかった。

こういうのをもっと掘り下げてって、都心部の人にも紹介してツアーで味って欲しいんだよね。

今までいろんなところ旅してきたけど、地元でしか味わえない風習だったり空気感を感じた時ってすごい充実した気分になれるんだよね。

味わってほしーなー、あの感じ。

 

7月25日

ヒップラインKさんのDIYカフェ改装のお手伝い。

この日は「カンムギサポート村民」に登録してくれてるトコナメSさんも手伝いに来てくれました。


はるばる常滑から来てくれました。



このカフェはオープン前から何故かいろんな人が集まる場所。

地元の人が「どんな感じだぁ?」と覗きに来たり、噂を聞いてかけつけた人が手伝いをしに来たり。

結果的にこの場所が地元の人と都心部の人をつなげる場所になりつつある。


内装もタイルが貼られてそれっぽくなってきた。



今後このカフェは「人間交差点」として多くの人の交流の場になっていくだろう。

マスターのヒップラインKさんの「小粋な哲学話(エロス学)」を聞きたい人は、是非お気軽に尋ねてきて欲しいのである。

 

7月30日

川の学校準備やカフェ改装だけじゃなく、時間が取れそうなときは将来のことも考えて地元の里山を探索調査。

この日は洞窟のサディスティック・アガタ隊長から聞いた「巨岩の下から泉が湧くところがある」という素敵情報をもとに、その場所の調査に向かった。


電話で聞いた情報はたったこれだけ。



北アルプスのような雄大な登山も好きだが、こういう少ない情報で地図だけを頼りに何かの標的のために行く山行は、少年時代的な冒険感があってワクワクする。


誰も来ないとこだからいきなりこのワイルドさ。



そしてさすがは「ヒルを大量にペットボトルに入れて持ち帰ること」が趣味というアガタ隊長オススメルート。

そこは5歩歩くごとに、靴からウネウネと陽気にダンスしながら大量のヒルが遡上してくるビバリーヒルズパラダイスだったのである。


ヒル・ストーリーは突然に



結局「キャアああああっっ!」って叫びながら、のんびり探索のつもりがトレラン追い込みトレーニングに(止まったらヒルズ族の餌食になる)。

で、そんな激しい戦いの末にたどり着いた泉がここ。


指圧の心は母心、押せば命の泉湧く。



まあ、綺麗は綺麗なんだが、ツアー客にヒルの恐怖と戦わせてまで来るところじゃないか…。

そう呟き、僕はまた元きた道で再び壮絶な「ダウン・ヒル」しながら帰って行った。

とりあえずマゾ向けのツアーとしてはなかなかいい場所だった気はする。

是非ここで「牛歩で行こう!生足むき出し強制献血ダイエットツアー!」ってのを企画したいと思っている。

 

7月31日

7月最終日。この日は再び郡上へ。

郡上市明宝の奥地にある秘境「小川」という集落にある古民家の改装(のための解体)作業のお手伝いに来ました。


のどかすぎる場所に佇む古民家。目の前には美しい小川もあり、豊かな時間が流れていた。



ここでは郡上カンパニー共創WS2期で誕生した『持続可能な秘境をつくる!明宝小川プロジェクト』が進行中で、地域内外の人たちが交流し合える憩いの場を作ってる最中なのだ。


山県でも古民家活用は永遠の課題。こういうのは積極的に参加して勉強勉強。

「釘抜のユーコン」と恐れられるほどに釘を抜きまくった。だんだん鉄腕DASHみたいになってきたこのブログ。



クソ暑い中での作業だったが、その後にしっかりご褒美があるのが郡上の懐の広さ。

そのまま午後はユルさんの案内でシャワークライミングに突入なのである。


ユルさんだけが知る特別な場所に案内してもらった。

山県にはちょうどいいシャワクラスポットないから羨ましい。ヒルスポットならたくさんあるけど…。

郡上カンパニーを通じてどんどん仲間が増えていく。こういう形を山県でも実現できたらいいな。



消費型観光ではなく、こういう「おなじみのメンバーが帰ってくる場所」「新しい仲間もすんなり入っていける場所」「地元の人がおかえりって言ってくれる場所」を作り上げている郡上から学べることは本当に多い。

遣唐使よろしく「遣郡上使」となって郡上の良いところを山県に持ち帰り、山県ならではのスタイル&ユーコンカラーを入れ込んで新しい滞在型観光スタイルを作っていきたい。

そんなことを感じた7月の僕なのでした。

 

って感じでようやく7月終わったぁ!

いや実は今回パパッと7,8月編でまとめるつもりだったけど、やっぱり長くなるな…。

これでも色々省いてるんだけどね。

ってことで8月編はまた次回で。

こりゃ今年中に追いつくのは無理っぽいな…

 

とりあえずこの7月は意識的に新しい世界、新しい人たちとの出会いに没頭した1ヶ月でした。

ボロボロの状態だった当時の僕にとって、それは勉強の意味だけじゃなく、気持ち的な切り替えのためにとても良い効果を与えてくれたと思う。

郡上に出会ってなければ一体どうなっていたことやら…

カンムギがある山県も、誰かにとってのそんな場所にしていきたい。

そう誓った7月なのでありました。

 

さあ、次回は川の学校の本番を迎えた8月!

郡上でのプロジェクトも本格的に進んで行くのであります!

 

カンムギ日記〜2019夏/8月編〜へ  to be continued…

 

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コメント

    • オコジョ
    • 2019年 12月 16日

    更新お待ちしておりました。

    一月に岡崎に越して、もう一年かと、本当に時間をすっ飛ばされた気持ちです。

    8月以降の記事も楽しみにしております。

    遅くなってでも構いませんので、のんびり更新していただけると嬉しく思います。

    今年も残り少ないですが、健康にはお気をつけて過ごしてください。

      • yukonkawai
      • 2019年 12月 18日

      オコジョさん、コメントありがとうございます!
      本当無理やり時間作っては色々進めてるんで、どうしてもブログ更新の方が後になっちゃって。
      年々時間の進み方が半端なさすぎて怖すぎです。
      世の中の「暇だなー」って言ってる人たちの時間を分けてもらって「暇玉」作って自分に取り込んじゃいたい気分です。

      岡崎に越したんですね!
      ぜひ家康行列に足軽から参加してみてください。楽しいですよ。
      そして僕のように馬のうんこ踏んでみてください。臭いですよ。

      性格的にはなんとか今年のことは今年中に終わらせないと気持ち悪いんですが、このペースだと無理でしょうねー。
      まあ、この場所は無理をする場所じゃないんで無理はしないですが、今起きてることをできるだけ熱量あるうちに伝えたいから、早く現在に追いつきたいっす!
      のんびり見守っていてくださいー。

    • トコナメS
    • 2019年 12月 19日

    ユーコンさん こんにちは!

    ブログが、なかなか更新されないのできっと大忙しなんだろうなーと思いながら楽しみにしていました。

    ヒップラインKさんのカフェ改装のお手伝い?の時もユーコンさんの貴重な時間を割いて頂きありがとうございました。私自身とても良い経験をさせていただきました。

    実はあの3日後、神崎川の写真を子供に見せたところ川の絵を描きたいと言い出しブログでよくでているあの橋までお出かけしました(ヒップラインKさんはあいにくお留守の様でした)

    あと、来年の秋に憧れていた信越トレイルに行ける事になりました(4泊5日)、BBGのレポートを参考にまずは体力強化を狙って28kgのザックを背負って里山をウロウロしています。

    ユーコンさんの活躍楽しみしていますが、がんばり過ぎない様にして下さいね

      • yukonkawai
      • 2019年 12月 19日

      トコナメSさん!コメありがとうございます!
      そして改めてあの時ははるばる手伝いに来てくれて感謝感謝です。
      また改めて記事でも書きますが、あのカフェはついこないだ営業許可が下りて、細々ながら無事にプレオープンまで漕ぎ着けています!
      今内装見ると結構びっくりすると思いますよ。
      てんない入ると、とても山県市の山奥にあるお店とは思えない状況になっております。

      そしてその後もまた足を運んでいただいたとのこと、すごく嬉しいです。
      今後も「いつでも帰れる第二の故郷」みたいな感じで、気軽に遊びに来てもらえるとみんな喜びます。
      そういう場をしっかり作っていこうとも思っております!

      信越トレイルも行くんですね。
      僕のレポートはある意味ダークサイド信越トレイルですが、天気さえ良ければ最高のロングトレイル体験になることでしょう。
      くれぐれも電車の中に服とか置き忘れないようにしましょう。

      本当、なんだかズーーー〜ーっと驚異的に時間が足りなくてアップアップですが、それもこれも未来のため。
      僕自身も、トコナメさんみたいな関係人口も、そして子供たちにとっても、本当の意味で「あそぶ」ができる場所を作っていきます!
      時間はかかりますが、頑張ります!!!

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