八重山諸島放浪記

溜息まじりの石垣島一周

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今日は天気が一番悪い。

天気予報を見てもずーと曇りと時々雨の予報で、沖縄とは思えない寒さが続いている。

あの波照間島の一日が嘘のような天気だ。

天気がよければ西表島で無人の極楽キャンプをするつもりだったけど、もう諦めて観光でもするしかない状況。

カヌー野郎のブログのくせにただの観光ブログになっている。
まあ、天気悪いんじゃしゃーないか。

ざっとダイジェストでお送りします。

雨はいよいよ激しくなり、風は相当な横殴り。

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寒い中無人のビーチをウロウロしたり、

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牛なんか見たり。晴れたらかなりいい景色だったろうな。

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廃墟となった元軍事施設的なところ行って怖い思いしたりした。

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この天気で見ると妙にリアルだ。


それでも雄大な景色を見る事が出来た。

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御神崎では暴風に吹き飛ばされそうになったりして。

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有名な川平湾に着いた。

ここは光の加減で海が七色に変化する美しい湾らしいが、当然光などはないので僕には単色だけだ。

それでもやっぱりここはキレイだった。
何度も言うが晴れてれば極上だったろうになあ。

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そして近くの底地ビーチにてさすらい。

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いっそう寒くなり、沖縄なのにアラスカの時と同じような寒々しい気持ちだった。


その後米原のヤエヤマヤシの群生を見に行った。

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誰も観光客がいない中、南国特有の雰囲気に静かに浸った。
南国ってもっと明るいイメージだったんだけどねえ。

そして吹通川へ。

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ここはドラマさとうきび畑の唄で、明石家さんまの部隊が船を押していた場所だ。

やがて、吉本つながり。島田紳介の店発見。

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寒風吹きすさぶ、人気のない道路にポツンと立つ姿が悲しげだった。


腹も減ったので、Wさんに教えてもらっていた明石食堂に到着。

いままで全然人がいなかったのに、この店だけ急に沢山の人がいた。

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なるほど、このソーキそばはうまかった。
もうスペアリブなんて骨までトロトロなのね。

そして、ジャマイカにでも来たかのような青空美容室。

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どんな髪型にされるのだろう?


やがて、やっと石垣島最北端の平久保灯台に到達。

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実に壮大な景色だ。しかし、寒い!
どうした、沖縄、そんなはずじゃないだろう。
何度も言わせてもらう、晴れていれば・・・。

丘の上に実に絵になる牛を見つけたので撮影。

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アラスカのムースならかっこいいが石垣島の黒毛和牛ではややパンチにかけるか。

お約束のハイビスカスも一応写しておく。

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玉取崎展望台にて。キレイなんだけどなあ。

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白保の浜では「あおさ大量発生中」ののぼりが。

なにかの危険生物かと思い、何かと思って海岸に行ったら確かに大量発生中でした。

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これは、こないだかなりうまかったアーサー汁の中に入っていた奴だね。
実にうまそうなビーチでした。

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そしてゲストハウスに戻って食ったのがあおさのヒラヤーチー。
うーん、やっぱりウマい。

エグザイル君(エグザイルの中にいても違和感のなさそうだから)はミミガー入りもつ鍋を作ってくれた。

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激ウマだった。ミミガーはもつ鍋によく合う。絶対おすすめ。


その後は恒例の飲んだくれコース。

でもこの日は結構のんびりメンバーで行ったからほのぼのとした飲みになって中々心地よかった。

若きダイバー旅人エグザイル君と、清廉潔白純情無垢な感じのかわいらしい富山ちゃんとのまったりゆんたくタイム。

なんだか若者の飲みにおじさんが混ざっちゃった気分で申し訳なかったけど、いい時間過ごさせてもらいました。

是が非でもこの人たちは幸せになってほしいと思わせてくれるような、気持ちのいいやつらだ。

おっさんになってしまった僕も、青春まっただ中な二人といると気持ちが若返りましたよ。

ありがとね。
がんばれ、二人とも!



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