家に帰ると、りんたろくんが何やら「悪い商人顔」になっていた。
「へっへっへ。おい、親父。ええもん手に入ったで。」
一体何を企んでいるんだ?
何か怪しい物でも仕入れたのか?
桜木ルイの海外版か?
よく見ると彼の手に、怪しげな小包があるぞ。
またしても外国からの怪しい小包。
ついに残りの刺客達がやってきたのだ。
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以前、ご紹介した砕けたiPhoneの復活への道。
あの「養老の悲劇」から、一体どれほどの時が経った事だろう。
第一陣の「香港からの刺客」は、実に気の聞いたチャイニーズジョークをかましてくれて、僕をがっかりさせてくれたものだ。
あれからさらに1週間。
やっと残りの「星形ドライバー」と「バッテリーケース」がやってきたのだ。
お、バッテリーケースはちゃんと箱付きだ。
しかも結構ちゃんとしていて、カッコいいじゃないか。
今回は本気を出してきたか。
箱から出しても、意外なほど良い感じ。
日本でバッテリーケース買うと1万くらい飛んで行ってしまうけど、これは中国四千年の力で2000円ちょっと。
ダメもとで買ったけど、結構良い買い物したかもよ。
さっそく装着。
iPhone4、4s用って書いてあったけど、予想通りマナーモードのスイッチの位置がずれていたりする。(4と4sはマナーモードの位置が微妙に違います)
やはり純粋な「4用」だったけど、スイッチが入れにくいだけで使えないわけではないので「4s用」と言うのもウソではない。
「多少の事は気にするな」と言った、本場の心意気が見てとれる。
その辺りの事は民明書房刊に載っていた通りだから、別に驚きはしないさ。
当たり前だけど、背面はがっつり隠れます。
だから無理して、割れた背面パネルは交換しないでおく事にした。
万が一、iPhoneを解体して復帰不可能になった日には立ち直れない。
恐らく僕はショックで全てを捨てて遥か中国にでも旅立つ事になるだろう。
僕にとって「万が一」とは「二が一」くらいの確率なんだ。
実際このバッテリーケースを使ってみると実に良い感じだ。
充電のスピードが遅いのなんのって。
そして厚みも重みも本体の1.5倍。
これは手首のトレーニングにももってこいだ。
まあいいや。
2000円でケース買ったら「充電も出来るかもしれない」機能が付いてきたとでも思っておこう。
逆にこのくらいの方が、心置きなくハードに使えるってもんだ。
今後も僕はこのチャイニーズサイトを愛用して行くことだろう。
だってなんか面白いから。
遅れてきた刺客達
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MATATABI BASE
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