アラスカ珍道中

アラスカ珍道中5〜気ままなアラスカン〜

8/16(水)8:50

ベツルスの川原にて、ピックアップを待っている。
少しでも止まっているとアラスカ迷惑トリオが大量にたかってくるので、動きながらこれを記す。


今朝は寒さで目が覚めた。

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寒いので焚き火を起こす。
水がもうないからコーヒーが飲めなくてつらい。

軽くパンを焼いてクッキーとともに食い、荷物をまとめる。

そういえば昨日の夜は犬の大合唱と何かの機械の音が相当うるさかったな。

荷物をまとめ終わると、昨日とは違う黒と白の犬が来た。

ハローって言ってはみたが、顔がめちゃめちゃ恐い。

向こうも身構えて、今にも襲ってきそうでビビる。

今日はフェアバンクスでゆっくり過そう。晴れならいいが。

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10:35

現在ベツルスロッジ。

あの後、きちんと9:30にピックアップに来てくれた。

ロッジでコーヒーを飲みながら、置いてあったアルバムに目を通す。

IMGP0826.jpg

ネイチャーイメージの牧栄さんと奥さんの結婚式の写真があった。

飛行機のフライトが10:30から14:00に変更になったらしい。実にアラスカらしいいい加減さ。

これを書いてると、さっきピックアップに来てくれた外人さんが、別の人にファッキン!ファッキン!言いながら怒ってた。

やはり外人さんは怒るとコワい。

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13:35

長い。フライトまでの時間が実にヒマだ。

しばらくしてランチをとった。

メニューを見てもチンプンカンプンなので、ユーコンバーガーをオーダー。

IMGP0828.jpg

ネーミングからはどんなバーガーかさっぱり解らんかったけど、中々うまかった。

久しぶりの肉を美味しくむさぼっていると、ずっとデカイ犬が僕の隣で物欲しそうに眺めている。

IMGP0829.jpg

食べにくいじゃない。


会計時レジで35ドルと言われた。
メニューには12ドルと書いてあった気がしたんだが。
ぼられたのか?犬代か?

周辺を散歩。実にいい雰囲気。

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古き良きアメリカって感じ。


戻って来たはいいがヒマだ。早くフライト時間にならんかな。

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14:10

パイロットのおっさんが10分遅刻して来た挙げ句、あと10分待ってくれと言ってきた。

しかも遅刻の理由は犬の散歩をしていたとの事。

う〜ん。アラスカ。

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14:55

もうぐうの音も出ない。

あれから15分経ってもパン食ってるし、ずっと待ってても出発する気配がない。

するとそのおっさん、突然遠くのセスナを指差して「ラン!」と言いやがる。

わけもわからず、慌ててそのセスナに向けダッシュ。

セスナのパイロットにフェアバンクスに行くのかと聞いたら行かないと言うではないか。
予約客もないと言う。

戻っておっさんに言うと、「俺たちのセスナに乗せてやる。15:30だ。」と言う。

最初からおっさのセスナに乗るはずじゃなかったか?

もう何がなんだか解らない。

念のためネイチャーイメージさんに電話したら、そんなもんです、それでOKとのこと。

う〜む。

そろそろベツルスの景色も飽きてきたぞ。

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15:15

15:30のフライトを待っていたら、さっきのおっさんと違う若いパイロットが来て、16:00のフライトだと言う。

もうだんだん笑けてきた。

荷物も乗ってるみたいだし、やっとどうにかフェアバンクスへ行けそうだ。

すごいぜ、アラスカ。

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23:50

フェアバンクスのゴーノースホステルにてこれを記す。


あれから、やはり15分遅れて16:15にパイロットが呼びにきた。

ついにベツルスを発てる。

当初出発時間は10:30だったのに、結局16:30のフライトになった。
実に6時間の待ちぼうけ。

6人乗りの小型飛行機に乗客は僕一人。

IMGP0840.jpg

IMGP0844.jpg

こんな小さな飛行機は始めてだから非常に不安だ。
パイロットの兄ちゃん、ずっとiPod聞きながらだし。

でも離陸したとたん、怖さは吹っ飛んだ。

機体は半端なく揺れるが、景色がすごかった。

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ただただ広がるアラスカの原野。素晴らしかった。

しかし長時間、いつ出発するか分からない中待たされた疲労がどっと出てうとうと眠ってしまった。もったいない。

気づけばフェアバンクス空港到着。

ベツルスエアーのオフィスにて荷物代を請求される。

なんと250ドル!カヌーがあるとはいえ信じられん高さだ。

話が通じんからどうしようもない。


その後、空港のハーツレンタカーのカウンターへ。

予約はしていたんだが、例の寝坊のせいで一日ずれてキャンセル扱いになってしまったから、ちゃんと自力で借りれるか不安だった。

黒人の女の人が出てきて、どうやら一日ミスった奴だと気づいてくれたみたいだった。

英語もゆっくり喋ってくれたからなんとか借りることが出来た。

ついに自分の足を手に入れたぞ。もうアラスカンの気ままな気性に左右されずにすむぞ。

フォードのエンジ色の車。荷物を積んでさあ出発。

IMGP0871.jpg

人生初の左ハンドル右車線。

頭の中で、右車線右車線と呪文を唱えながらかなり緊張して車を走らせる。

さらに変な道にも迷い込んでしまった。

ハラハラしながらもなんとかホステルまで辿り着けた。

カヌーを返却して、テントを設営。

晩飯の準備をしていると、「こんばんわ」と誰かが話しかけてきた。

真っ黒な日本の青年だ。

少し話した後、メシ食ったら後で一緒に飲もうと言って飯を作る。

やがて、コユクック川へ出発前に出会った松本さんと二人の連れも一緒にやって来た。

松本さんはフォトグラファーでアラスカの自然を撮り続けている人だ。

先ほどのユーコン川を下ってきた22歳の青年も合流して、本日も日本人パーティー。

と言っても飲んで喋ってるだけだが、この時間がたまらなく好きだ。

IMGP0881.jpg

本日も良い気分で眠りにつけそうだ。

明日からは後半戦のデナリ国立公園だ。

マッキンレー山も見たいし、オーロラも見たい。

頼むから晴れておくれ!



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