いつもの4歳児と38歳児が森を彷徨っている。
しかしその38歳児の背中には見慣れない1歳児の姿が。
そう。
ついにこの日が来てしまったようだ。
次男こーたろくんが誕生して1年3ヶ月。
僕はあの手この手で、このいたいけな1歳児を何とかアウトドアの世界に連れ出そうとしていた。
しかし嫁から「2歳になるまで山に連れて行くな」という厳命が下っていた事により、その思いは長く封印されていた。
だが、もういい加減「お日柄もよろしい日」に家で大人しく育児なんてしてられない。
せっかく晴れているのに、日の当たらない屋内で嫁の監視下のもと養子の重圧に耐えながらの育児はまさに拷問のようなもの。
別に育児そのものは苦痛ではないが、「ずっと家の中で」って事が問題なのだ。
僕は子供とはアホみたいに太陽の光をいっぱい浴び、汚いもんいっぱい触って免疫力を高め、傷だらけになって再生能力を養っていく生き物だと認識している。
そもそも極度の悪天候男のお父さんは、「せめて自分の子供には日の光を浴びせてやりたい」と切に願っていた。
でも嫁に加えて、過度な心配性のお義父さんが「風邪を引く、怪我をする、熱中症が、ウィルスが、PM2.5が、殺人ダニが…etc」などと言っては何事も大げさにしてこーたろくんを外に出させてくれない。
これには気の弱いマスオとしては逆らう事が出来ず、かと言って我が子を過保護なモヤシ野郎にしてしまうわけにはいかない。
事実、ぬくぬくとした温室育ちにしてしまったからなのか、やたらとこーたろくんは風邪を引く。
そもそも姓名判断や画数にうるさいお義母さんが、僕がチョイスした漢字を却下し「病気に強い子になるから」と決めた漢字だったのに風邪ばっか引くのだ。
所詮僕の子供なんだから、どんな画数にしようが体が強い子になるわけが無いのに。
そんなこんなで、いい加減何とかしてこーたろくんを自然の中に連れ出したい。
1歳3ヶ月と言えばもう立派な大人である。
そこで軍師マゾ兵衛は、なにか良い策は無いものかと思案を重ねた。
嫁は2歳まで山に連れて行くなと言う
しかし最近彼女は「公園」なら連れて行っても良いと言う
お義父さんも小春日和の暖かい日に公園程度で大騒ぎはしないだろう
そもそも二人の子供を連れて行けばお義母さんも楽できるし
僕も気を使う事なく育児できるし
そしてマゾ兵衛はポーンと膝を叩いてひらめいた。
「そうか、山だったからいけなかったんだ。公園なら問題ないではないか」と。
そこで彼は子供二人を連行し、一路「岐阜公園」へ向かった。
この「岐阜公園」は遊具こそ無いがのんびりした庭園があって、今時期は桜も咲き始める頃。
そして今の我々には関係ないが、その公園内には「金華山」という名の山があったりする。
そう、その山は「岐阜公園の中にある」のである。
あくまでもそこは山ではなく「公園」であり、登山ではなく「散歩」なのである。
そう。
私は何も間違ってはいないのである。
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やがて「公園」の駐車場に降り立った3人の男達。
作戦を成功させてしてやったり顔のマゾ父、ロードウォリアーズのようなりんたろくん、そして「一体私はどこに連れて来られたのだ?」と言った表情で動揺が隠せない様子のこーたろくん。
ついにこの三人だけでの脱出が成功した。
ちなみに前回の記事を読んだ人は「あれ?あんた週末は雪上テント泊だって言って張り切ってなかったか?」と思った人もいるだろう。
改めて言うまでもない事かもしれないが、もちろんそこは悪天候野郎。
土曜日夜から日曜日全日が「豪雨」という予報になってしまい、彼はまたしても現場にすら行けなかったのだ。
だから余計悔しくてこんな暴挙に走ってしまったんだね。
さて、戸惑うこーたろくんがいる一方で、かつて何度も変態父に連行されて来たりんたろくんは落ち着いたものだ。
もうすっかり己の足で山を登る能力が身に付き、割と「山スキ」と言ってくれるようになった。
彼を2年以上担ぎ続け、登った山は30以上。
彼のバトンは今、弟こーたろくんに受け継がれようとしている。
ちなみにこの記念すべき日に三脚を忘れてしまったので、今回は「りんたろ目線」で何度か彼に撮影を依頼した。
ついにこの親子プレイも、「己撮り」から「りんたろ撮り」という新しいステージへ。
そして何かと余裕が無くなるであろう「散歩」の前に、やっておくべき事はこなしておく。
いつもはこうして食べさせてやる時に嫁から「もっと上に向けて!ほら、こぼれてる!」とか、お義父さんから「まだ口に入ってる!次を入れちゃイカン!喉を詰まらせたら大変だ!」とかのヤジが飛んで来る局面。
しかし今日ばかりは鳥のさえずりしか聞こえない。
りんたろ目線も、家では見た事が無い父の穏やかな顔を激写している。
今、彼は何にもビクビクする事なく心から育児を楽しんでいるようだ。
やはり外は良い。
さあ、戦いへの準備は整った。
ついに始まる「公園内の散歩」に向けて、気合いを入れて記念撮影だ。
この三人で揃って、登山口公園の入口に立てて感慨深い思いのお父さん。
最近妄想だけで号泣してしまうほど涙もろくなったお父さんとしては、若干もう目頭が熱くなっている。
たかが公園の散歩なのに。
そして早速、その公園らしからぬ雰囲気の中に侵入していく3人の男。
ここで早くもりんたろくんが動く。
己の弟の前で、兄として、そして先輩担がれ人としてその力を見せつけるようにガシガシ登っていくではないか。
今まで数々の修羅場を強制的にくぐらされて来た彼は、4歳児にして30以上の山を登って来た(担がれて来た)猛者。
そんじょそこらの4歳児とはモノが違うってことを知らしめようとしているようだ。
しかしこのような彼のノリノリ状態は長く続かない。
瞬く間に「ボク、疲れちゃったの」と言って、おっさんのように道ばたにへたりこむ。
そんじょそこらの4歳児とはモノが違う根気の無さだ。
やがて休憩ポイントに到達したので、こーたろくんを野に解き放ってみる。
見るもの触るものが全て新鮮な温室育ちの男。
ただただ真剣な表情で、石や葉っぱを触っては「りるりるりるりる」と唸っている。
おそらく彼の中の奥底に眠る父のDNAが目覚めようとしているのだろう。
それともその内「レロレロレロレロ」と言いだして、さくらんぼを舌で転がし出すかもしれない。
そうなる前に再び担いで出発です。
また担がれて、「本当に私はどこに連行されているのか?」と不安でしょうがない様子のこーたろくん。
文句も言えない1歳児はされるがままだ。
そして雲のジュウザのように自由気ままにストップ&ゴーを繰り返す男。
分かっちゃいたがまるで進んでいかない。
でもなんとか13時までに、この公園の上の方にあるレストランに行ってこの二人に飯を食わせなければいけない。
こーたろくんの食事タイムはきっかり管理されているので、ここで時間をずらしてリズムを狂わせたら僕の打ち首は免れない。
しかしそんな我々の前に、公園にありがちな「谷、がけ、危険」の微笑ましい看板が登場。
そしてもはや「公園の常識を打ち破る世界」が展開。
この画期的な遊具に喜びが止まらない男達。
ちなみにこの男、普通に担いで登って来ているが実は「猛烈な背筋痛」に苦しんでいる真っ最中だったりする。
実は夜も寝られないほどに左肩甲骨付近の背中をツってしまい、整形外科の先生に「しばらくは激しい運動は控えてください」と言われたばかり。
それでも彼は「これは激しい運動ではない。たかだか散歩である。」と言い張り、痛み止めの薬まで飲んで散歩している。
まさに彼の執念と、「ほんとに家にいるの嫌なんだな」という感情が読み取れる切ないエピソードである。
しかし父が苦しんでいれば苦しんでいるほど、彼らの中に眠る嫁のサドDNAは喜びでうち震える。
ついにこーたろくんの顔から笑顔が弾け出し、父の体当たりマゾを見てご満悦の様子だ。
りんたろくんも昭和初期の少年のような朗らかな笑顔で、父のマゾを讃える。
良い流れになって来た。
やはり父たるもの、子供達には黙って背中でマゾを語ってやるべし。
そうこうしていると、さらに「公園」がとんでもない事に。
まるで登山のような公園だ。
この公園では犬の散歩も随分と大変だろう。
そしてそんな素敵な散歩道を、額に脂汗を滲ませた背筋痛男がひいひい言いながら這い上がって来る。
この状況を嫁とお義父さんが見たら、恐らく卒倒する事間違い無し。
しかしマスオにはマスオなりの、子供達には自然の豊かさとマゾの豊かさを肌で感じて欲しいという教育方針というものがあるのだ。
そしてこのハードな散歩道を越えると、素晴らしい展望スポットへ。
みんなで頑張った記念に、三人の素敵な集合写真を撮ろうではないか。
さあ、みんなカメラ見て。
ハイ、チーズ。
なんだろう、君たちがカメラ見てないからなんかお父さんが一人だけアホに見えるじゃない。
兄弟揃って父親を放置プレイするとは中々やるじゃない。
この頃には徐々に「ハラへったよぅ」と愚痴り始めるりんたろくん。
でもなんだかんだと前回の本宮山以来、己の力だけでここまで登りきっている。
かつて何度も担いで来たりんたろくんの逞しくなった姿に、お父さんも嬉しい限り。
やがて最後の急登を登りきると、
スポンと岐阜城の手前に飛び出した。
もちろんここはこの公園で一番高い場所。
他の場所から見ると、このもっこりとした丘の上にポツンと建っているのが岐阜城。(他ページより引用)
随分と「起伏のある公園」だったって事が分かるね。
さあ、登頂記念散歩記念写真を撮ろうではないか。
あくまでもここは公園内だが、こーたろくんにとってはアウトドア人生の記念すべき第一歩。
一生ものの記念になる写真だから、慎重にセルフタイマーでカメラをセット。
さあ、みんなカメラ見て。
ハイ、チーズ。
誰だ、あんた!
思いっきり僕とこーたろくんにかぶってるじゃないか。
やはり自然とは思いもよらない危険に満ち満ちているようだ。
これは子供達にも良い勉強になっただろう。
決して自然を甘く見てはならないのだ。
で、改めてパシャリ。
こーたろくんの微妙な表情が気になる所だが、これぞ君の記念すべき「公園デビュー」の瞬間だ。
まさにここは、かつて織田信長が天下布武を唱えて天下に羽ばたいていった岐阜城。
ここから君の大冒険人生が始まるのです。
と、大きなことを言ってる場合ではない。
目下の所早く君に飯を食わせないと、お父さんは我が家の信長様によって首をはねられてしまう。
ここはロープウェイでも来れる所だから、この山頂広場にはレストランなどと言うシャレたものがある。
結構待たされたが、なんとか13時までに飯を食わす事に成功。
同じ頃のお子さんがいる方には、4歳と1歳の食事の面倒を同時に見るハードさを想像していただける事だろう。
お出かけ用離乳食を食わせながら、注文したうどんを細かく千切って食わす作業で自分の飯を食う暇なんて無い。
しかもうどんがやたらと腰のある讃岐うどんで、細かく千切る作業は困難を極める。
そんな僕の横でりんたろくんが「野菜が入ってる。取ってよ。」といちいち命令して来る。
で、りんたろくんの野菜を取ってやってる最中にこーたろくんが、うどんが入ったお椀をぶちまけている。
慌てておしぼりでこぼれたうどんを回収していると、りんたろくんは「おかわりはまだなの?ボク待ちきれないよぅ。」と僕をせかす。
汗だくになってりんたろくんのお椀にうどんを追加していると、ぐずり出して大声を出すこーたろくん。
戦場だ。
岐阜城下で繰り広げられる親と子の熾烈な攻防戦。
余裕の無いお父さんの息はしだいに苦しくなって来る。
もはや3,000mクラスの雪山登山よりも過酷極まりない公園の風景。
もちろん飯を食っても戦いは終わらない。
この展望台という開放感満点の戦場にて、父とこーたろくんとの「オムツ替え一騎打ち」勃発だ。
かろうじて固形物じゃなかった事が救い。
しかしやたらとこーたろくんが回転しようとするから非常に作業は厳しい戦いに。
無理に換えようとすれば大声を出して、周りの観光客の好奇の視線に晒される羞恥プレイへ。
お父さんからは色んな汗が出て、それこそ誰かに我がオムツを換えてもらいたい気分。
でもオムツがスッキリとしてご機嫌になるこーたろくんを見れば、その苦労も飛んでいくのだ。
1歳児とのアウトドアは何かと大変な事だらけで家で育児した方が断然楽なんだが、この笑顔を見ると苦労のしがいもあるってもんだ。
りんたろくんも景色に感動しているようだったので、50円を与えて双眼鏡タイム。
彼も「うわーうわー」と言って喜んでいる。
しかしどう見ても彼は、景色よりも空しか見てないように見えるが気のせいだろうか?
またしても親に気を使って楽しんでいる振りをしているのかな?
そんなこんなで下山を開始する頃には、すっかり死んだように眠りに落ちるこーたろくん。
これを見てしみじみと思い出す。
思えば初めてこのベビーキャリアでりんたろくんを背負ったのがこの金華山岐阜公園だった。(その時のりんたろくん↓)
もうこの頃から3年近く経ったんだね。(参考記事:りんたろ登頂記〜金華山〜)
このベビーキャリアも購入時は「ちゃんと使うかな?」と随分悩んだ末に買ったが、もう相当に元を取って今や弟のこーたろくんにまで受け継がれた。
ここまで来たらあと20年くらい使って、次はお父さんがこいつらに担いで登ってもらおうか。
それともその前に嫁に担がれて「マゾ捨て山」に捨てられる運命なのかな?
なんて事をしみじみ考えていたら、何でも無い平坦な場所で思いっきり左足をグネッた。
それでも寝ているこーたろくんを起こさないようにとっさに無理な体勢を取り、たちまち背筋痛に電撃が走る。
たまらず悶絶するお父さん。
たとえ現場が300m程度の場所でも父はマゾをおろそかにはしない。
これぞねんざの痛みで背中の痛みを相殺しようとした挙げ句に両方痛いという、「二兎追うものはマゾを得る」の奥義。
お父さんはまだまだ現役だ。
そんな父の勇姿を、りんたろくんも犯罪者的な目隠しで「もう見てらんないよ」といったところだろうか。
いつか君にもこの奥深い世界観が理解できる日が来るだろう。
やがて随分と起伏の激しかった丘から、やっと下界の公園へ戻って来た。
そしてやっと本来の正しい公園の平和な光景へ。
お父さんとしても「やることはやった」から、この平和な瞬間を素直に楽しめている。
人は「最初っからそこで良かったんじゃないか?」と言うだろうが、僕の場合徹底的に体を痛めた後じゃないと落ち着いて平和的な空間にいる事ができない変態体質だからしょうがない。
でもこーたろくんとしては、やっと通常の公園に到達して達成感もひとしおなのかこの笑顔。
連れて来て良かったなあ。
浴びれるうちに日の光は浴びておかないと、お父さんみたいに「アウトドア野郎なのに色白」という矛盾を抱えた白ブタ男になっちゃうからね。
そして大人しく帰るかと思いきや、川好きなお父さんに長良川に連行されてしまう息子達。
そこでは「カヌーは嫌いだけど石投げは好き」というりんたろくんが、狂ったように川に石を投げ続ける。
保育園で何かストレスでも感じているのか、それとも変なお父さんに嫌気がさしているのか真剣な顔で石を投じまくる。
もう一心不乱過ぎて、渋谷のローライズギャルのような惨事になっているほどだ。
まあ、子供はこのくらい集中して遊ぶくらいが丁度いい。
でもそろそろカヌーも好きになってくれないかな?
こうして長かった「公園のお散歩」は幕を閉じた。
結果的にお父さんも子供達も大満足の一日になったね。
今後も機会があれば、再び軍師マゾ兵衛が策を講じて連れ出してやるからな。
なんせ日本には「公園」は山ほどある。
この前お父さんが行った「八ヶ岳中信高原国定公園」っていう公園内には赤岳って素敵な丘もあるし。
そもそも「山」がダメなら「岳」なら良いって事とも受け取れるし。
公園ってお話であれば、アラスカのデナリ国立公園だって公園だ。
その中にはマッキンリーなんていう6,168mの丘があるという。
今後この三人で一体どれだけの公園を落とせるだろうか?
夢は広がるばかりである。
帰宅後。
玄関から家に入るなり、りんたろくんが言い放った。
「今日ね。お山楽しかったよ。金華山登れたよ。」と。
お父さんは生涯忘れないだろう。
その時の僕を見る嫁の目を。
まさにそれはメドゥーサの目。
父は一瞬で石化して死を覚悟する。
ここでこーたろくんも「楽しかったよ」と言ってくれれば救われるが、もちろん何もしゃべれない彼は「りるりるりるりる」と唸るばかり。
しかしなんとか打ち首は免れて命はつなぎ止められた。
だが嫁によって「やはりこいつは信用できない」というレッテルを体中に貼付けられる結果に。
それでもなんとか拾ったこの命。
「おやじ、マジうぜぇ」と言われるその日まで。
お父さんは君たちを担ぎ続けます。
男三人お散歩旅〜小マゾ日和の公園デビュー〜
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MATATABI BASE
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yukonさん、こんにちは。
こーたろくん大きくなりましたね~。
お顔は奥さま似ですか?
りんたろくんは小さい時と同じお顔ですね~(笑)。カワイイです♪
りんたろくん4歳にしてこの坂を登ったとは、凄いですよ!
写真で見ていると、後ろにひっくり返りそうな石段。
yukonさんの今までの苦労が実り、第一歩が始まった感じにも思えましたよ。
10年後3人で何処で何をしているのか、楽しみですー。
yukonさんの夢もそう遠くはなさそうですよ!
これから子供と一緒に出かける楽しみにがあって、羨ましいです~。
私、もう一人くらい子供産んでおけば良かったと思います(笑)。
雪山一泊テント、楽しみにしていますね!
しかし岐阜って近場にいいところ結構あるんですねー、私、大垣滞在のみ(夫の実家)しか行ったことがないので知りませんでした。
大型コインランドリーと喫茶店のモーニングがたくさんあるということしか…(笑)。
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キキさん、こんにちは!
ついにこの日が来ちゃ生ましたね。
ついこないだ生まれたばかりの感覚ですが、でも実際はここまで随分と長かった感じもします。
こーたろくんは完全に嫁似で僕の要素がゼロです。
その点りんたろくんはモロに僕ですけどね。
最近りんたろくんを担がなくなって来てたから、また担ぎ相手が出て来てくれてとても嬉しいですよ。
りんたろが坂をガンガン上って見えるけど、実際そんなに凄まじい所ではないですよ。
このブログは何かにつけて大げさに見せますからね。
それでも前に比べて逞しく登ってたから、彼も日々成長してるんですね。
毎日ウルトラマンごっこで、怪獣役として戦って来た甲斐があったてもんです。
10年後の事は想像もできませんが、きっとその頃には遊んでくれてない可能性も…。
でも僕もそうだったですが、一時親から離れてしばらく経ってから結局親と同じ事してる自分がいたんですよね。
そのタイミングが合致した時に三人でユーコン川下れたら最高でしょうねえ。
今週末はまたしても微妙な天気ですが、もう延期人生に飽きたので強行決行してきます。
でも春雪山なんで今回はのんびりして来るつもりですよ。
大垣含めて岐阜の濃尾平野って言われる平野部には驚くほど遊ぶ所が何も無いです。
それこそほんとコインランドリーと喫茶店しかないです。
ただ北上して行けば行くほど、山と川だらけでアツい所です。
まだまだ開拓が進んでませんが、これからも身近な冒険で楽しんでいきますね!
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おもしろかったです笑
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ありがとうございます!
こーたろくんはこの時はまだ1歳でしたが、ついこないだめでたく2歳になりました。
これでも「公園」などと偽って山行かずにすみそうです。