序章のホームラン
これは「東京大縦走」と「東京大縦走外伝」の間に起こった奇跡の話だ。
僕は東京で散々己の厄をおすそ分けしてきてしまった。
数多くの善良な東京都民が「呪いのカード」を強制的に手渡され、それを貰った人々はその後桃鉄キングボンビー状態となって地獄を見た。
カードを貰ってなくても、会いに行こうとしただけで尿管結石になってしまう猛者もいたという。
だが、それだけ大量の厄を他人に押し付けたおかげで、我が身に束の間の「超幸運」が訪れてしまったのだ。
そう、僕はついに人生初の快挙を成し遂げてしまったのである!
チョコバットを愛し続けて30有余年。
凡打を重ね続けた僕に訪れた人生初のホームラン。
これを車の中で見てしまった僕は、思わず「うおおおおおお!!」と叫んでしまったほどだ。
と、同時に「我が人生にこんなハッピーなことが起こってもいいのか?まさか明日の木曽駒ケ岳の登山で僕は死んでしまうんじゃないのか?」と不安が頭をよぎる。
それでも僕は喜びのあまりそのホームランを持ってコンビニの店内へ。
42歳にもなって店員さんに「あの…ホームラン打ったんですけど…」と言った時の恥ずかしさと、店員さんの「え?」という表情に多少狼狽したが、僕はなんとか無事に新しいチョコバットを手に入れたのである。
次の打席はもちろん「アウト」だったが、何やらその文字が「お前の人生はもうアウトだ。一生分の運を使い果たしたのだ。」とでも言ってるかのようで少し恐ろしかった。
しかしこれはまだ「福音の序章」に過ぎなかった。
関東の人たちが厄を被ってくれたおかげで訪れた束の間のスターマリオ状態。
数十年に1度あるかどうかという奇跡の登山が今幕を開けるのである。
SAのヴィーナス
ホームランを打った翌日、僕は木曽駒ケ岳に向けて移動していた。
やがて駒ヶ岳SAに朝飯で立ち寄ったとき。
突然「ひあああ!ユーコンさんだ!ひいいい!」という叫び声が。
まるで「見たら呪われるものを見てしまった」かのように怯えていたのは、偶然そこに居合わせたBBGからの読者である「超晴女さん」である。
彼女はどこ行っても大快晴だらけのスーパー晴れ女らしく、僕は必死で握手を求めてそのエキスを手から吸入。
今まで何人もの自称晴れ女・晴れ男どもを徹底的に粉砕してきた僕だったが、この日ばかりは「東京厄払い効果」によってその威力が激減しており頭上には青空が展開。
超晴れエキスを存分に僕に与えてくれたSAの女神は、ニコリと笑って八ヶ岳方面へと消えていった。
彼女に何事もなければいいんだが… (その後無事に北横岳で快晴登山を満喫された模様。特に尿管結石になったという苦情は寄せられていない)
そんなSAヴィーナスのご加護を受けたおかげで、菅の台の駐車場に着いて準備してる時にはついに「太陽の光」が。
その光を浴びた僕は、思わず「ぎゃああああ!」と断末魔をあげて粉々に砕け散る寸前。
「その存在自体が石仮面」と呼ばれた僕からしたら、こんな直射日光は4000年ぶりの出来事だ。
やがて蒼穹の天界からロープウェイが舞い降りる。
こんな光景、駒ヶ岳ロープウェイのプロモーションビデオでしか見たことない。
僕の中でロープウェイとは、吹雪に揺られながら「止まるんじゃねえのか?」という恐怖を味わうための死のゆりかごが相場だったのに。
しかしそんな嫌な予感すら抱かせることなくロープウェイは無事に千畳敷駅に到達。
もはや快晴登山は約束された状態だが、それでも僕はいつものくせで「あ、車の中にポカリスエットと保温ボトル置いてきちゃった」というスポンジぶりを披露して細やかな代償を払おうとするのである。
ちなみに今回初披露となるこちらのハードシェル上下にご注目いただきたい。
共にノースフェイスのサミットシリーズ渾身の新作「GTX PRO JACKET」と「APEX GTX Pro Pant」だ。
これでやっとこさ何年も着倒した「サイズ違いのムチムチドラえもんジャケット」から卒業し、
後続の登山者に不快感を与え続ける「ガム踏んだ人みたいな穴あき補修パンツ」からも同時にご卒業。
ハードシェル上下の買い替えなんて、清水の舞台から火だるまになりながら飛び降りるくらいの覚悟が必要だった。
なんせジャケット定価は税込61560円、パンツ定価は税込52920円。
日頃からコーヒー缶も買えず水道水を飲んで過ごす男にとって、そこには「今後10年は大切に着続けたい!」という熱い想いがこもっているのである。
チョコバットホームラン、超快晴ヴィーナスとの出会い、そしてこのご新調ハードシェル上下。
空は快晴、風も微風。
これで浮かれるなという方が無理な話なのである!
千畳敷の切り裂きジャック
千畳敷駅から外に出ると、そこには信じられない光景が広がっていた。
なんと空が青いのである!
一瞬「あれ?俺はあのホームランを見た瞬間に死んでしまったのかな?」と思えるほどの極楽感。
アルプスの雪山って基本的にモノクロの世界だと思っていた僕にとって、それは初めてフルカラーテレビを観た昭和初期の人と同様の感動なのである。
今回のメンバーはチーム・マサカズの無礼男こと「小木K」、久々登場の「パパラッチK」、小木Kの高校の同級生で三田寛子似の「梨園J」、そして以前小木Kから「お前、顔はキンタローで声は光浦で体はいとうあさこだな」と最大級の無礼をぶつけられ、飲み会の席では女性なのに電気あんままで食らってしまった「ビアーN」である。
基本的にこのメンバーたちも「どうせユーコンと行くんだからサングラスすら要らねえよな」と諦め気味で来ていたんだが、このまさかの超快晴に浮かれが爆発。
まだスタート地点なのに、甲子園に優勝した内野陣のようにその喜びを爆発させるのである。
僕もこの時点で、今までなんのために持って来てたのかわからなかった「日焼け止め」なるアイテムを顔に塗ることになってご満悦。
普段からアンダーグラウンドな世界で生きる我々は、こんななんでもないような事が幸せだったと思ってしまう種族。
さあ、ここから先が我々の新たな快晴ロード第1章がスタートなのである!
笑顔が止まらないメンバーたち。
千畳敷カールを気持ちよく進んで行くが、ついつい写真撮影にも熱がこもってなかなか進まないっていう幸せ。
小木Kも「ちゃんと俺の事それっぽい登山者風に撮ってくれよな」としつこく要求してくる。
とはいえ僕も「ああ!いいよ!そのおちょぼ口が卑猥だよ!もっと己を解放して!」と気分が乗ってくる。
もう浮かれのスパークが止まらない。
今日はどう考えたって何もトラブルが起きる予感すらしない。
そして小木Kと「イエ〜イ!」と言いながら肩組んで写真を撮った直後。
なぜか小木Kが僕の方によろけて来た。
その時である。
小木Kが僕にもたれかかって来たと思った瞬間、突然「ビビビーッッ」という何か布を切り裂くような音が。
僕はその音がした自分の腿の付近を見てみると、そこには小木Kの「ピッケルの刃先」。
そしてそのピッケルを恐る恐るどけてみると…
お お お 俺の
俺の新調したハードシェルパンツが破れているゥゥッッッッ!!!
52,920円が破れているゥゥッッッッ!!!
UUUURRRRRYYYYYYYYY!!!!!
今後10年は大切に大切に着続けようと、渾身の清水ダイブをかまして購入したハードシェルパンツ。
チョコバットで言えば王貞治も驚きの「ホームラン1764本分」のお値段のハードシェルパンツ。
破れて穴空いたから代わりに購入したそのハードシェルパンツを、その使用1回目でいきなり小木Kという暴漢にキズモノにされてしまうというまさかが炸裂したのである。
なんだか夢いっぱいで参加した大学のサークルの新歓飲み会で散々酒(快晴)を飲まされて浮かれさせられた挙句、その勢いで悪い先輩に処女膜を破られてしまった女学生気分だ。
無礼男小木Kは「わりィわりィ。まあアレだ。きっと直るよ。」と、さもハードシェルが自然に治癒するだろうというような言い回しで笑ってその場をごまかした。
この突然の切り裂きジャックの暴行事件に対し、その後僕はこのブルーな空にも負けないほどのとびっきりブルーな気持ちで登山をして行くことになる。
これぞ、晴れに浮かれた男のハードシェルと心を同時に切り刻む小木K奥義「ハード・ブロークン・ハート」なのである。
八丁坂のレボリューション
結局はこうなってしまうのか。
なぜ毎度代償を払わないと晴れの登山を楽しめないのだろうか?
身体系の代償は時間が解決してくれるが、金銭系の代償は本当に心をえぐられる。
「でもせっかく晴れてるんだし、気持ち切り替えていこう!」とカメラを顔に持ってきたその時。
カメラのストラップが奇跡的にピッケルに絡まり、そのままピッケルの刃先が唇にガツン!
歯に当たった唇の裏が出血し、「ぐッ…ううう」という声しか出ない。
結局は身体系の代償もしっかりと現場支払い。
平和な千畳敷カールで、ハードシェルを破った挙句にここまで負傷してる男もそうはいないだろう。
僕にとってピッケルとは命を救う道具ではなく、平和時でも上質なマゾを演出するためのSM器具なのである。
その後方では、僕の処女膜を切り裂いた男がヘラヘラと登ってきている。
ご覧のように徐々に斜度がきつくなってきてるのは、乗越浄土までの急登「八丁坂」との戦いが始まったからだ。
ここからは夏道だと九十九折で登って行く区間も、冬は直進大急登行軍となるから超ハード。
この木曽駒ケ岳は、天候さえ良ければ比較的初心者向きの雪山ではあるが、この八丁坂の登り下りがある種の核心部分となる。
で、そんな気を緩められない状況で、もちろん「突風が吹き荒れてしまう」のがユーコン流だ。
さっきまでの微風が嘘のように突然始まったTMレボリューションのPV撮影。
急登で散々暑くなってハードシェルを脱いだ後に訪れた、超絶冷たくてバチバチと痛い八丁坂の吹雪攻撃。
せっかく「今こそ新しいハードシェルの性能を発揮する時だ!」って段階なのに、急登すぎてザックも下ろせないからハードシェルが着れないというまさか。
ドラクエで言えば、苦労して高いゴールドはたいて買った「やいばのよろい」で魔法をはじき返すチャンスだというのに、結局「ぬののふく」のままマヒャドが直撃してしまったような気分だ。
しかしなんとか八丁坂を乗り越え、やっと落ち着いてザック下ろせる場所でハードシェルを着ると途端に風は止むというお約束が展開。
しかしもうそんなことはどうだっていい。
八丁坂を登り切った「乗越浄土」では、まさに極楽浄土の光景が広がっていたからである!
素晴らしき絶景の数々と、八丁坂を乗り越えた達成感が我々を包み込む。
若干ここに至るまで「スポンジポカリ」「切り裂きジャック」「自傷ピッケル」「直撃マヒャド」などの代償を支払ってきたとは言え、それを補ってあまりある大絶景。
これによって僕は「そうだ!登山って報われなさを楽しむものじゃなく、絶景を楽しむものだったんだ!」という初心に戻れたのである。
山頂の奇跡体験
乗越を超え、小屋を超え、ザ・魔雲天のような宝剣岳をバックに突き進むメンバー達。
何気にビアーNは今回が本格的な雪山登山初体験。
彼女は「初めてなのにこんな体験しちゃっていいのかしら。もう最高。」とこの絶景にウットリとしている。
しかしこれはもう初体験でいきなり福山雅治に抱かれてしまうようなものなので、今後が大変そうだ。
でもビアーNの彼氏は「チーム・マサカズの福山雅治」と称される「矢作C」なだけに、ある意味絶景慣れしてるから安心である。
やがて我々は中岳の山頂に到達した。
あくまでも止まることを知らない蒼穹の空。
南アと富士山をバックにパパラッチKはとグッと親指を立て、小木Kは「次は誰のハードシェルを切り裂いてやろうか」とピッケルを掲げている。
何気に「キンタロー」と言われてしまったビアーNも、知らず知らずのうちにフライングゲットポーズをしちゃってるほど浮かれているのも見逃せない。
中岳を過ぎると一旦下降して、
木曽駒ヶ岳山頂に向けた最後の登り返しへ突入。
何気にこの登り返しがしんどく、暑くなってきた僕は「今こそチャンス」とばかりに新ハードシェルの脇ジッパーを解放しようと試みる。
しかし脇ジッパー解放スタイルに慣れていない僕はあっという間に脇腹をツッてしまい、結局小木Kに開けてもらううという情けなさ。
個人的に思うんだが、こういう脇のジッパー、みんなちゃんと自分で開け閉めできてるんだろうか?
ツリ吉で四十肩持ちの僕にははっきり言って無理だ。
一方、体の小さな梨園の妻は、よよよよと必死のクライミングを続けている。
普段は百貨店の電話交換手として日に100件以上の電話対応をし、時にはわけのわからない電話もかかってきて日頃からよよよよとなってる梨園Jさん。
そのストレスを発散するかのように魂のハイクアップを見せつけ、本日は自らの体を「感動フロア」へと繋げることに成功した模様。
そしてそんな我々の前に広がったのは、ご覧の大眺望なのである。
これは本当に僕のブログなのだろうか?
これでもかというズルムケ状態で迫り来る南北アルプスと御嶽山の絶景。
もう僕は何度その景色を見ても、「誰かが俺のゴーグルを勝手にVRゴーグルにして映像流してるだけじゃねえのか…?」と現実を受け止めきれない。
ありがとう、厄を貰ってくれた東京の人たち、そして超晴女さんよ。
おかげで僕は今、数十年に一度の夢見心地体験をさせていただいております。
こんな浮かれた山頂写真、インスタの中でしか見たことがない。
ああいうの見ながらいつも「最近のCG技術ってすごいんだな…こんなの山で実際にあるわけないだろう!」と本気で思っていたが、ついに僕もその世界の住人になったのである。
下りの八丁坂
いつもなら山頂の滞在時間なんてものの30秒程度だ。
大概白い景色見て「だよね」と呟き、2、3回頷いてから自分を納得させて下山するスタイルが主だった。
しかしこの日ばかりは心の底からしみじみと「浮かれてみた」のである。
浮かれ過ぎて実際に宙に浮かんでしまい、今にもそのまま昇天してしまいそうな雰囲気に酔いしれる。
そして満足すると、雄大なパノラマを堪能しながら下山開始。
余談だが、ここで休憩中に珍しく小木Kが自分のチョコを全部くれた。
流石にハードシェルに穴開けたことを反省しているのかと思い、ありがたく食べさせてもらった。
しかしすかさずビアーNから「この人さっきチョコ全部地面に落としてたよ。」とのタレコミが。
で、当の本人はボラギノールのCMのような爽やかなこの笑顔。
せっかくの気分も台無しである。
そうこうしてるうちに、最大の核心部「下りの八丁坂」がスタート。
高所恐怖症の僕は、もうこの状況に置かれちゃっただけでケツの穴がキュッ*と引き締まってしまうのである。
足を滑らそうもんならそのまま高速ボブスレー状態で滑落していき、明和FCの特攻スライディング部隊のように下の登山者を巻き添えにして大惨事だ。
実際、他の登山者が10mくらい滑落してピッケルでなんとか停止したって場面にも遭遇。
そんなもん見せられて緊張感マックスのこの局面で、再び余計な吹雪を発生させてしまうのもユーコン流だ。
背後から急にブワッと突風吹かれると体が前によろけて心臓が飛び出そうになる。
それでもフウフウ言いながらなんとか安全圏まで出ると、もちろん風は止むシステム。
そしてここからはもうお楽しみのシリセードコーナーのスタート。
皆思い思いにシリセードを満喫し、名残惜しく千畳敷カールを後にしていくのである。
僕は「いいのかな?本当にこのまま終わっていいのかな?俺、ろっ骨の一本や二本折っておいたほうがいいのかな?」と不安でしょうがなかったが、そのまま何事もなくオール快晴でゴール。
早い段階で買ったばかりのハードシェルパンツに穴を開けられるというトラブルこそあったものの、ここまでパーフェクトな登山は本当に久しぶりだった。
一般の皆さんが体験していると噂の世界を味わうことができて、本当にいい経験となったのである。
しかしこの直後、梨園Jさんが「ない!私の財布がない!」とパニックになる一コマが。
うわ!これはまた取りに戻るパターンか!と思ったが、散々探し回ったあげくザックの別のポケットから財布発見。
結局梨園Jさんもただのスポガール(スポンジ脳女)だということが判明して無事にフィニッシュ。
しかし心のどこかで「むしろどっかに落としててくれたらそれ探しにまた戻ったのに…」と、無駄な追いマゾに期待してしまった自分がいることに気がついた。
パーフェクトな登山だったはずなのに、何かが物足りないと思ってしまう己のマゾさよ。
このブログは「最高だったよ!快晴だったよ!」ってだけ書くと、なぜか炎上するという不思議なブログだ。
でもたまにはこんな登山も許して欲しいのである。
って言いながら、この日家に帰ると僕は突然謎の頭痛と吐き気に襲われた。
おそらく慣れない「太陽」ってやつの光を長く浴び続けたことが原因だろう。
そしてそのまま一切体調は回復せず、2日後には腹痛も巻き起こして酒に酔ったようにフラフラになってぶっ倒れることに。
で、その翌日には無理を押して前回お伝えした「東京大縦走外伝」へと突入し、品川駅で吐き倒し、2日間東京でたっぷりと頭痛と吐き気と戦った。
で、帰ってきて病院行ったら「疲労風邪」と診断され、1週間が経ったこれ書いてる今でも頭が痛かったりするのである。
振り返ってみれば、あのホームランから始まった我が一瞬の輝きのために、結局そこそこの代償を払った気がしてならない。
でもいいの、だってあんなに晴れたんだもの。
次に僕があんな快晴ホームランを打てる日は来るのだろうか?
10年後か、20年後か、それとも来世か?
なあに、それまでまた凡打を重ねればいいだけのことだ。
「千里の道も一歩から」
「快晴への道も1アウトから」
また快晴の山に登るため、僕は今後もチョコバットを愛し続けます。
人生二度目のホームランを打てるその日まで。
※今回使用したウェア&ギア一覧は次のページへ
木曽駒 お疲れ様でした!!
おぉぉぉぉ…なんと言う景色…。
違うブログ見てるのかなと思いました、あれっ
これ股旅だよな?って笑
先日
スノボ行ったときのお話です。
早めに起きてしまった僕は友人を起こさないよう静かに仕度を始めました、パスケース持ってなかったのでユーコンさんから頂いたあのカードを入れていたジップ付きの袋をパスケース代わりにしようと開けてしまったのが
不運の始まりなのか…
トイレトイレと車から20~30m離れたとこに行くも出てきたときには横殴りの吹雪&ホワイトアウトで
危うく駐車場にて遭難するところでした。
空が見えず雪が舞うなかスノボを楽しんだと思ったら
いつの間にかグローブが切れてる。
登山で使うやつなのに、今日はアイスバーンなんて無くバッフバフのモッフモフで切れるとこなんて無かったのに。
そして
財布が無い…
ホントの財布ではなく、登山とか仕事で必要な分だけ持ち歩くだけのやつだったんですが…
二千円くらいは消えました( ๐_๐)
大ダメージでは無いものの、
あのカードは災いをもたらす効果が確信されました。
ユーコンさんにお会いしたあの日も千円消えましたからね。笑
そうですかそうですか…日にちは違うかもしれませんが
僕が小さい奉納で凡打を重ねるなか
呪いの元
ユーコンさんは快晴の絶景な最&高な大ホームランをかまして
楽しんでたわけですか( ˙-˙ )フーン笑
ケンタさん、こんにちは。ユーコンカワイ改めサンシャインカワイです。
もう僕も写真整理しながら戸惑いが止まらんかったですよ。
なんか他人のブログ書いてるみたいで全然自分がそこにいたという実感がないっす。
実感があったのは切り裂きジャックのくだりだけですね。
そしてまだあのカード除霊して封印してなかったんですね…
あれ持ってる限り一寸先はホワイトアウトですよ。
そして千円、二千円と順調に奉納金を献上していただいてるようでありがたい限りです。
僕自身もそうですが、基本的に命までは取られないけど、積み重なっていく精神的ダメージが幕の内一歩のボディブローのように決まってきます。
ジワジワと追い詰められていきますよ。
しかしそういった日々の奉納があれば、万年育成選手契約の僕でもいつかは1軍の試合でホームランが打てるんです。
ぜひ今後もふるって呪われてください!
そして豪快な一発をライトスタンドにぶち込みましょう!
お久しぶりです。最近、ブログを移転されたことに気づきました(^^;)
いろいろあったようで、大変でしたね-。
僕も病気したりして最近まで大変でした。僕も歳が近いこともあって、ユーコンさんには
とても親近感がわいています。無理をしすぎないのが大事だなと最近は思っています。
ずっと見慣れたマウンテンハードウェアのハードシェル。
ネットで購入したくだりから知っているので、とても感慨深いです。
新しいブログも楽しみにしてますよ。がんばってください。
クレーマーKさん、ご無沙汰しとります!
そうなんですよ、そりゃあまあ紆余曲折を経まくって現在地はここであります。
ほんと無理してきましたからね…今でもですが、なんとか平穏にマゾれる?日々目指して結局頑張ってます。
MHWのジャケットは僕もすごい思い入れがあるんで名残惜しいですが、なんせ僕自身が巨大化してしまったせいでいよいよパツパツになっちゃって。
しかもあのジャケットわき下がソフトシェルなんで、汗が凍って大変だったんですよ。
なので純粋なる王道ハードシェルが欲しくって思い切って清水ダイブしちゃいました。
まあパンツは…あんなことになっちゃいましたけども…
今後は無理せず自分のペース、自分の価値観でゆるりとやっていきます。
ながーい目で今後もよろしくお願いします!
ツーショット、ありがとうございました!
イラスト「似てる~(*^^*)!」、こちらもありがとうございます。
テンションMAXな日々もようやく落ち着きを取り戻してきてましたが、「SAのビーナス」で再び盛り上がってます(笑)。
絶景の中、まさかの切り裂きジャック、、、、こんな大きな代償を払っていたんですね。
心中を思うと私も心が痛みます。ですが、どうぞあの青空を思い出して元気を奮い立たせてくださいね!
これからも素敵な記事を♪
そして又お会いできますように!
超晴女改めSAビーナスさん、どうもです!
その節は貴重な快晴エキスを吸入させていただきありがとうございました。
おかげで切り裂きジャック程度の代償で済んだと思わなければいけませんよね。
SAビーナスさんに会ってなかったら、多分奴のピッケルで僕の足ごと切断されてたと思います。
まあハードシェルパンツはあんなことになってしまいましたが、でもいいんです。
たった5万円ちょっとであんな素敵な世界が見れたんで…。いいのか?
また次回からもどっか行く時は最寄りのSAで待機していてください!
なんだか今度もまた山じゃなくて高速道路上でお会いできそうな予感がしております。
では今後も快晴の登山を楽しんでいってください!
押忍!
また吹雪とフォグの白い巨塔を見に来たのになんて事ですか!?
ボクは晴れ、なおかつ浮かれてるユーコンさんなんて見たくなかったので、本来ならば謝罪を要求するところです。
しかし、買ったばかりのハードシェルを破るという代償…。
マゾ神の寵愛を一身に受けて輝いていますよ。
こんなもんは、金払っても見られへんで!
雪山の楽しさをユーコンさんに伝えてもらうのは初めてです。
雪山…やってみたくなりました。
スナフキンさん、どうもっす!そしてどうもすみません。
今考えたら、この時の代償を払いきれてなかったようで、その後払い清算にスナフキンさんを巻き込む結果となってしまいましたね。
僕は僕でアレ燃やしてますし、きっとキソコマの奇跡の代償は今年一年かけて払い続けていくことになりそうです。
というかあのハードシェルパンツだけでもかなりな代償な気はしますけどね…。
ただいま修理に出してますが、「完全な現状復帰は無理。同じ黒でも多少違和感は出るでしょう」って言われております。
まあでもとりあえず僕のブログ読んで「雪山やってみたい!」って人に思わせたのは初の出来事なんで、これはこれで良かったのかなあと。
ただ今だに実感が沸いてなくて、どうも記事書いてても他人事のような気がして落ち着かなかったですよ。
スナフキンさんは蕪山で強制雪山訓練済みなので、ぜひ雪山トライしてみてください!