◉日々のツレヅレ

お腹スッキリ㊙報告〜報われた3ヶ月の軌跡〜

あれから3ヶ月が経過した。

そう。

覚悟の「厄払いダイエット宣言」から3ヶ月。

ついにこの血の滲むような特訓が終了したのである。


今まで何をやっても痩せなかったこの不思議な体。

この5年間、どんなに食事制限してもどんなに毎日走っても結果が出ず、それどころか現状維持がやっとの日々。

そこで僕は3ヶ月前、この呪われたダイエット生活に終止符を打つべく、ついに「15万円」という大金を払ってパーソナルトレーニングジムの門を叩いた。(参考記事:脂肪肝マンのハードルアップ大作戦〜前厄決意表明〜


低体温、低血圧、低収入の僕にとっては、15万は相当なる大金。

しかもこの時は2ヶ月後に会社から大減俸を言い渡されるだなんて思ってもいなかったから尚更だ。

おかげで現在私は嫁に借金をする羽目になって、益々家の中で立場が悪くなっている。

まあそれは後日談だが、とにかくそれほどの悲壮な覚悟を持ってこの戦いに挑んだのである。


で、そのスタート時の妊婦状況がこちら。

rai.png

各方面から、「マジで酷いね」と賞賛されたこの破水寸前写真。

この当時で、172cm、78kg、体脂肪率22%。

これに対し、僕はトレーナーの人に「65kg、体脂肪率15%の体にしてください!」と要望。

トレーナーの人も僕のやる気に対し、「3ヶ月後の目標達成を目指して頑張りましょう!」と背中を押してくれた。


そこからは週二回、毎度「ああ!もう吐く!」という手前まで追い込むハードトレーニングが始まった。

そしてタンパク質中心の食事を続け、まずは筋力アップに勤しんだ。

やがて1ヶ月が経つと有酸素運動を取り入れたメニューが増え、徐々に痩せる方向へシフト。

とにかく吐くほど筋トレをし、プロテインを飲み、嫌になるほど肉を食らった。


やがて半分の1ヶ月半が経った時。

あの衝撃がやって来たのである。(参考記事:バットマンの懊悩〜1ヶ月半の衝撃〜

3_201603081039571b7.jpg

ほとんど見た目が変わってないどころか、「体重3kgアップ&体脂肪率3%アップ」というミラクルまさかが勃発。

あんなに苦しい試練を耐え抜いたと言うのに、まるで成果が出ないどころか「リバウンドしちゃっている」という強烈な精神攻撃を食らってしまったのである。


この時の絶望感とモチベーションのだだ下がり具合を想像していただけるだろうか?

しかしそれでも僕は、トレーナーの人の「焦ってはダメです」という言葉を頼りに、歯を食いしばって残りの1ヶ月半に突入して行った。


しかしあまりにも体型に変化がない僕に対してさすがにトレーナーの人も焦って来たのか、ついに厳しい食事制限が始まった。

それは徹底した「糖質制限2週間」。

糖質からエネルギーを補っている筋肉に対し、糖質を枯渇させて脂肪からエネルギーを補う体を作って行くのである。

要するにライ●ップスタイルだ。


ごはんはもちろん、粉ものから作られている麺やパン、果物などの甘いものは一切食べてはいけない。

それどころか、納豆などの豆類や、だいこんや人参などの根菜すら食う事が出来ない。

徹底して制限すると、「ほとんど食うものないじゃないか!」といった苦行状態に。

もちろんあれほど中毒になっていた唯一の娯楽「チョコバット」も強引に封印した。


その代わり、相変わらず肉や魚などのタンパク源はいくらでも食っていい。

カロリー制限もない。

腹が減ったら、間食としてサラダチキン、スルメ、チーズはいくら食っても良し。

というか逆を言えば食えるものは肉と魚と葉野菜とチーズだけなので、はっきり言って飽き飽きである。

一方であのハードなトレーニングは相変わらず続くのである。


私は耐えた。

自分に対する自分を鬼と化し、これでもかとストイックに己と向き合った。

その姿はまさに減量中の力石徹を彷彿とさせる壮絶なものだった。

riki.jpg

家の中では嫁がこれでもかと目の前でスイーツをほおばり、子供たちも「お父さんも食べなよ」と言っては源氏パイなぞを渡して来る。

その度に僕は唇を噛んで血を流しながら、「お気持ちだけありがたく食べさせていただきます…」と言っては源氏パイから目をそらして窓の外を見る。

というかこの糖質制限期間中、やたらと家の中のお菓子が増えていたのは嫁の仕業なのだろうか?


こうして糖質制限とトレーニングが進む一方、時間があればランニングをし、ジムのない日は市のスポーツセンターで汗を流した。

もはややってる事だけはアスリート級である。


やがてそんなストイックな日々が続き、ついに「3ヶ月」が終了した。

ほんとうに長く苦しい日々だった。

それではいよいよその結果を見てみよう。


まずはこれがスタート時の妊婦写真。

1_20160418133144f43.jpg

そしてこれが今の私である!

2_20160418133136166.jpg

「うお!痩せたね!」と思った人も多い事だろう。

だってこれは凄い力入れてこれでもかと腹引っ込めてるからね。


実際はどうか。

力を抜いてみると…


3_20160418133141722.jpg

何やらあまり以前と変わっていないような気が…。


これがあのストイックに苦しみ抜いた末のお姿。

その華麗なるビフォーアフターの変遷。

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これが覚悟の大金「15万円」を支払って手に入れた極上ボディ。

思わず、「これ同じ日に撮影した?」って言ってしまいそうになるほどのシンクロ感。

これが目をそらす事の出来ない現実なのである。


では体重と体脂肪はどれほど劇的に変化したのだろうか?

スタート時は「体重78kg/体脂肪率22%」だった。

そして今は…


なんと「体重78kg/体脂肪率23%」!!















変わってねぇぇぇぇッッッッ!!



これは夢か?

それとも幻覚か?

はたまた何かのドッキリ番組なのか?

というかむしろ体脂肪率が1%増えてるし。

一体なんなんだこの体は!


こんなにも報われない奴っているのか…。

長い人類の歴史上、もし「最も報われなかった3ヶ月」というランキングがあったらぶっちぎりの1位じゃないのか?

結局この3ヶ月で大幅に減ったのは給料だけじゃないか!


15万…

15万だぞ…

分かってんのか?

何が買えた?

あの夢のジャケットも…

あの高級シュラフも…

あの冬季登山靴も…

アルパカラフトの新艇だって…

いっそユニセフに寄付した方が…


ああ

嗚呼!

15万円…。

ちなみに嫁への借金12万円…。


おお…

神よ…..




こうして「覚悟の3ヶ月チャレンジ」は幕を閉じた。

なんだかこの借金のストレスで過食症になって太ってしまいそうです。

所詮私は私。

何やっても痩せないビックリ人間は、お金出しても痩せないんです。

これがライ●ップだったら全額返済だけど、普通のパーソナルジムだから返っては来ません。

ちなみに嫁は「借金の金利は十日で一割な」と言っていたが、その目はとても冗談に見えなかった。

僕が泡の世界で働く日はそう遠くないでしょう。


まあでもきっと無駄じゃなかったはず。

筋肉はついた気がするし、少しだけ寒さに強くなった気がするし、風邪も引かなくなった気がする。

すべて「気がする」程度のものだが、そう思わないと長い長い旅に出てしまうそうなのです。

下を向いたら目から何かがこぼれ落ちてしまいそうなのです。

とにかく今は、誰かに強く抱きしめて欲しいのです。



とにかく、みなさん。

お金は大切に。

あと平気な顔して「報われない努力はない!」とかぬかしてる奴。

今僕の近くでそれ言ったら全力で殴ります。


そして最後にお願いがあります。

今から1時間ほど、暗い部屋の隅っこで号泣します。


どうかそっとしておいてください。





お腹スッキリ㊙報告 〜完〜

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コメント

    • キキ
    • 2016年 4月 21日

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    yukonさん、こんにちは。
    ご無沙汰しております、キキです。(ブログは拝見していますよ・笑)

    こんなに努力をされているのに・・・、こんなことってあるんですね。。。。
    申し訳ないですが・・・、
    クククッって笑っちゃいました~~~~!
    でも、これって本当????
    芸能人じゃないから、ヤラセではないですよね。
    でも肩から二の腕は筋肉が以前より、ついているように感じました。

    お仲間と充実した、本当に楽しくお休みを過ごされていられるので今のままで十分だと思います。
    ホントに楽しそうですもの♪♪

    「クククッ・・・」の後で申訳ないのですが、
    実はyukonさんにご教授頂きたく、コメントさせてもらいました。
    このようなことを書いていいのか迷ったのですが、
    熊本の地震が他人事ではないと感じました。
    ふと「テント必要」と思いました。

    ワンタッチテントとか検索したのですが、いろんなテントをお試ししているyukonさんにお聞きしてみようと思いました。
    家の周りはコンクリートばかりなので、ペグは使用できません。
    避難所といっても全世帯は入りきれないし、公園もスペースが足りないです。
    ペグなしで大人3~4人だとやっぱり検索ですぐに出てくるワンタッチテントしかないのかしら。ちなみに車は3シートのワンボックスです。
    その時になってみないと、実際はわかりませんがテント常に車に乗せておこうかなと思いました。

    こんなことお聞きしてゴメンなさい、お心当たりあるのがありましたらお知恵を下さい、よろしくお願いします。

    • yukon780
    • 2016年 4月 22日

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    キキさん、どうもです!

    さすがに15万の自腹切ってヤラセするほど大富豪じゃないですよ。
    やってる本人が一番「そんなバカな!」って気分ですから。
    今まで何やっても痩せなかったから最終手段でお金で解決しようとして、結果的に痩せないどころか嫁に借金するって言うコテコテのコメディーになってしまいましたよ。
    一応今後は個人的にトレーニングは続けて行きますが、正直もう何やっても痩せられる気がしないです。

    熊本の件は僕も心を痛めてます。
    エコノミー症候群の人も増えてるようで、やっぱりテントってひとつあると便利でしょうね。
    僕はいつも山岳用のテントなんでワンタッチテントってのを使った事ないですが、山に登るわけじゃないならそこまでこだわる必要はないですね。
    山岳用は軽量でできてますが、普段から車に入れておくなら重量は関係ないですからね。
    山岳用テントはお高いですし。

    コールマンとかのファミリーキャンプ用の中古テントあたりをヤフオクとかで買っておけばいいかもしれません。
    「コールマン テント 4人」とかで検索すれば1万程度のものが出て来ますよ。
    で、ちゃんと設営出来るようにキャンプがてらキャンプ場とか行ってみてはどうでしょうか?
    テントは自立式と非自立式とありますが、自立式ならペグなしでも文字通り自立しますんで中に重い荷物でも入れておけば風で飛んでいく事もないでしょう。

    ノーブランドの安くてペラペラのものはやめておいた方がいいでしょうね。
    絶対雨漏りします。
    あとテントはシングルウォールとダブルウォールのものがあります。
    シングルウォールはテント本体のみで、ダブルウォールはフライシートって言うのをテント本体に被せるものです。
    買うならダブルウォールのものじゃないと、結露でテント内が結構濡れます。
    ダブルウォールなら外に少し荷物を置けるスペースができますから、雨の日とかにはそこに靴を置けます。

    他にマットとかシュラフとか色々気にし出したらキャンプ道具一式買う羽目になっちゃいますが、とりあえずそんなところでしょうか。

    • キキ
    • 2016年 4月 22日

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    こんにちは。

    「ヤラセ」という言葉が良くなかったですね、ゴメンなさい(苦笑)。
    半分、冗談ですからね(笑)。

    テントのこと具体的にアドバイスを下さって、ありがとうございます~!
    「コールマン」とかメーカーの名前を知らないインドアの私なのでとても助かりました。

    メーカー名は検索をすれば出てきますが、

    >シングルウォールとダブルウォール

    このような違いなどは、実際使用している方にお聞きするのが一番教えて頂いて、私もすぐに「そうなんだー」と理解できるので本当に助かりました。
    ありがとうございます。

    私の家の周りはほとんどがアスファルト、コンクリートなので自立式があるのはとても助かります♪
    地震大国の日本、ちょっと前までは「そうねー」といつのことやらと思っていましたが、東北のときから「あれっ?」と実感し、熊本の地震では明日は我が身と思うようになりました。
    歪が今度どこに出るのかわかりません。
    自然のこととはいえ、被害にあわれた方たちに言葉が出ません。

    yukonさん、お知恵を下さって本当にありがとうございました。

    追伸…、遅れましたが、
        祝 りんたろう君 ご入学おめでとうございます♪♪
        祝 こうたろう君 ご入園おめでとうございました♪♪

    • yukon780
    • 2016年 4月 22日

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    全然気にしてないですよ。
    僕自身がヤラセ的な摩訶不思議人間ですから。

    東北の時に僕も色々感じて随分と支援活動しました。
    でも持続的な支援ってとても難しく、かつやればやるほど無力感に包まれて悲しい思いもしました。
    なので実は僕は震災以降、「誰か一人でもこのブログでクスッと笑ってくれればいいな。これが自分の出来る持続的な支援だな」って思い定めて週一のアップとおもしろおかしく書く事を誓いました。
    こういう形の支援だってアリだと思って。
    熊本の人達もいち早く元の生活に戻って欲しいですね。
    そしてもし一人でもこれ読んでるニコッとしてくれる人がいてくれたらいいなと。
    落ち着いたら東北も熊本も、いつかちゃんとそこの川を下るつもりです。

    でもって、りんころのお祝いありがとうございました!
    彼らも少しづつ、でもスピーディーに大人になって行ってますね。
    これからも彼らの成長は綴って行こうと思います!

    • ななし
    • 2016年 4月 22日

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    はじめまして。
    最初に此方に来たのはレインウェアを新調しようとググってる最中でした
    基本的な使用はバイク自転車と山には全く関係ないのですが
    10年程前にもゴアテックの山用を買ってたもので、その方面で色々探しているとって感じでした。
    トップ画?表紙ですかね?タイトル画像がこってて、年代も同じなのもありジャンプファミコン等々、
    通づるところもあるのか、悲惨な内容なのに面白いなと、最初は適当にみてましたが、
    動画編集をする為の悲しい裏側の動画を見て、これは!と思い、最初から見る事を決意し
    最初は1週間も有れば読破出来るだろうと思ってたのですが、ほぼ全てが長文という内容
    結構暇有れば頻繁に読んでましたが、この脂肪肝の記事、ちょうど読み始めた直後くらいだった気がするので
    三ヶ月以上かかってたようですね。
    読み終わってしまったのが嬉しい様な寂しい様な、これからはリアルタイムで更新される記事を楽しませて頂こうと思います。

    個人や仲間とのアウトドア日記も楽しいですが
    りんたろ君こーたろ君、お嫁さんが登場するファミリーな記事が特に好きです、
    この三ヶ月で、りんたろ君はちっちゃかったのに小学生になり、
    生まれたばかりの、こーたろ君は保育園に行くようになりと
    凄い急成長ぶりを見せていただきましたw
    思えば自分の父はアウトドア、母はインドア、子供は無理矢理つれていかされ、
    yukonさん家庭と違うのは父が昔人間だったのでだれも逆らわず毎週一泊車中泊の海山にかり出された事くらいですねw

    ダイエットですが、自分もたまーに奮起して始める事があります。
    最初は90超えを72まで三ヶ月で達成し、三年かけてグダッた生活により85
    まで戻し
    その後、また必要性があり75くらいまで2-3ヶ月で戻し
    現状また80超えてきたのでゆっくりと75くらいまでは落とそうと思ってる所です。

    あまり長文になってもアレですのでここら辺で、
    これからも楽しみにしております。

    • yukon780
    • 2016年 4月 23日

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    ななしさん、はじめまして!
    そしてまさかの全記事読破ありがとうございます!
    あの無駄にクソ長い長文を飽きもせず読みきった時点で立派なマゾリストですね。
    僕もひとりきりの山中で頑張って空しいピョンピョン動画を撮った甲斐があったってもんです。
    ブログ開設当時は短文でただ嫁の悪口書いてただけだけど、随分内容変わって来たもんです。

    りんたろとこーたろのネタは小さい頃からずっとここで書いて来てるから、僕もたまに見返すと懐かしい気持ちになります。
    こーたろなんて妊娠検査薬で陽性が出たところから書いてますからね。
    それがいまや保育園児ですよ。長かったけど短かった。
    今日はそんなファミリーでついに念願の初ファミキャンに行って来ます。
    僕は猛烈に風邪を引いていて、空はどんより、夜には雨予報という完璧なシチュエーションでございます。
    その模様はまた近々アップしますね。

    そして変わらない僕の体重遍歴も変ですが、ななしさんのリバウンド人生も中々ですね。
    なんだかんだとちょうど今お互い似たような体重なんで、今後もお互い頑張って行きましょう。
    もう僕に関しては一体何をすれば良いのかさっぱり分かりませんが…。

    それでは改めて今後もよろしくお願いします!

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