◉日々のツレヅレ

低血圧の貴公子

突然だが僕は激しい「低血圧野郎」だ。

今回は意外と知られていない、そんな低血圧者の心の叫びを聞いて頂きたい。



テレビなどで高血圧がもてはやされる昨今、低血圧野郎に対する社会の関心の薄さと言ったらどうだ。

確かに高血圧に比べて大きな病気になる率は少なく、低血圧者は比較的長生きすると言われている。

しかし丁度この梅雨明け間近のこの季節から、低血圧野郎の地獄の日々が始まる。


朝起きた時から低血圧の「諸症状」が僕に襲いかかる。

めまい、立ちくらみ 、偏頭痛、倦怠感、疲労、肩こり、眼精疲労、吐き気、下痢、冷え、動悸、息切れ。

当然寝付きも寝起きも悪いから疲労の蓄積が著しい。


立ち上がる度に失神しそうなほどの目まいでクラっとし、服を着替えるだけで息切れをする世界。

もはや立っているだけで精一杯な状態だ。

そして動けずにいると、周りからは「怠け者」のレッテルを貼られてしまうのも低血圧野郎の悲しき宿命。


低血圧じゃない人には絶対に分からない世界がここにはある。

正直、日常生活そのものがマゾの世界だ。

そんな低血圧野郎には具体的な治療法はない。

決定的ではないけど、ただジックリと日常を苦しむ魅惑の低血圧ワールド。

これはなってみなければ分からない世界だ。


しかし弱音ばかり吐いているわけにはいかない。

「目」には「目」を、「低血圧」には「さらなる苦痛」を。

毒をもって毒を制すのだ。



というわけで今夜僕は旅立ちます。

天気予報が悪くてもあえて挑むショック療法。

目指すは悪天候が約束された標高2,967mの世界。

「甲斐駒ケ岳」だ。


以前登った仙丈ヶ岳が「南アルプスの女王」という異名に対し、甲斐駒ケ岳は「南アルプスの貴公子」と呼ばれている。

女性的な稜線の仙丈ヶ岳に対し、甲斐駒ケ岳の白く輝く岩肌は荒々しくて猛々しい男山。

これが仙丈ヶ岳に登った時に眺めた甲斐駒ケ岳。↓

IMGP2006.jpg

そんな「南アルプスの江田島平八」に対するは「低血圧の貴公子」。

標高0m地点ですでに虫の息の男が挑むハード登山。

さらに天気予報に「晴れ」の文字は全く見当たらないというベストコンディション。


今回も仙丈ヶ岳に引き続き、B旦那ご一行と現地集合にて挑む。

梅雨明けを待ちきれなかった者達の悲しきチャレンジ。

今回は一体どんな戦いになるのか?

そしてショック療法が成功し、「オールウェイズ高山病状態」の低血圧野郎がまさかの回復を果たすのか?


まずは集合場所まで無事に辿り着けるかが問題だ。



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