石垣島に行った時に三線ショーを見に行った時の事。

僕の隣の席に6人程のお客さんがいた。

酔いが回ってきて、ステージが盛り上がるにつれその人達と踊りたくった。

落ち着いて話してみるとみんな名古屋から来たという。

旅先で同郷と出会うとつい嬉しくなってしまう。

聞くと名古屋栄の錦三丁目で沖縄のお店をやっていて、そのお店の常連さんと来ているとの事。

お店の名前は「琉球王国　遊び島」。

僕はいずれ必ず飲みに行きますと約束した。

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その機会は1ヶ月後に訪れた。

すっかり仕事付けの日々で、早くも沖縄帰りたい病が発生していたので是非行きたかったのだ。


繁華街ビルの5階という、実に初めての客としては入りづらい雰囲気の立地。

おまけに時間は夜の11時。
閉店間際で迷惑ではなかろうかとドキドキしながら一人お店に向かった。

入口の開いたドアから中を少しのぞくと、明らかに皆さん常連って雰囲気のお客さんが結構入っていた。

勇気を振り絞って入店。

「先月石垣の三線ショーで会ったもんですが、覚えてますか？」

そういう僕に最初は「？」顔だったお店の人も徐々に思い出してくれて歓迎してくれた。

奥の席ではちょうど八重山出身の人達がいて三線を弾いていた。

僕は一瞬で、あの八重山時間に戻ることが出来た。

こんな名古屋の都会にこんな素晴らしい空間があったなんて！うれしかった。

僕はカウンターに座り、泡盛をちびちびやりながらお店の人やお客さん達と話しのんびりした時間を過ごした。

僕の働く名古屋の街で、ひとつ心の位置を調整できる場所が出来た事は大きな収穫だ。

毎週火曜日には三線同好会の集いもあるらしく、時間が（嫁が）許せば参加したいなあ。

結局2時近くまで飲んでしまった。


身近に沖縄があるシアワセ。
また時間を見つけて何度も行きたいお店だ。

手作り感タップリのHPはコチラ→琉球王国遊び島