「ゴーヤーちゃんぷるー」
おすすめ度:★★★☆☆
八重山諸島予習第2弾!
舞台は西表島。
簡単に言えば東京のいじめられっこの引きこもりの子が、西表島の人々とのふれ合いなんかを通じて心を開いていくって感じで、まあありきたりと言えばありきたりな映画。
でもなんだか思春期時代のなにやら切ない気持ちが蘇ってくるような映画でした。
この映画の中でとても好きなシーンがある。
上の画像のシーンで詳細は触れないが、この男の子が主人公の悩みにメールでアドバイスする。
「俺は自分の目を信じる。尊敬する大人の行動を信じる。それだけ。」
たしかそんな一文だったと思う。
中々いいこと言うじゃない。
そう、そうなのよ、おじさんもその通りだと思うよ。
世の中は情報があふれすぎていて、テレビも企業や思想的上層部に媚を売ったような報道ばかり。
自分の目で「本当」を見極め、その中で見えてくる本物の大人の行動を自分の人生に反映してそれを次の世代へと引き継いでいくことが、生きることの理想像なのかもしれない。
あまりにも大人とは名ばかりのオトナが多すぎる。
僕は自分の目の精度を上げるために旅をしているのかもしれない。
まあ、イキむのはこれくらいにして、意外とない西表島が舞台のこの映画。
お時間があれば見ていただきたい。
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