風と雨が乱舞する標高2,800m地点。
そこで「サヨナラ」のダイイングメッセージを残して息絶えた一体の屍が発見された。
ザックの中に残された手記によると、この屍の名は「田沢慎一郎」。
田沢とは言わずと知れた男塾一号生の塾生。
かつては「山頂で吐かせたら日の本一」と称されたあの伝説の廃人うどん男である。
元々田沢はここん所やたら勉学に忙しくてハードなマゾプレイは控えていた。
しかしそんな田沢を見た一号生筆頭の松尾鯛雄が、「ぬるい!男塾の塾生が勉学などという軟派な事はしてはいけない。世の中根性さえ鍛えていれば大概の事がうまく行く!」と一喝。
そして当初は「南アの塩見岳登って蝙蝠岳まで縦走して、また塩見戻って、安倍新倉岳まで縦走してまた塩見戻って来る」という、訳の分からない男塾名物「南アY字縦走」という大苦行に田沢を巻き込もうとしていた。
松尾は100高山制覇のために、度々田沢を無名なよく分からん山に連行しようとするのである。
しかしさすがにそれは田沢も「そんな事したらうどんどころか内蔵を吐いてしまう。」と断固拒否。
すると松尾は「じゃあ100高山で北アの抜戸岳(ぬけどだけ)が残ってるんで、そこ行ってついでにお隣の笠ヶ岳もサクッと落としましょう。」と提案。
田沢も南アY字縦走のイメージがあったため、「あ、それなら行けそうね。OK。」と軽く返事をしてしまう。
しかしよくよく考えてみれば、その抜戸岳に行くにはあの“クソ長き悪魔の急登”で名高い「笠新道」を突破しなくてはならない。
何となくOKしてしまったが、結局今回もマゾい事態に自ら突っ込んで行ってしまったのである。
あの伝説の鈴鹿セブン1日大縦走大惨敗(遭難して2座しか落とせず)の苦い記憶から約半年。
再び松尾&田沢コンビが北アでマゾり舞う。
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早朝の新穂高登山者用無料駐車場に降り立った二人。
左が田沢で右が松尾である。
わざわざ三脚立てて記念写真撮るのもめんどくさいんで、今後しばらくはこのハマの番長ブログスタイルでお送りします。
元気いっぱいの松尾と、始まってもいないのに早くも「車内で汗冷えしてお腹が冷えて苦しい」と訴える田沢。
それでも早速登山口より「笠道場」に殴り込みをかけ、
やたら長い林道をサクッと割愛して、いざ笠新道がスタートだぜヨロシク。
ここから稜線まで、実にコースタイムで6時間半ほど徹頭徹尾急登し続けるというマゾの聖域。
誰もが途中で「クソ長えっ!」と叫んでしまうというクソ長新道の始まりである。
もちろん出だしは林道の変わらぬ景色を黙々と登り続けるウォーミングマゾ。
汗冷えでお腹を冷やして体調をゲリ化させる田沢はいつも通りだが、本日は珍しく追込み人松尾の調子が上がらない。
いつもならその無尽蔵の精力を武器に後方から全盛期の朝青龍ばりの圧力をかけて来る松尾。
しかしここ最近全然運動をしていなかったらしく、モンゴルに帰ってサッカー遊びばかりしていたのかのように動きが鈍い。
今まで散々田沢のことを老人扱いして「情けないっすね」と追い込んできたが、そんな彼も齢37に突入して徐々に「田沢の世界」に足を踏み入れてきた模様。
田沢の写真の表情を見て分かる通り、正直田沢的には「いいぞ!今日は吐かされずに済みそうだ。」としたり顔なのである。
田沢はここぞとばかりに「今日の俺、ちょっと久々に調子いいぞ」と浮かれ宣言。
しかしその数分後には「ハァ..ハ…ぐ..ぐえ…ぐええええ…」といつもの悶絶ヘロヘロ状態に。
結局本日は二人とも絶不調である。
そんなボディーブロー合戦をひたすら繰り広げる中、このようなヘビーな登山道状態に。
後に知ることになるが、実はこれ昨日倒れたてホヤホヤの巨木。
このヘロヘロ状況で、ザックを先に木の隙間から通してからギリギリ自分の体を通らせていくという難技。
そのような笠新道との長い殴り合いの末、やっと景色が開けるところまで抜け出た。
突き抜ける快晴!
思わず田沢は「どこだここは?」と動揺が隠せない。
彼の中で北アルプスと言ったら真っ白い精神と時の部屋だっただけに、久々の北アの生の姿を見てプルプルと震えている。
しかしこの快晴は晴れ男松尾がいるだけが理由じゃない。
実は田沢はこの登山計画が決まった時、突然車のエアコンが謎の故障を起こして熱風しか出ない状態に。
その修理代金として実に「8万円」というビッグサプライズ奉納をかましている。
ゆえに彼は歴史的な金欠状態となったことで、ようやくここまで北ア晴れ渡らせることに成功したのである。
私のような者が人様と同様タダでこの景色を見ようだなんて分不相応だとわきまえている。
たったの8万円でここまでの眺望を得られたのならお安いものだ。
そう田沢慎一郎は歯を食いしばって語ったのである。
しかし景色が良いからってそっちにばかり目をやるわけにはいかない。
このアホほど長い急登はひたすら続くから、ただただ上を見上げて突き進むしかない。
勉強ばっかりしていた40男と運動不足の40間近男から会話が消えていく厳しい時間帯。
いつもなら立ったまま10秒しか休憩させてくれない松尾も「しっかり休憩しましょう」と、この慈愛に満ちた仏顔。
かつて小太郎山でフランスパンすら食えないほど追い込まれた田沢も、ここぞとばかりに喜んでパンを食う。
ついに松尾も年寄りの気持ちがわかるようになり、鬼の安西から仏の安西先生へ。
笠新道は過酷な道だが、その過酷さゆえ人を優しい心に導いてしまうのである。
とは言え、その急登っぷりには一切の優しをを含ませない笠新道。
ブハー!ブハー!っと荒くれた男どもの吐息が蒼穹の空に溶けていく。
やがて田沢が何度目かの「もう飽きたぜ!」という言葉を吐いた時。
ようやく「杓子平」に到達。
そして目の前に、ついにずどーんと笠ヶ岳のお姿が。
田沢は思わず「遠い!」と叫んで喀血。
景色は見事だが、ここまでのボディブローが効きすぎてこの先の長さを主張する景色のカウンターパンチに立ってることができない。
右がこれから登る抜戸岳で、そっから左にゴンゴンと伸びる稜線の先に笠ヶ岳。
まずこの結構な標高差をほぼ直登ズドンで抜戸岳に抜け、
そっからひたすら続くアップダウンの果てに笠ヶ岳。
せっかくの好天を楽しむ間もなく胃酸の逆流をひしひしと感じてしまう。
しかし進まねば終わらない。
塾生たちは黙々とその苦行の世界への直進行軍を続ける。
田沢などはここであえて「飲み水を飲みきってしまう」という決定的なミスを冒す。
リザーバーだから残量がわかんなかったってのもあるけど、想像以上にここまで給水を必要としまったのだ。
さすがは火中のマゾを拾わせたら右に出る者無しの田沢慎一郎。
瞬く間に彼は疲労と脱水と戦う孤高のマゾ戦士に進化したのである。
もちろん即座にノックアウト。
松尾に「すげえ腹出てますよ。よくこんなデブで笠新道登れますね。」とディスられても言い返すことができない田沢。
せっかくの快晴槍ヶ岳に背を向けて、ひたすら体力回復に集中する40歳。
景色は素晴らしいが、笠ヶ岳がまだまだ遥か遠くで思わず目を背けてしまう。
でもここからの槍ヶ岳はやたらとカッコ良かった。
ヘロヘロ田沢も「なんだか純粋に山を楽しんでた頃を思い出すなあ。この景色が見たくて山登ってたんだよなあ。」と感慨深げ。
いつの間にか良い景色よりも良いマゾを求めるようになってしまい方向がずれてしまった。
しかし今日は良い景色も良質なマゾも楽しめて実にお得な日である。
松尾もいよいよ「苦悶 行っくもん♪」と言った恍惚の表情。
休憩を挟んできたとはいえ、何気に結局ここまでハイペースで登り続けてるから疲労が半端ない。
しかしこの踏ん張りどころで「男」という生き物は、女性にはできない奥義を繰り出すことができる。
それが男塾奥義「火事場のエロ力」。
それはひたすら「理想のパイオツとはなんぞや?」などの下ネタを語り続けることによって、肉体と精神を切り離すという強攻策。
体は疲労困憊だが、頭は花園。
まさに体はハイエースで顔だけ渋谷と言った、ソフトオンデマンド・ハイの状態になって疲れ知らずとなるのだ。
ただひたすらに中学生のような会話でこの苦行を乗り切るベテランの二人。
やがて話題が「ふわふわのセーター着た女性がシートベルトした時のおっぱいに勝るものなし」という一つの結論に到達した頃。
ついに二人は長すぎた笠新道を突破して稜線に到達したのである。
そして目の前にはズギャーンッと笠ヶ岳までの大稜線。
笠新道が終わったからと言ってホッとすることは許さない。
そしてこの時点で田沢はすっかり忘れていたが、一旦この稜線に背を向けて抜戸岳という特に行きたくもない山頂を目指さねばならない。
「もう行ったことにしようよ」と言う田沢に対し、もちろん松尾は「ここで行かないとまた来なきゃいけないから行きましょう」と言う。
実は彼は4年くらい前に一度笠ヶ岳を登頂しているんだが、その時に抜戸岳をスルーしてしまったばかりに二度目の笠新道を楽しむ羽目になってしまった男。
仕方ないからここからちょっと逆走して、なんとか抜戸岳の山頂らしきところで記念写真。
「山頂らしきところ」と書いたのは、ここにはなんの山頂標識もなかったから。
なんだかもっと先に山頂っぽいのが見えたが、そんなものは見えなかったことにして無理やりここを我々の抜戸岳山頂と宣言したのである。
後にネットで「抜戸岳 山頂」って検索したら普通に山頂の標識が写っていた。
きっとこの日はなんらかの理由で山頂標識が抜けていたんだろう。
じゃないと松尾は3度目の笠新道を登る羽目になってしまう。
誰がなんと言おうとここは抜戸岳山頂なのである。
そして田沢は本心から抜戸岳はどうでもいいと思っていたが、何気にここは北ア屈指の槍ヶ岳展望台だったから結構感動していた。
いいぞ。
ここまでの長大急登地獄は辛かったが、ここからは久々すぎる大快晴の中での稜線歩き。
やっと北アを真から楽しめるお時間の始まりだ!
そう田沢が浮かれた瞬間。
松尾は飛騨側から溢れかえるモクモクの存在に気づく。
気づいた時にはすでに二人に日の光は当たっていない。
そしてあれよあれよと、
信じられないスピードで屋根が閉まっていく笠ヶ岳ドーム球場。
そして田沢の前にはいつもの北アルプスの光景が。
苦しい笠新道を突破して「これからだ」と言った時のこの絶望感。
アタック25で優位に青パネルを埋めていたら、突然白のパネラーの「25番!」の一言で全面が一気に白になってしまったかのような失望感。
所詮田沢は田沢なのである。
しかし晴れ男松尾は諦めない。
渾身の晴れパワーで「21番!」と踏ん張って青パネルを復活させる。
しかし田沢の8万パワー(車の修理代)はすでに底を尽き、白パネラーの勢いは全く止まらない。
それでも青と白の一進一退の攻防は続き、笠ヶ岳山荘まであと少しの「ガンバ岩」まで到達。
「ン」が消えかけてるからどうしても右からバカと読んでしまいがちだが、いよいよここからが最後の踏ん張りどころ。
そして何気にここから笠ヶ岳山荘までのラスト急登が本気できつかった。
脱水疲労著しい田沢は、もう松尾に付いていくことができない。
松尾が振り返ると、ベロベロに酔った終電間際の新橋サラリーマンのような男がフラフラとはるか後方に。
もう田沢の頭の中には「ビール…ビール…ビール…」という呪文だけが駆け巡っている。
ここまで追い込まれたのは久しぶりだ。
やがてヘロヘロのままやっっとこさ笠ヶ岳山荘に到着。
そして到着ざま田沢慎一郎は「グハッ」と血を吐いたかと思うと、その場でダウン。
このブログを初期から読んでいる人は何度も見てきただろう懐かしい死亡写真。
久々に燃え尽きた。
笠新道…。
クソ長かったぜ…。
しかし死を迎えた男塾塾生たちは、「王大人(ワンターレン)」と呼ばれる聖杯を飲むとたちまち生き返ってしまうから不思議である。
当たり前だが、笠新道からの脱水行脚の末に飲むビールの壮絶な美味さは筆舌に尽くしがたし。
五臓六腑から尿道・肛門に至るまで突き抜ける快感。
ハッキリ言ってもう大満足だから笠ヶ岳に登る気などはどんどん失せてくる。
しかしここで30分ほど仮眠(そのまま朝になるかと思った)を終え、塾生たちは笠ヶ岳山頂を目指す。
やがて山頂の姿を捉えると、
長すぎた戦いの果てにようやく笠ヶ岳山頂に到達。
田沢がアタックザックを忘れてコンビニ袋に荷物入れて持ってきたもんだから、まるで近所のコンビニ帰りの公園みたいで2,898m感が台無しである。
そして善戦はしたものの、北アルプスオールスターズが展望できる方向はもちろん白一色。
前半の大快晴が嘘のような白さだが、それでも関係ない方向だけはしっかりと眺望確保。
全体の7割がほぼモクモクさんだが、それでもここまで迫力ある雲海は一見の価値があった。
そしてこれが二人が見た最後の「青」となり、この後は白のパネラーの完全勝利が決定。
テン場まで下山し(山荘からやたら遠い)、白にまみれていそいそとテント設営。
そしてここで初登場となるのが、ちょっと前に酔った勢いで買ってしまったSIX MOON DESIGNSの「Skyscape-Trekker」である。
重量680gのトレッキングポール2本で立てるソロ用テント。
詳しい説明はここではしないが、本来は低山用のものであってこんな高所の稜線上向きのもんじゃない。
でもどうしても張りたかった男心。
どうせならガッツリ風に吹かれてどこまで行けるか試してやろう。
ディランも言っている。
友よ、答えは風の中にあると。
しかしこの日の風がまた猛烈に寒かった。
外で酒飲みながら松尾と談笑していたが、全てのダウン系衣類を着込んでも寒いのなんのって。
結局16時半の段階で外に居られなくなり、「寒い!限界だ!また明日!」と松尾とグッバイ。
そこから田沢の笠新道なみに長い長い夜が始まる。
まず大して腹減ってなかったがやることないから炊飯開始。
これも「高所稜線上テント泊でも固形燃料で炊飯できるか?」というテストがてらのチャレンジ。
結果として芯が残りまくりの過去最大級にクソまずい飯が炊きあがった。
やっぱり平地感覚より結構長めに炊き込まないとダメだった。
かと言って捨てるわけにもいかないから、涙目になって時折「オエッ」って餌付きながら必死の晩飯。
よせばいいのにサンマの缶詰ぶっかけちゃったもんだから見た目もグロテスクだ。
なんとか魔の晩餐を終えると、どうしても「サヨナラ」と書いてあった岩でダイイングメッセージ写真を撮りたくなってサヨナラ岩へ。
オープニングの写真は翌日に松尾に撮ってもらったものだが、実は田沢は前日のクソ寒い中一人で己撮りにチャレンジ(松尾に声をかけたが彼は寝ていた)していたのである。
結局まともな写真が撮れなかったばかりか、この姿を他の登山者に見られてしまった。
すげえ変な人に見えたはずだ。
辛く寒い夜だ。
やがて日も沈むと、辺りは「冬山か?」と思うような強烈な寒さに。
田沢の新調テントは、インナーがフルメッシュで夏の低山でも快適に過ごせるという。
しかしここは極寒の稜線上テント場。
ほぼフロアレステントにちょっとフロアありますよ的形状は、これでもかと寒風をテント内にウェルカムしてしまう。
おまけに風速15mはあろうかという風がギャンギャン吹きまくる。
田沢は「ほほう、これが噂の生き地獄ってやつか…」と呟き、全く眠れない夜の闇に落ちていった。
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翌朝。
いつものように田沢はお気に入りのナチュラルアラーム(テントを叩く雨音)で目を覚ます。
やはり北アの朝はこうでなくっちゃ。
猛烈な寒さの中準備を整え、濡れて重みを増したテントなどをザックインして下山開始。
再び笠新道からの下山になるが、もちろん昨日とは違う景色が楽しめて実にお得である。
ここからのクソ長い下山を、ずーーーーっとこの同じ白い景色見ながら下れるなんて本当最高。
しかもすごい風も吹いててすっごく楽しい。
田沢はグローブ家に忘れてきて軍手だから、冷たい雨を吸い込んだ挙句に冷風に吹かれて凍傷寸前ね。
で、顔にバチバチと雨も当たってとても刺激的。
やっぱり北アルプスは最高ダネ!
その後、いったいどれほどの長い時が流れたことだろう。
アホほど長い長い下山。
男塾奥義「火事場のエロ力」を持ってしても肉体の疲労と精神を分断させることはできない。
やがて悠久の時の果て、やっと下山し終えた二匹のドブネズミ。
田沢は変な快感に浸ってイキかかっているし、松尾は若干キレかかってる。
何にしても長すぎた戦いはここに幕を閉じた。
最初の快晴は何処へやら、結局いつも通りの展開で美しいフィニッシュである。
初日に比べて下山記事の割愛っぷりが凄まじいが、特記すべきことはないくせにただただずっと辛かったという花のないマゾだった。
勉強中の息抜き的な気持ちでこの登山を敢行したが、間違いなくしばらくは勉強する気も起きない。
実に恐ろしくサディスティックな道だった、笠新道。
もう二度とお前に会うことはないだろう。
こうして田沢慎一郎は再び日常に帰って行った。
再びこのコンビが現れるのはいつのことか。
南アのY字縦走か、それとも雪中大行軍か。
そろそろ休塾中の虎丸も招集して血みどろの戦いをしてみたいものだ。
根性さえあれば全てがうまくいく。
心にドスを一本握りしめ、40過ぎても男田沢慎一郎は今日もマゾり続けて行くのである。
男は黙って五里霧中 〜完〜
※しんどすぎて動画全然撮ってないからおまとめ動画なしだぜヨロシク。
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今回のギア
【上半身】
・ベース/ファイントラック「スキンメッシュT」
・ミドル/マムート「アタカソジッププルAF」
・ミドル/パタゴニア「キャプリーン3」
・アウター/パタゴニア「ナノエア」
・レインウェア/モンベル「ストームクルーザー」
・防寒/モンベル「ライトアルパインダウンジャケット」
【下半身】
・下着/ノースフェイス「ドライショート」
・ミドル/マムート「ソフテックトラバースパンツ」
・レインパンツ/ティートンブロス「ブレスパンツ」
・防寒/ナンガ「スーパーライトダウンパンツ」
【足】
・ソックス/フィッツ「エクスペディションブーツ」
・シューズ/ノースフェイス「レックミッドGTX」
・サンダル/ダイソー「250円サンダル」
【頭部】
・キャップ/マムート「MTR 201 Cap」
・サングラス/オークリー「ピットブル」
【手】
・グローブ/The GUNTE
【ギア】
・トレッキングポール/ローカスギア「cp3」
・ヘッデン/ブラックダイヤモンド「ストーム」
【ザック類】
・ザック/グレゴリー「Z40」
・リザーバー/プラティパス「ビッグジップLP2L」
・GoProセルフィー入れ/ノースフェイス「TRポールホルスター」
・デジカメ入れ/ノースフェイス「小物入れ」
・ダウン類圧縮/グラナイトギア「eVent シルコンプレッサー 」
・ゴミ袋/モンベル「O.D.ガベッジバッグ」
・エマージェンシーキット
・財布/スノーピーク「山財布」
【デジ物】
・GPS時計/スント「アンビット」
・コンデジ/ソニー「RX100」
・三脚/JOBY「ゴリラポッド」
・ウェアラブル/GoPro「HERO4silver」
【住】
・テント/シックスムーンデザインズ「スカイスケイプトレッカー」
・ペグ/MSR「ニードルテントステイク」
・マット/サーマレスト「ネオエアーXサーモS」
・シュラフカバー/SOL「エスケープライトヴィヴィ」
・キルトシュラフ/ローカスギア「ニィクス」
・ピロー/モンベル「U.L.コンフォートシステムピロー」
・座布団/サーマレスト「Zシート」
【食】
・ゴトク/T’sストーブ「固燃Ti五徳」&エスビット固形燃料
・風防/トークス「チタニウム ウインドスクリーン」
・コッヘル/ロータス「アルミポッド」
・箸/モンベル「野箸」
・シェラカップ/モンベル「チタンシェラカップ」
・水筒/プラティパス「プラティ 2L ボトル」
・ラーメン×2、朝食兼行動食のパン
・グロテスクセット(米1合+サンマ缶)
・焼酎、コーヒー、スープ
男は黙って五里霧中〜ガチンコ笠新道〜
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初めまして。毎度のマゾっぷり楽しく拝見させて貰ってます。同じ匂いがします。そんなに突き抜けてませんが、、、。
笠新道、先月日帰りピストンして来たので嬉しくなって初コメントです。
ホントあの道は堪りませんね〜。
ウチのヨメを筆頭に何人かには「そんなに自分をイジメるなんて、ドSやね」なんて言われ、自分ではドMのつもりが、周りからはドSに見えるのかと最近気づきました。
ドッチでもいいですねσ(^_^;)
これからも楽しみにしてます!
SECRET: 0
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やすKさん、初めまして!
日帰りでピストンしたんですか!すごいですね。
僕もかつて元気だった頃はここの日帰りピストン狙ってましたが、年とともにそのような野望は完全に風化してしまいましたよ。
まあむしろこの手のダラダラ長い系のやつはスパッと走り抜けるのが正解かもしれませんね。変なエロトークしながら登るくらいなら。
この世界って確かにSなのかMなのか意見が分かれるところありますよね。
僕の中ではセルフSMプレイと呼んでますけどね。
結局登山をする人は、自分で自分を亀甲縛りして「もうやめてくれ〜!」って言いながらニヤリとしてまたロウソクたらすっていう人々ですから。
常人にはなかなか理解されないでしょう。
SでもMでも結果ニヤリとできればオールオッケーっす!