午前中お父さんは炎天下の中3時間のウォーキングでくたばっていたけど、午後から嫁がエステなんぞに行ってしまったかからりんたろくんとお留守番。
でもこんなに天気が良いのに黙って家にいるわけにはいかない。
お父さんはへろへろの体に鞭を打って、りんたろくんを連れて伊吹山へ向かった。
伊吹山の頂上はこの時期でも気温21度くらいでとても快適。しかも子連れでも頂上まで歩きで1時間くらいの所まで車で行けるのだ。
でもこの伊吹山フリーウェイは通行料に3000円も掛かる。正直200円くらいだと思っていたからショッキングだ。こうなったら徹底的に遊んでやる。
頂上駐車場はさすがに涼しかった。
節電に躍起になるより、みんな山や川で涼めばいいぞ。
お父さんはりんたろくんを背負って、デイバッグを前にかけていざ登山。
絵に描いたような夏の空。入道雲。最高の季節がやって来たね。
頂上付近まではおよそ40分程の行程。
さあ、ここからは己の足で歩け、りんたろう。
頂上まであと少しだ。がんばれ。
そしてりんたろくん、見事日本百名山のひとつ伊吹山を制覇しました。
前回の池田山に続いて二つ目の登山。彼の伝説が少しずつ積み上げられていくのだ。
そのへんのおばちゃんに記念の撮影をお願いしたが、明らかに人選ミスだったようだ。
ある意味画期的なアングルと傾き。
お父さんなんて見切れちゃってるし。
その後は頂上でのんびり。
ここは売店も結構あるし、きれいなトイレもあるから子連れでも安心だ。
りんたろくんはくるくる回るソフトクリームでずっと遊んでいた。
遊びすぎて抹茶ソフトの抹茶部分がはずれてしまい、非常にお父さんは焦りましたよ。
そして、実にシュールな顔出し看板に挑戦。
かつてこれほどまでにやる気のない顔で、顔出し看板の写真におさまる子供を見た事がない。
お父さんも驚く程のローテンション。
頂上付近の弥勒菩薩の祠にきちんと合掌してお辞儀をするりんたろくん。
続いて景色のいい所でお食事です。
たそがれ始めるりんたろくん。
今君は何を思ってるんだろうね。むりやり標高1377メートルの場所に連れてこられて戸惑ってやしないかな。
そして軽装の方はご遠慮くださいという看板があったコースにて下山。
子供背負っては中々大変だったけど、気持ちのいいルートでした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
伊吹山からの帰り道、ちょっと関ヶ原によりました。
そう、まさにここ関ヶ原の戦いの決戦地(田んぼの真ん中にあります)なんです。
実に男の血がたぎるね、りんたろくん。
なんか正しい日本の子供の夏の風景と言う感じ。
なんかお父さん、こんな日本の原風景的な空気が大好きなんです。
きっとお父さんも自分のお父さんにこういうとこ一杯連れてってもらって、その記憶が心に染み着いているんだと思うよ。君もそうなってくれれば良いけど。
まだまだ当分はお父さんの遊び相手でいて下さいね。一緒に歩いていこう。
夏の一コマでした。
りんたろ登頂記〜伊吹山〜
記事が気に入ったら
股旅ベースを "いいね!"
Facebookで更新情報をお届け。
MATATABI BASE
この記事へのコメントはありません。