四国八十八ヶ所の旅

四国八十八ヶ所 徳島編〜ヘロヘロ遍路野郎の旅路〜

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カヌー野郎の祭典5月が終わって世は梅雨入り。

この時期になると雨で外遊びも出来なければ、例年体調不良で体が重い。

重い湿気のせいで髪の毛はグネりまくり、ゲソヘアー化も止まらない。


でも梅雨時期は、雪山もやる僕としては1年の内で唯一骨休めできる時期でもある。

なのでこの時期は大人しく家の事に専念して、良いお父さんでいるわけです。(たまに脱走してダークヒーロー化するけど)


てことで、相当久々に「あん時のアイツシリーズ」で過去の旅をまとめて行こう。

最近読み出した人は何のこっちゃ分からんだろうけど、ブログ開設以前の旅をコツコツまとめて行ってるんですよ。

今回で第27弾。

なんだかめんどくさくて後回しにしてきた「四国遍路八十八所の旅」を書いておく。


もちろん今朝の朝飯も思い出せない僕が、当時の記憶をちゃんと思い出せるわけもないから断片的だ。

一応ノートに記録は取ってあるんだけど、内容が重すぎてここでは書くのはやめておく。

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当時は随分思い悩んでたからなあ。(今もか?)


ってことでサクッと思い出す出来事だけ振り返っておきます。

おヒマな人だけどうぞ。


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最初にお遍路に行ったのは2007年9月。

当時結婚&養子入りを期に、5年ほど勤めた岡崎市の会社を辞めた直後。

1週間ほどの休みがあったから、その内の数日を使って四国に旅立った。


当時は今のように登山なんてしてなくて、体重も80kgオーバーのデブ野郎。

ランニングもしてなければ、1km歩くだけでゼェゼェ言うような貧弱男。

それがなぜ歩きで四国を巡ろうだなんてトチ狂ってしまったのか。

やはりこの体に流れるおマゾ神拳伝承者の血が疼いてしまったんだろう。


で、徳島の1番札所「霊山寺」へ。

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ここでお遍路さんグッズ一式(菅笠、金剛杖、白衣、輪袈裟、念珠、納札、納経帳、経本、ろうそく・線香)をご購入。

あとで聞いた話だと、みんなここで買うからちょっとお値段高めらしい。

慣れた人はもっと別の場所で買うらしいが、そのへんのはまり具合も今のままである。


で、本堂と大師堂でお経を上げて納経所で御朱印を貰うって流れ。

これ、ちゃんとやると結構時間かかるけどちゃんと全部やった。

格好はこんな感じ。

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なぜこんな中途半端なトンネルの中で意味不明の格好で己撮りしてるのかは分からない。

ただ一つ写真から分かる事。

こいつ早速雨にやられているって事である。

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さっきのトンネルは雨宿りしてカッパを着込む前だったと思われる。

スタート直後から雨とはさすがである。

ちなみに当時は今の僕よりもさらにハードな雨野郎だったから、家で写真をプリントする際に「シアン」のインクだけは中々減らなかった思い出がある。

青空はあまり写ってなかったからね。


その後も彼はずぶ濡れになりながら旅を続けた模様。

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最初のうちは比較的寺と寺の距離が短く、スタンプラリー的にスムーズに事が進む。

と言っても体力ゼロの時代だけに、もうこの時点でヘコヘコ。


そしてこの日は6番札所「安楽寺」の「ここ」に宿泊。

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寺の宿房ではなく、この「門」が本日の寝床。

実は事前の調査で、公式か非公式か忘れたけど、この山門の中で寝泊まり出来るスペースがあるのを知っていた。

もちろん寺の人に許可を貰って中へ。

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このように門の中にこんなスペースと毛布がある。

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一見すると拷問を受けてる罪人のようだが、金のない旅人には実にありがたいのだ。


しかしである。

この日の夜。

毛布に何かが潜んでいたのか、全身が痒いのである。

しかも蚊の量もハンパ無いのである。

さらにあまりにもこの中は蒸し暑く、当時からお肌の弱い僕は瞬く間に全身あせもに。


地獄のような一夜。

全身が痒すぎて寝られない。

今も昔も変わらぬ安定感。

はやくも修行、四国の洗礼。


場所を移ろうにもまだ街中なので良い野宿場所が分からない。

ってことで、今じゃ考えられないが、タクシー呼んでビジネスホテルへ。

最高に情けない初日となった。


で、翌日またタクシーで戻って旅再開。

全身はまだ痒いが、お遍路しているだけで全てが神々しく見える。

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たらいうどんすら神々しく見える。

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確か9番札所の法輪寺付近の店。

これやたら美味かったの覚えてる。


そして吉野川へ向かう。

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途中で出会う小学生達全員が気持ちいいくらいの挨拶を交わしてくれる。

毎度四国では感動する場面だ。

そうこうしてると吉野川に到達。

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この時の吉野川は本当に美しかった。

しばらく沈下橋の上に腰掛けて、ボーッと眺めていた。


すると大抵地元のおっちゃんとかがわらわら集まって来るのが四国流。

四万十川もそうだったけど、こっちのおっちゃんたちは何かと言えば川の様子を見に来てはそこにいる人と井戸端会議を始める傾向がある。

この時もこのおっちゃんらとやたら話が盛り上がった。

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鮎の様子を見に来たようだが、いまはもう随分少なくなったとぼやいていた。

昔は水面が盛り上がるくらい鮎がいて、川に足を入れるとくるぶしを鮎が大量になでて行ったとか。

毎度四国の昔の川を知る人と話すと、たまらなく羨ましい気分になる。


その後この時のおっちゃんが本日の寝床まで車で送ってくれた。

歩き遍路だから迷ったけど、こういう縁を大切にして行くのもお遍路の楽しさだ。

本音言うと、もう足に来てたからだけどね。


この日は鴨の湯って温泉の隣にある「善根宿」へ。

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ここは地元有志が作った簡易寝床で、お遍路さんが無料で寝られる場所。

ここで「お遍路24周目」という強者とビール飲みながら語らった思い出がある。


しかしそのおっちゃんは色んな意味で強烈で、過去最強レベルの「いびき」の持ち主だった。

その威力はもはや善根宿ロックフェス。

さすがは四国24周目の実力。


結局僕は二夜連続でまともに寝る事が出来ずに、夜中に宿を脱出。

近くのファミレスで一夜を明かすというまさかを体験した。


初日にビジネスホテル、2日目ファミレス。

私は渋谷の家出少女なのか?


そして3日目は山場を迎える。

俗に「お遍路転がし」と呼ばれる12番焼山寺への急登登山の始まりである。

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余裕で佇んでいるように見えるが、多分この時点で口から胃液を垂れ流している状態。

そもそも登山なんてした事なかったし、むしろ登山やる人の気持ちがわからない時で山登りが嫌いだった頃。

体力無さ過ぎて、途中で何度も倒れながら這うように進む。


もうずっと「やめるか進むか」と自問自答しながら、泣きそうになって登って行ったのを思い出す。

当然こういう時はしっかり晴れて、灼熱の陽光で僕は脱水状態に。

「疲労で体が本気で動かなくなる」というリアルな体験をしたのもこの時が初めて。

まさにマゾ人生の黎明期である。


それでも根性だけで登りきって行くと、最後の長い階段の果てにお大師さんが神々しく登場。

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最後の方は意識も朦朧としていたから、この瞬間は鳥肌が立ったのを記憶している。

後半はずっと念仏唱えながらだったから、リアルに空海に出くわしたかと錯覚したほどだ。

今みたいにへたに体力ある状態で行っても、この時の感動は得られなかっただろう。

ヘコヘコ時代ならではの貴重な体験だ。


そしてなんとかお遍路転がしに転がされる事なく焼山寺を突破。

で、ひいひいと下山して、即座に宅急便で余計な荷物を送り返した。

もうこれ以上野宿道具を背負っての旅は無理と判断したのだ。

結局彼は一番しんどい区間を、使いもしなかった野宿道具背負って無駄にマゾッたのである。


もちろん野宿道具送っちゃったから、その日は民宿へ。

なんだかやたらと金使った旅になってるな。


で、次の日。

昨日散々太陽に苦しめられたのに、この日は再び雨でずぶ濡れっていう流れ。

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自分の事なんだけど、書いてて哀れになるよ。

しかも特筆すべきは、彼は昨日カッパまでも送り返してしまっていること。

結局コンビニでポンチョ買ってるという大馬鹿野郎なのである。


で、そんな雨の中で鮎喰川と出会う。

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これがめっぽうキレイでかなり感動したのを覚えている。

街中まで辿って行ってもこの美しさ。

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晴れていたらもっとスケスケだった事だろう。

堰堤の魚道を覗いていれば、養殖場かと思うほどの鮎の群れが。

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写真では見づらいけど、黒い点は全て鮎。

この四国の底力には敬服した。

「鮎喰川」という名前は伊達じゃない。

この時の鮮烈な記憶が、去年の四国清流行脚で数年ぶりに鮎喰川へ足を向けさせた要因となった。

まあ、去年も雨が降って撤退を余儀なくされちゃったけどね…。


その後は色んな出合いや、地元の方のお接待(オロナミンC貰ったりお菓子貰ったり)のおかげで順調に寺を打ち続けて行く。

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そして17番井戸寺(いどじ)にて今回は打ち止めだ。

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水曜どうでしょうで大泉が「イボ痔」って失礼発言していた場所ですな。

そして僕はここから電車に乗って1番に戻って家に帰って行った。

当時はまだ優しかった嫁が待つ新婚のマンションへ…。

あの頃は…。

あの頃はよぅ….。



そしてこの時は「次に続きを打ちに来るのは何年後かなあ?」なんて思ったものだ。

きっとまた悩んだ時に来るんだろうなと。

10年後くらいかなあと。


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翌年。

あれからわずか1年で僕は井戸寺に立っていた。

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実は転職先の職場が猛烈に忙しい職場だった。

慣れない土地、嫌いな大都会での訪問営業件デザイン。

一件一件飛び込みで営業しては断られ続けて疲弊し、夕方から深夜までデザイン業務。

僕は瞬く間に追いつめられ、代休と連休が合わさったタイミングで気づいたら四国に渡っていたのだ。


そして意気揚々と井戸寺から歩き出して5歩目。

当時の記録によると、なんと開始5歩で左ひざを痛めると言うまさかを炸裂させている。


そんな愚かな男にでも、四国は優しく語りかけて来る。

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たとえ出ばなをくじかれても、今日一日を大事に生きるのである。

しかしその後の記録では、「左ふくらはぎをツる」と書いてあった。

そしてふくらはぎを揉んでいる写真もしっかりと己撮りされている。

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体力はないが、こういう余計な己撮りの技術だけは当時からしっかりあったようだ。


そしてそんな足を引きずりながらも、せっかく来たから無理矢理進んでいく。

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でも結局この日は18番に辿り着けずに途中の民宿へ。

散々歩いたつもりだったが、民宿で体重計に乗ってみると1kg増量していたというまさか。

身も心も前に進めなかったよく分からない一日だった。


翌日は順調に歩みを進めて行く。

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しかしこの日は大快晴。

灼熱地獄の中での脱水行脚となり、途中で何度も水浴びしながらの厳しい行軍。

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9月とは思えない強烈な残暑にぶち当たり、確か記録的な猛暑だった。

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ちなみにこの時の金剛杖が、後に雪の養老山で「聖なるピンチヒッター」として登場する事になる。

トレッキングポールを片方なくした後に無理矢理再登場させた回だった。

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この時は聖なる力を借りたつもりだったのが、買ったばかりのiPhoneを落してバキバキにするという悲劇を味わった。

我が人生、いつになったらこのような修行を終える事が出来るのだろうか?(参考記事:聖なるピンチヒッター〜養老三山〜


そしてその後も脱水状態のまま、急登の20番鶴林寺への登山道へ。

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ここでもグヘグヘになりながらなんとか鶴林寺突破。

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しかしこの後の下りでひざがガクガクになって棒状に。

当時はガラスのひざだったので、これが記念すべき初のC3-PO化の瞬間だったかもしれない。


そしてロボットダンスのような足取りで那賀川を越え、21番太龍寺を目指す。

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納経所の最終受付時間は17時。

そこに間に合わなかったら、翌朝7時くらいまで山の中の寺前で夜を明かす事になってしまうから焦る焦る。

結局リアルに限界を突破しながらも、なんとか17:02に太龍寺着。

本当にこれ以上ないヘロヘロだったのを思い出す。

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無事納経を済ますと、暗くなる山中を必死の下山。

信じられない事に、当時ヘッドライトを持って行ってなかったからメチャメチャ恐ろしかったのを覚えている。

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とにかく目が見えるうちに民宿を目指そうとひたすら走った。

今思うと、この時が我が人生初のトレイルランニングの瞬間だったかもしれない。


で、民宿着いたら予約してないから空いていないというまさか。

結局「夕食は出せないけど布団部屋で良ければ」っていうご好意に甘えて何とか泊まれた。

それでもボロボロの僕を見て哀れに思ってくれたのか、なんとおにぎりとおかずを用意してくれた。

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これはほんとありがたかったなあ。


腹も満たされ、ホクホク気分で洗濯していた服を取りに行く。

するとどうだろう。

輪袈裟の色が落ちて、大事な白衣がピンク色に染まってしまっているではないか。

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こんなショッキングな色したファンキーなお遍路さんを私は知らない。

まさかここに着て林家ぺー的な悲劇に見舞われるとは…。

あくまでも四国は私に厳しい。(まあ自分のミスなんだけど)


で、結局さすがにピンキーお遍路さんではカッコがつかないから新しい白衣を購入。

でもXLしかサイズがなくて、こんなブカブカ状態。

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なにやら白い幼稚園ズックを来た変態中年のような佇まいに。

なんだかこれで一気にやる気がなくなった挙げ句、見ての通りポツポツと雨が。


なんだか気持ちも折れ始める中、それでも歯を食いしばって行軍を続ける。

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頑張って22番平等寺突破。

なんとか徳島県のラストである23番薬王寺までは行っておきたい。

しかし体力は完全に底をつき、XL白衣と雨のせいでテンションも上がらない。


で、ついにギブアップ。

22番と23番の途中にあった駅に駆け込んでノックアウト。

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そしてこの時点で「パァァァ」と太陽が出てきたのは言うまでもない。

結局散々に惨めな途中敗退と言う形で、彼は四国を去って行った。

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結局彼は救われたのだろうか?

むしろ色々と打ちのめされてる感じがしないでもない。

色々と感じるところはあったが、今見るとほんと情けない旅だったように思える。


こうして二度目の挑戦は高知県に入る一歩手前で終了した。

果たして今後続きがあるかどうかは分からない。

また色々と悩んだ時にきっと四国に呼ばれる事だろう。

それは「今」な気がするが、いかんせんここまでのんびりと四国に行く時間が無い。

我が家のお大師様は中々私に厳しいのである。


と、こんな感じの苦い思い出の旅でした。

今も昔も相変わらずだと言われればそれまでだが、まあこれはこれで良い旅だった気がするよ。

大事な事は「周りとの調和」なんだと思い知った旅。

もっともっと周りに対して優しく穏やかになれるように精進して行かないと。

まずは嫁に笑顔と優しさが戻るよう、この梅雨時期は大人しくしておきますね。


そんなお遍路の旅路でございました。

ご清聴ありがとうございました。





四国八十八ヶ所の旅 〜つづく?完?〜



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